絵本に出てくるみたいなストーリーを感じるお店

11月8日

 
きのうは、家族3人で
何年ぶり？というぐらい
長時間に渡っての会話をした。
妻は、ちいさなパン屋さんをもつことが夢だと話してくれた。
楽しそうに話すので、もっと聞きたくなった。
息子も同じ気持ちのようだ。

具体的に、どういうプラン？

京都でも、自然が多いところあるやん。
そういうとこで、小屋みたいなパン屋さん。
近くに河原があるとか、森があるとか、
絵本に出てくるみたいな
ストーリーを感じるようなお店、よくない？

いいやん！
いまも実際にパン焼く仕事してるんやし。
それに、あのパン人気あるんやろ。
ま～るさんは、かあちゃん抜けたら困らはるかもしれへんけど…。
あ、でも、かあちゃんが焼いたパンを
仕入れてもらってもいいんちゃう？

そんなうまくいくかは、わからへんよ～

妻は、ずっと笑顔だ。
好きなことを話すときって
こんなにイキイキするの？！
息子も、ノリノリ。
いいなあ。ボクの夢にも、そんなふうに賛同してほしかったな～…。

「あれ？　ボクの夢って何だっけ」

自分が自分に問いかけた。

「妻と息子の笑顔がそばにあること。
家族のシアワセを守り続けること」

そんな答えが見つかったとき、
森の入口に建つパン屋さんで、
妻の手伝いをしている自分の姿がポワンと浮かんだ。
 
 
 

滋賀のパン屋、大阪の山の上のパン屋、大原の古民家カフェ

11月18日

家族の休みが合う日は、少ない。
それでも、都合をつけて、何度かドライブをした。
妻が憧れている滋賀のパン屋さんや
リバーサイドの薬膳カフェ、
大阪方面の山の上のパン屋さん、
大原の古民家カフェなどへ。
ロケーションについて、建物について、
パンの陳列について、もちろんパンの味について
それから、スタッフの接客についても
車の中でおしゃべりが尽きない。
…なんて楽しい！！
 
 
 

ステキだなと思ったお店の写真の切り抜きスクラップブック

11月23日

妻は、おいしいパン屋さん情報とともに、
ステキだなと思ったお店の外観、インテリア、
小物などの写真の切り抜きなどを
スクラップブックにまとめていた。
きっと、スマホとかない時代から集めていたんだと思う。
年季の入ったスクラップブックを
ぺらぺらとめくりながら妻に伝えた。

この夢、ぜったい叶えたいな

…

無言の妻の目は
「ラーメン屋の夢は？」と尋ねていたけれど、
「それ以上は聞いてくれるな」と
ボクも目で答えた。