エマソン妥協なき経営

経営管理システムの構築

先日読んだ現場が動き出す会計に続いて

アカウンティングクラスで紹介してもらったので読んだけど

久しぶりにすごく難しい本で理解しきれなかった。汗

 

ただ、言わんとしている事はクラスを通じてかもしれないけど

しっかりした経営管理システムを構築すること

そして、その経営管理システムをPDCAで回し続ける事によって

経営管理システムの構築に終わらず向上させることが

経営においてとても重要な営みであるということだと思う。

 

しかし、当然この経営管理システムを構築することがまず難所であり

とても簡単なものではなく、それぞれの企業によって

どのようなものが最適化は変わってくる。

今、学んでいる講師の方の言葉がまずは刺さったので備忘録に記載します。

 

“徹底して考えて自分の考える勝ち筋に沿った

組織・文化・人事・制度・インフラ(・経営)を作っていくのかがカギ。

その一貫性と徹底度合いが大事なのだと思う。”

 

エマソンでもものすごく徹底した経営管理を行っていた。

まず、マネジメントという仕事とは何か。

これは、成長と利益率の目標達成を支える投資機会を見つけ、

それに取組み成功させることと書かれている。

この入口の言葉を読み、想いだけではいけない

成功につながるファクトとロジックが本当に重要なんだと感じた。

 

そして次に経営者が今何をすべきかわかっていないのではなく

何をすべきかわかっているにも関わらず何らかの理由ですべきことをしない

といった視点はものすごい自分に跳ね返ってきた。

そして、エマソンでの実例を読み進めたが

これはエマソン流の取組でありとても共感する事もあれば

自社では、まだ取り入れるべきでは部分がある事も感じられた。

 

“同社の成功要因を突き詰めると、事業戦略をきちんと策定し

それを着実に実行するという、経営の一つの基本を堅実かつ徹底して

実践したことにある。そこには派手さや新規性はないが、

そのように経営の基本を守ることで、これだけ長期にわたり

高業績を上げ続けることができるということだ。”

といった、最後に記載されていた訳者の言葉も重い。

 

いかにやるべき事を組織の中で決めるか。

そして全員が合意して徹底的にやりきることができるか。

当たり前だけど、とても重要な言葉であり

これから作って僕たちも、僕たちらしい経営管理システムを構築して

さらに良い企業となり続ける事を目指したいと思う。

 

今、ベンチャー系の科目を受講しているのと

リーン・スタートアップを朝に読んでいるけど

この経営の本質は繋がっている事に感動した。

 

もちろん、古い経営とひとことで済ましてしまうと

新しいものに脱却しないといけないと考えてしまう。

だけど、古いものの中には普遍的で重要なものも当然ある。

そして、多くの企業が、それを実践し成功している背景もある。

 

この当たりの勘所が経営のセンスでもあり

学びの先にあるものなのかなと最近は考えるようになってきた。

いずれにしても、まだまだ課題は山積みであり

経営について何もやれていないわけで内省に終わらず

本当にやるべき事に注力するためにも

やらない事をそろそろ決めないといけないのかもしれないなんて

少し考えたりしている週のはじまり。

まあ、今週もがんばりましょ。

 

カテゴリー: MBA(経営学修士), ヒトリゴト, 仕事論, 読書メモ   パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です