マネジメントとは

HIGH OUTPUT MANAGEMENT

3年前に学び始めたグロービス経営大学院の

最後の授業も終わり、一旦修了要件は全て獲得させていただきました。

ただ、正直なのところ、これで終われたとは思っていなくて

納得行くまでもう少し学び続けることにしました。

 

4回目の4月期は経営道場といって

松下村塾みたいな感じで本を読みながら自身と対話し、

さらに仲間と対話することで、自分を深めるという内容。

改めて、なぜ学んでいるのか、成すべきことは何かを探そうと

いつも通りのDAY1を過ごしてきました。

 

インテルの社長さんが書いた伝説の書籍で

内容は、まさに今学んでいる事が凝縮された感じ。

オペレーションや、人事、リーダーシップ

組織論などなど、、、普通に読み応えある。

さらに驚いたのは1984年にかかれていたという事。

何もない時に、このような体系立てた経営を

考えるだけでなくカタチにしていることが本当にすごいと思う。

 

当時ここまで丁寧に経営論について記載された書籍はなかったらしく

多くの経営者のバイブルになっていたという話を聞いて、ただただ、凄いなと。

 

何もないところから実践を積み重ね

今MBAで学んでいるようなものを作り込まれるという

実践力は半端じゃないと思うし、見習わなければいけない。

 

また、そんな偉大な人が経営論を探求した結果

究極は人であるということが書かれていることにも共感した。

 

一番の刺さったのはマネージャーの仕事が

部下の成果でしかないという言葉。

権限委譲によりいかに成果を出せるかということ。

 

僕自身も20代のころに部下の仕事をみるように言われたけど

なかなか仕事を任せることができなかった。

このことについても、おせっかいだと言い切っており

今だからわかる共感がものすごくあった。

 

むしろ権限委譲をしないという事が

どれだけ将来の成長に対して機会損失を生んでいるか。

もちろんマネージャーとしての責任だったり

やりたい仕事や手放したくない仕事というものへの理解もあるけど

マネージャーならば理解しなければいけない事だと読ませてもらった。

 

そして、今の組織でも。

そんな事に直面しながらも、ものすごく難しく感じている人が多くいる。

そんなリアルが僕たちにとっては大切な課題だと感じてる。

 

では、そんな課題をどのように解決していくか。

その解決策として重要なキーワードが人であり

人に対する人間力を磨かなければいけないという話につきる。

 

まずは僕からスタッフへ。

そしてスタッフからスタッフへと。

 

組織として権限を移譲することに前向きでいられるような

組織風土を作っていこうと思う。

 

人に任せるということによって、人が成長する機会を生み出す。

そして仕事を通じて、組織と仲間が成長できる場をつくる。

本当に仕事は奥深いくておもしろいと思う。

カテゴリー: MBA(経営学修士), ヒトリゴト, 仕事論, 読書メモ   タグ:   この投稿のパーマリンク

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