あすか会議2023

一年の成長と新たな課題に気づけた週末

(写真:GLOBIS経営大学院より)

 

一年前想像を絶する知のシャワーを浴びたあすか会議。

そんなあすか会議からあっという間に一年が経ち。

あっという間に今年のあすか会議も終わってしまった。

 

前回は圧倒的に違いを見せつけられた感じだったけど

今回は、前回に比べると少し違う感覚だった気がするけど

まずは、記憶が新鮮なうちに、振り返りから行おうと思う。

 

初日は歴史から学ぶリーダーの在り方

歴史から学ぶという出口さんのあすか会議の動画が

自分のGLOBIS経営大学院への入学のきっかけだったので

とても興味深い内容からスタートした。

 

リーダーとは小欲に囚われてはいけない

小さな欲求による己の損得感ではなく、

大きな事を成し遂げようとする大いなる欲求が大切であり、

自己犠牲ではなく、自分を満たしつつ大欲を果たすという話は印象的だった。

 

目先の損得で物事を判断するのではなく

本当に成すべき事に目を向けて判断できることがリーダーには必要。

一方で、大欲に小欲は含まれているため、決して自己犠牲ではなく

自分を満たしながら成長していけばよいという話は腑に落ちた。

 

リーダーとして、まだまだ未熟ではあるけれど

いかにして、リーダーとなるべきかというヒントになったと思う。

 

次に印象的だったことは、できない事を考えるのではなく

どうすればできるかを考え尽くすことが大切であるという話だった

 

普段から、そのように考えようとしているけれども

大欲という観点でそのような思考を維持できているか?

自分が役にたつ為には、何をするべきか?

改めて、そんな問いに対して考え尽くす事が本当に大切だと感じた。

 

そして、環境や仕事が人を作り上げると言われる中で

自分が伸して行く為には成果を出し続ける必要があり

本気で成果を出し続ける為には自らで考えた事を

如何なる立場でもどのような境遇でも必要な人へ伝え続けるという事、

勇気を持って自分が未来に対して攻め続けるという事、

改めて、環境のせいにするのではなく、自分と向き合う事の大切さを感じた。

 

大欲について、志について、企業の目指す方向を考えながら

ムーンショット的思考を生みだす経営者の発想力という分科会へ

ムーンショットとは何か?漠然としている中で感じたこと。

それは、ムーンショットは教えてもらうものではなく、自ら考えるものであり

いかに、それを実現するかという事を考える方が重要だという事。

 

ムーンショットは実現しないと意味がない

その為にプロジェクトマネジメントが大切。

どう実現するかを考え尽くす。

how muchではなくhow wonderfulに 魅力的な市場を目極め

目線を上げてワクワクする事を発想する。

想いを強く持ち続ければ、いずれ出来る時代が来る。

 

アポロ13号が月へ到達したように

まずは、言葉として言い切ること。

だから技術や世界が言葉に追いついてくる。

ここでも、自分の志が軸となる。

 

また、ここでも今の当たり前を常識と捉えている事がもうヤバいことや

硬直的な思考の癖を取り除く為に様々な工夫が必要であることや

めちゃくちゃ俯瞰的に自分や組織や仕事を見たり。

とにかくいろんな人に会って知見を広げることの重要性を学んだ。

 

次に、また異なる文化会としてAI時代のブランディングはどう変わるか?

といった生成AIによるブランディングの変化について学ぶ分科会へ

憧れる経営者の方々はみんなAIに超前向きだったのが印象的だった

むしろ、AIによって文章やテキストの価値は高まったということ。

 

一方で人による信頼や共感といったものがより重要になっているということ。

そして、個人のパーパスや働き方が、より重要になっていく事によって

企業の関わり方など人に対する考えがさらに深くなっていくという

結論はめちゃくちゃ共感出来る内容だった。

 

そして、次の分科会では、そのような時代でいかに企業を強くするか。

リーダーとして、いかに人にアプローチするかという分科会へ

会社を捉え直すというよりは過去を受け入れ会社をもっと良くするという想い。

その想いを実現するための戦略を描くことが重要であるということ。

 

その為に時間軸でファクトを抑える。

過去を受け入れ、目的としてToBeを描き

目指すべき絵を解像度高く共有する。

 

そして実行フェーズでは人々の立ち位置による違い価値観の違い

といった違いから学ぶ事で信頼を繋き

共に自然に行動できる組織へと強い想いで突き進むことの大切さを学んだ。

 

また、市場を選ぶ時には本当に自分がワクワクしてやりたいという

市場を選べているかということも重要である。

市場の成長性も大切だけど、経営者の誰もが経験するハードシングス。

そんな、折れる状況に立たされたとしても

やり切る上で重要な要素がワクワク感だという話は本当にそうだと思った。

 

聞きながら、本当に経営者って何なんだろうかと思うことも多々あったけど

まわりがとれないリスクをとって、大きな責任を背負う事で人生がより豊かになる。

そんな言葉が、今の自分にとっては本当に救いの言葉となり。

今の自分を俯瞰しながら、これからの事を考えながら、今年のあすかが終わった。

 

そして、一年ぶりのあすか会議が終わり、

自身の目標を成し遂げた人達の言葉を聞いていて今感じている事は

一年間学んできた事の振り返りの集大成であるという事で

ここに来なければ知る事ができなかった経営学という学びの重みだった。

 

おそらく、一年間学んできた事を知っている人は

学びをガンガン使いながら自分のものにしているし、言葉として発している。

これこそが、めちゃくちゃ大切なことなんだと今は思っている。

学びを実務に活かそうと、色々必死でやっているけれど

それも、トライアンドエラーで経験値をどんどん高める事が大切で

そんな経験に対する逆境に折れずに進む先に

未来が描けるようになっているんじゃないかと思う。

 

そしてもう一つは、テクノロジーの変化がすごいスピードで

トレンドはAIだったにも関わらず、どの分科会でも人へと立ち返る話が中心だったという事

AIを受け入れる事で、より人への大切なものが明確になっていく

本当に経営は人なんだと改めて思った。

 

コトスタイル株式会社も気づけば13期で株式会社グッドランプは6期

まだまだスケールできているわけではないけれど

ここまでよく続けてこれている理由、根っこの部分をしっかりと言葉にして

このタイミングでこんな復習のシャワーを浴びれた事を

いかに自信につなげて、前進できるかが、卒業年度だと思うし

この自信をしっかり伝えないといけない人たちに伝えていきたいと思う。

 

そして、人が人と関わることで生まれるビジネス。

サービスかプロダクトか、これから僕がどんなコトを生み出すか

まだ、自分のなかでも明確に描けているわけではないけど

もっともっと仕事を通じてワクワクしたいと心から思ってる。

そして、ワクワクみんなで共有できる組織を拡大させよう。

ほんとうに、良い大学院に入ることができた

感謝しかない、あとはやるだけ。

カテゴリー: MBA(経営学修士), ヒトリゴト, 仕事論   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

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