只今マーケティングについて勉強中の穴澤です。
今日から、マーケティングについての記事を
復習も兼ねて連載しようと思います。
独立開業への事業計画の作成や既存店の
経営計画の見直しにちょうど良いかも。
弊社も一緒にブラッシュアップできるように
しっかりと頭を使って書こうと思います。
さて、第一回では、事業の定義について。
あなたのオシゴトは何屋さんですかって事です。
美容室だったりカフェだったり。
弊社の場合なら、テナント仲介業と
店舗デザイン設計施工。
まずは、そんな風にイメージすると思います。
だけど、だったら、わざわざマーケティングなんて
シャレオツに考える必要はないですよね。
マーケティング的に事業の定義とは
何かという事を考えてみようと思います。
まずやる事は、あなたのお客さんはだれか
そして、どのようなバリューを与える事が可能か
について、考えてみてください。
例えば、美容室さんだったら
仕事で忙しいOLさんがお客様。
休みは休みでエンジョイしたい。
そんな要望に応えて、仕事の前後
普通なら空いてない、早朝だったり
仕事帰りでも通える深夜とか
他の店と、少し時間を変えるだけで
毎日仕事に追われるお客さんにとっては
飛びつきたくなる価値かもしれません。
すると、どうでしょうか、美容室として
髪を切るとか、パーマをあてるといった
美容室でできる事の他に、
時間をつくるといった価値が生まれます。
休日でしなければいけない用事を
平日に行えるようになると
休日をしっかり満喫できちゃいますもんね。
すると、どうでしょうか、この事業の定義
ただの美容室でくくっちゃっても良いでしょうか。
時間という価値を創る事業と考える事もできます。
すると、競合が変わってきませんか?
普通の美容室さんではなく、同じ戦略のシゴト。
深夜早朝営業の病院や、エステ、マッサージ
時間を買うという意味では、タクシーなんかも
場所によっては大きな時間短縮ができます。
普段休みに行っている事が平日にできる、
これで考えてみると、車の洗車、
ガソリンスタンドでも洗車をやってくれますよね。
休みの日に自分で洗う事を考えれば
こういったお店に頼む事で、休みという時間を守る。
こうやって廻りを探せば。結構ありますよね、そんな店。
では、次にこの美容室の定義を
休みを生み出す仕事と位置付けてみます。
すると、他にもサービスが浮かんできませんか?
例えば、美容室で洗濯物を一旦預かるサービス。
休みに出すのが面倒くさいけど、ここで受け渡しと受取ができちゃう。
これで、またひとつ休みの時間が創れました。
このように、事業の定義をを美容室から
少し視点を変える事で普通の美容室と
差別化できる強みが強調されます。
おそらく、癒しのひとときを求める方は来ません。
だけど、休みはがっつり遊びたい!美容室で
髪を切る時間がもったいないって思っている人なら
結構お店に来てくれそうじゃないですか。
これが、事業の定義を行う事で
ターゲットを絞り、バリューを生み出した結果です。
他店にはないUSPとして、しっかりとした
お客様の来店動機が創れている状態です。
逆に、美容室というカットやスタイリング
あたりまえにやっていますってお店。
事業の定義、、、う~ん、うちは万人受けの美容室
そんなお店もたくさんあると思いますが
どうでしょうか、事業の定義が一般的すぎて
他に、いくつもあるお店に埋もれてしまいますよね。
ここまで書くと、事業の定義がたいせつなものだと
感じて頂く事ができると思います。
マーケット理論っておっもしろいですね!
次回は顧客満足について書いてみます。
乞うご期待!
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