2024年3月にオープンした「spa&eyelash + CAFE SUItoFU」。前回は、コトスタイルに依頼したきっかけや物件探しのこだわりについてお伺いしました。
インタビュー2回目の今回は、内装デザインのコンセプトやリノベーションのこだわりついてさらに詳しくお聞きします!
好みや希望を理解したうえで
理想の店づくりをサポートしてもらえました
ーーお店づくりはどのように進めていかれたのでしょうか。
仁城さん:
1号店の美容室や、今後展開するお店のお客様はファミリー層がメインです。小さなお子様連れの方が気軽に足を運べる場所にしたいと考えました。
立地や物件の雰囲気から着想を得たことをコトスタイルさんと話し合いながら、内装やお店全体のコンセプトを固めていきました。鴨川が近く「ピクニックが出来そう」という話題になったことから、1階のカフェはまるでピクニックやキャンプに来たような開放感のある空間にしようと決めました。2階は1号店の美容室のデザインに近いものにするつもりでした。
ーー「SUItoFU」という店名が面白いですね。読み方がわからないのですが…
仁城さん:
これは造語で「スイトフ=スイッチオフ」という意味なんですよ(笑)。
ーーなるほど(笑)。リラックスしてほしいというさり気ない気遣いと遊び心を感じます。リノベーションでとくにこだわった点を教えていただけますか。
仁城さん:
カフェのコンセプトである「開放感」と「キャンプ感覚」を表現するため、入口は全面ガラス張りにしてもらいました。この物件は古い木造の建物で天井が低いことが気になったので、梁の間の天井を落とすなど、できるだけ高く見せる工夫もお願いしましたね。床はDIYで人工芝を貼り、屋外にいるようなリラックス感を演出しています。店内にはキャンプで使うような椅子やテーブルを配置しました。
ーー入口からすぐのカウンターも、木の温かみが感じられて素敵です。
仁城さん:
木のカウンターは必ず入れたいと思っていました。実は1号店の美容室にも、カットスペースと美容師の作業スペースの間にカウンターがあるんです。狭さを克服するためのコトスタイルさんからのご提案でしたが、お店のイメージにピッタリで。1号店と2号店との統一感を出すためにも、カウンターは必須でした。美容室にあるカウンターの板貼りの素材と似たようなものを探していただけたのはさすがだと思いましたね。
ーー壁がコンクリート打ちっぱなしなのも、1号店との統一感をもたらすためでしょうか?
仁城さん:
そのとおりです。といっても、この壁は本物のコンクリートではなく壁紙なんですよ。予算や工期を考慮したうえで、コトスタイルさんから提案してもらいました。
ーーそうだったんですね!コトスタイルからはほかにどんな提案がありましたか?
仁城さん:
テイクアウト用の窓やエントランスのデザインのほか、新設した厨房まわりの動線や設備の配置なども、使い勝手を考えた提案をしていただきました。コンセントの位置や数も考え抜かれていて、さすが飲食店の経験が豊富な会社だと感心しましたね。
ーー今年3月にカフェをオープンされて、夏にはアイラッシュサロンも開業予定とのことですが、手ごたえはいかがでしょうか。
仁城さん:
思っていた以上にたくさんのお客様に喜んでいただいています。1号店のお客様がカフェを利用してくださることも多いですね。アイラッシュサロンもまもなくオープンするので、スタッフと一緒により楽しい空間にしていけたらと思っています。
ーー最後に、これからやりたいことや、今後の希望があれば教えてください。
仁城さん:
1号店からのお付き合いの中で僕の希望や好みをより深く理解していただき、理想の店を実現できました。2号店を早く軌道に乗せて、さらに3号店、4号店を展開していきたいです。
今回カフェをやってみて、飲食業の楽しさに改めて気づくことができました。これからも自分自身が大いに楽しみながら、スタッフやお客様にもっと喜んでもらえるお店をつくっていきたいですね。もちろん、次回以降もコトスタイルさんに依頼するつもりですよ!
ーーぜひ、お待ちしています!
仁城さん、本日は貴重なお話をありがとうございました!
>前編はこちら。