答えがない難問と困難にきみはどう立ち向かうか
HARD THINGSはアンドリーセン・ホロウィッツという
ベンチャーキャピタルのベン・ホロウィッツさんという方が書いた本です。
彼がベンチャー企業を立ち上げてから、バイアウトするまでの
リアルで生生しい起業家ストーリーを描いた本でした。
業界も違えば企業の規模も違うけれど
経営をさせて頂いている自分には、経営の辛い部分や
シーン毎に、どのような考えかたを持つとベターなのか等
勉強になる点が、いくつもあって面白かったです。
正直言うと、共感しすぎる部分が多くて
なかなかこういった公の場所では書けない内容ばかり、、、
いつものようにツイッターでつぶやく事もできず
そっと、胸の中に納める内容が大半でした、、、笑
目指すべきリーダーシップの定義
そんな中ですごくいいなって思ったのがリーダーシップの定義です。
・ビジョンをいきいきと描写できる能力
・正しい野心
・ビジョンを現実化する能力
それぞれどれも重要な内容だったので
ひとつずつ僕なりに次のように捉えました。
・ビジョンをいきいきと描写できる能力
極端な言い方だけれども、社員が会社に居続けたいと
言えるほどの明確且つ創造的なビジョンを描けるかどうか
そして、それらはストーリーとしてスタッフにも共感できるものであるか。
会社がどんなピンチを迎えても、それを乗り越えるために
スタッフがついてきてくれるようなビジョンを描けるか。
・正しい野心
利己的、非情、冷酷といったリーダーではない
スタッフや関わる人々にとって良い結果を導く野心を持つこと。
噛みくだした言い方がすごく難しいけれど
要は、自分だけの目的や利益に野心的になるのではなく
自分以外のコトに野心的になる人でなければいけないというコト。
・ビジョンを現実化する能力
正しい野心で描いたビジョンを現実化できるか。
言葉だけではなく行動として推し進める事ができるか。
当然多くの困難が立ちふさがるけれども
それを、関わるメンバーと共に超える事ができるか
先陣をきって、壁を超える事ができるか。
規模も違えば業界も違うけれど
すごく大切なことだと改めて感じさせてもらいました。
これからコトスタイルというチームで
関わってくれている多くの仲間にとっても
良い結果が出せるように
まずは、僕自身がリーダーとして成長しないといけない
そう思わせてもらった本でした。