JR円町駅から徒歩5分ほどの丸太町通沿いに「カレーとお酒のお店 SUNLIGHT」がオープンしました。
店主の井筒紘平さんは、妻の愛さんのご実家が営む飲食店を見て、自分も飲食の道に進みたいと思ったのだそう。ですが、独立まではカレー店での経験はありませんでした。
なぜカレー店をオープンすることになったのか?物件探しやリノベーションはどのように進んでいったか?ご夫婦に詳しくお聞きしました。
今回は、前後編に分けてご紹介します!
カレー店をすることになったのは
この物件に決まってからです
――このお店をオープンされるまでは、どんなお仕事をされていましたか。
井筒さん:兄と共にインターネット通販を手がけていたのですが、妻の実家が飲食店を営んでいまして、お義父さんが働いている姿が素敵だなと思っていたんです。直接お客様に接して、喜んでもらえるのはいい仕事だなと思い、飲食店に転職することにしました。妻の実家とは別の海鮮居酒屋で、5年ほどお仕事をさせていただきましたね。
愛さん:子供たちが魚がすごく好きだったので、海鮮居酒屋にしたそうです(笑)
――お子様の好みが転職先の決め手だったのですね!(笑)
独立して、今のようなカレーとお酒のお店をオープンされたのは、どんないきさつだったのですか。
井筒さん:元々独立願望が強く、いずれは何らかの形で独立をと思っていました。インターネットで気になる物件を片っ端からあたり、不動産屋さんにも「いい情報があったら教えてください」と伝えていたんです。子供が何かあればすぐ帰れて、妻にも手伝ってもらいやすいように、家から通える範囲で探していました。
愛さん:私たちはこちらが地元で、実は小学校の同級生なんです。
――小学校からですか!すごいご縁ですね!
愛さん:はい、まさか2人でカレー店をやるなんて思いもしませんでした(笑)。
井筒さん:独立に向けていろんな料理を試していたのですが、そのうちの一つがカレーでした。
愛さん:物件を探している際に、たまたまカレー屋さんの跡地という状況が多かったんです。成功されて、手狭になったから移転するというパターンを見て、心に残っていました。
井筒さん:でも、最初に見た物件では他の業態を考えていたりもしたんです。いろんな物件を見ながら「ここならこんな業態がいいな」と想像を膨らませていましたね。カレーをやろうと決めたのは、この物件に巡り合ってからです。カレーだけに特化するか、定食や一品も提供するかは、オープンするギリギリのタイミングまで悩みました。
――物件に合わせて業態を決められたのですね!ここを選んだ決め手は何だったのでしょう。
井筒さん:一番の決め手は立地ですね。自宅から通えるということはもちろん、大通り沿いなので人通りが多く、大学が近いので学生さんもよく通る場所なんです。目の前が信号なので、信号待ちの際に目にとまる環境もいいなと思いました。お店を始めるにあたって、まずはいろんな人に知っていただくことが大事だと考えていましたので。当初想定していたよりも若干狭かったのですが、妻にお昼だけ手伝ってもらって、基本は1人で店を回していくというスタイルを考えたら、これくらいがちょうどいい広さだと考えが変わりました。
――当初考えておられた条件に一致することや、お客様の目に付きやすい立地に惹かれたのですね。コトスタイルは内装をお手伝いさせていただいたそうですが、どういうきっかけで知っていただいたのでしょうか。
井筒さん:コトスタイルさんは、物件を探している時にインターネット上でお名前を知りました。今とは違う物件を見ていた際に、内装の詳しいことをお聞きしたくて問合せたのが最初です。結局そこはお話がなくなったのですが、内見やお見積の話まで進んだので、ここに決めた時もお願いすることにしたんです。初めての開業で、内装の細かいことが全然わからないので、いろいろ教えてもらえてとても助かりました。
愛さん:工事の流れや、この物件にどんな工事が必要なのか、細かいところまで相談に乗っていただきましたね。
――なるほど、工事のスケジュールやどんな工程が必要なのか、明確になったことが大きかったのですね。
次回は、リノベーションがどのように進んでいったのかを詳しくお聞きしていきます!
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