カスタマージャーニーとブランディング
年末に注文していた本が届いた ※年始に書いたブログです。
前回のブログでも書いたカスタマージャーとブランディングを教わっている講師
鹿毛講師の書籍「心が分かるとモノが売れる」
インパクトのある講義内容に加え頭から離れない予習。
そんな状況の中で届いたもんだから、速攻で読み切った。
講義で話されていたエピソードももちろん随所で登場するけど
マーケティングがいかに変化してきたからこそ
このような講義スタイルをとられているかという事がわかった気がする。
人間について知るという事が一番大事なんだと
なんども、なんども、伝えられながら
今までの自分の生き方や考え方について猛省するとともに
これからすぐに切り替えて生きて行こうと決意した。
昔のように情報や物の種類も少ないときには
いわゆるマーケティング論としてのSTP4Pといったフレームワークも通用する。
もちろんマーケティングで抑えるべき点はMECEになっているので
決して利用するべきではないという記載もあったが
では、何がかわったか、その解としてSTPの限界について触れられている。
“既存の体系化されたマーケティング理論が得意とするのは、
あくまでも本人が気づいている「感情」や「意識」です。
人間の行動の95%は無意識によって支配されているというのが定説ですが、
自分でも気づかない心は、本人にも説明できません。
マーケティングのフレームワークは常に、この潜在的な心の課題を突きつけられています。”
この一文からもわかるように、人がものを購入する時のことについて
ほとんど無意識で購入するという事が記載されている。
昨日のお昼ご飯や、先週に買った服などの理由を覚えているか。
でも、この無意識に購入している部分を知るということが
人を知るという事であり、マーケティングで最も大切な事だと理解した。
しかし、この根っこの心の部分を知るというのが本当に難しい。
“人は驚くほど、論理的な行動をとっていません。
人間の思考や行動は5%の顕在意識と95%の潜在意識で成り立ってます。
そのため、お客様本人も気づいていない心のツボ=インサイトを探り当て、
クリエイティブを通じてアプローチすると、すさまじい効果を発揮することがあります。”
まあ、簡単なことであれば、世の中はヒット商品だらけになっているし
おっしゃっていることは凄く腑に落ちることばかりだった。
さらに本書でも講義でも続く
“自分のインサイトもわからないのに、他者のインサイトを理解するというのはとうてい無理な話。”
結局自分の行動に対しても、もっと知るという事が重要であり
自分の本当の根っこの部分の、なんでそれ買ったのかみたいなところの
無意識の意味を探るようなことをトレーニングしないといけない。
そう考えると今まで本当にしょうもない買い物をしてきた気がする。
まあ、これから切り替えれば全然いいし、やるしかない。
最後に響いた言葉
‘心のツボを掘り当てるには、一人の客としての自分の行動や感情、意識に目を向け、
克明に再現すること、これらを生み出す自分の心理を深く理解することが欠かせない。
一流のマーケターになる前に必要なのは、一流の消費者になること。”
本当にそうだと思う。
3ヶ月後どうなっているだろうか。
本気でワクワクするし、ドキドキもする。
この歳でこの感情を取り戻せたことにすら
すごさを感じて仕方がない。
※ここからは今日書いてます。
とまあ、あれから半年ほどが過ぎようとしていることに唖然とするけど
未だ良い消費者には到底なれていないし、なんなら少し意識も薄らいでいる気がする。
本当にこれで終わってよいのか?
なんのためにあんな努力したのか?
今一度、あの頃のことを脳みそに焼き付けないといけない。
頭フルに使い倒すために糖分を補給するために
ガンガン頭に汗かいて
31アイスクリームを毎日食べないといけない。