キャリアについて想うこと

スタッフの退職とキャリアについて

今日、ひとりのスタッフが退職した。

3年間勤めてくれて、本当にありがとうと言いたい。

たくさんある会社の中で、僕たちを見つけてくれた事。

そして、選んでくれた事にまずは感謝したい。

 

僕は、決して同じ企業に長くいなければいけないと思っていない。

企業で働けば能力も高まるし、その能力以上の事を求めると

当然、転職であったり、学び直す為の時間をつくるべきだと思う。

でも、一方で、一緒に働いているとやっぱり長く働いてほしいと想う。

矛盾していることはわかっているけど、これが素直な気持ち。

 

ただ、ひとつ退職するにあたって、大切にしていることがある。

それは、繋がりを大切にしてほしいと思うこと。

この会社で学んだ能力を次の会社で活かしてほしいと思うし

この会社で関わった人たちとも繋がりを途絶えさせないでほしい。

 

本当は、もっともっと良い会社を経営できる力が僕にあれば

ここで、成し遂げたいことに挑戦させてあげられたかもしれない。

なにより、今の会社は僕の能力で決まってしまうわけで

仲間がより高い目標を求めて退職という選択を行い、巣立っていくことに

もっと、経営者としての能力を高めないといけないといつも思う。

 

これは、僕自身の過去の体験からきているのかもしれない。

小学校の時に親友が急に転校したときに感じた寂しさや

そこから夢中になってやってきたサッカーで挫折しかけたけど

それを助けてくれた仲間がいて、努力の可能性を知れたことや

自分自身が転職を通じて、自分の能力開発を行い続けて独立できたことなど

 

だけど、本当に今の実力では、今いる仲間に対しても失礼で

長くいたいと思えるだけじゃない。

長くいることに、意味がある会社にしなければいけない。

働きがいの可能性に溢れていて、働くことが楽しくて仕方ない

そんな会社を創ることに、夢中にならなければいけない。

 

また、ひとりの退職する人から大きな事を学ばせてもらった。

本当にありがたいと思うし、僕もそんな気持ちを繋がないといけない。

最後に、話してくれた目標に向かってがんばって!

カテゴリー: ヒトリゴト, 仕事論   タグ:   この投稿のパーマリンク

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