今日は、居抜きとスケルトンについて考えてみます。

 

居抜きとは、従前のお店が退去されたままの状態でして

そのままの状態で、多少改装は必要になるケースが多いですが、

使用できるという内容の物件です。

 

スケルトン物件とは、従前のお店が退去される時に

原状回復の中で、内装をすべて撤去されておられる状態です。

 

では、居抜物件とスケルトン物件どっちが良いでしょうか？

ぱっと思い浮かぶのは、もちろん居抜物件ですよね。

 

安くつきそうなイメージ。

 

いきなり居抜きで探していますって

ご相談を受けるケースも、実は結構あります。

 

逆に、いきなりスケルトンで探していますという方は

あまりおられない気がしますから、やっぱり居抜きの方が良いイメージ

があるのではないでしょうか。

 

しかし、僕達プロの目線からお話させて頂くと

実は、一概にそうでもないと思っているんです。

 

そこで、メリットとデメリットをしっかりと

まとめてみようと思います。

 

まずは居抜物件

 

メリット

・内装をそのまま使用できる為、工事費用を抑える事ができる。

デメリット

・従前のイメージが残っている為、ブランドイメージを出しにくい。

 

次にスケルトン物件

メリット

・一から工事を行う為、デザインの自由度が高い。

デメリット

・一から工事を行う為、最低限の費用はかかる。

 

といった感じでしょうか。

 

しかし、一概に居抜きと言っても、その後あなたが、どのような内装にしたいか

という考え方によっては、むしろ工事内容が増える場合もありますし、

スケルトン物件というものの中でも、天井や壁面の下地工事まで

終わっているものもありますので、その場合は費用が安くつく場合もあります。

エアコンがあるのと、ないのとでは、その費用も大きく変わります

 

ですので、いろいろ考え方を書かせて頂きましたが

結論的には、すべて物件コンディションによるという事が

大きな要因であると考えて頂けると良いかもしれません。

 

あまり、居抜きとかスケルトンにこだわらずに

たくさんの物件を見られるのが、一番良い方法だと思います。

物件選びは妥協なく、焦らず、じっくりと決めてください。

 

 

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