カフェ 黒カフェ様 ②

2019年10月25日に、錦市場からも近いビルの1階にオープンした「黒カフェ」。前回は千葉出身のオーナーが、なぜ京都の地を選んだのか、また内装のこだわりは?といったことについてお話を聞かせてもらいました。今回も引き続き、リフォームの内容を詳しく伺っていきます。

 

タイトなスケジュールでの内装工事でしたが

手直しもなく満足のいく仕上がりになりました!

 

——店舗入口にカウンターを作ることができなかったとのことですが、実際は何の空間になっているのでしょう?

 

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長田さん:

トイレです。リフォームの際にしっかり防音対策をしてもらいました。また店内に入ってすぐの壁は、カラフルなデザインの壁紙を採用しています。今の壁紙は飽きたら割と簡単に変えられるので、ちょっと冒険をしてみました。あと、トイレの前の空間は、お客様が大勢いらしたときのためのウェイティングスペースとして考えています。冬場は寒いので、ここに暖炉型のストーブを置きたいと思って、工事の際はコンセントの位置も相談しました。ただ…今のところ、行列ができるまでには至っていないので(笑)、ストーブはカウンター前に置いています。

 

——カウンターは店内に入ると真正面あって、店長・黒住さんのコーヒーを淹れる姿がパッと目に入りますね。

 

長田さん:

はい。お客様にもカウンター内で黒住がコーヒーを淹れる様子を見てもらいたいと思い、高さも相談して作ってもらいました。キッチンは中に入るスタッフの動線を考慮して、コトスタイルさんにはこちらの希望だけ伝えてお願いしていたんです。元々の収納スペースが少なかったため、収納などの提案もしていただき、とても満足のいく仕上がりとなりました!

 

——カウンター奥の棚に、コーヒーカップがきれいに並んでいる様子が見られるのもいいですね。中でも、銅のカップの存在感があります。

 

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あれは私が子供の頃に父親に連れていってもらった喫茶店で使われていて、今回どうしても使いたいと思い、東京にある「かっぱ橋道具街」のお店で特別に作ってもらいました。アイスコーヒーをお出しするのは銅のカップで、ホットコーヒーをお出しするのは、ウェッジウッドの食器。こうした食器もお客様との会話のきっかけになればいいなと思っています。

 

内装工事に関しては、今回どうしても11月までにオープンしたいという思いがあり、けっこうタイトなスケジュールでお願いしたのですが、手直しもなく本当に助かりました。ホットコーヒーとアイスコーヒーの両方が出る季節にオープンしたいと考えていたので、11月までにオープンできなければ、1年後にずらさなければいけないというほど切羽詰まっていたんです。でも、コトスタイルさんの迅速な対応のお陰で、無事お店をオープンさせることができ、感謝しています。

 

あと、私自身ふだんは千葉にいるため、京都の施工会社さんとはツテもなく、エントランスの看板づくりから内装から、コトスタイルさんが一貫してやってくれたのも本当に助かりましたね。

 

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——コトスタイルのスタッフからは、長田さんと黒住さんが二人ですごく楽しそうに店作りについて話し合っておられたと聞いています。

 

今回、理想のカフェを作り上げるのに黒住とは本当にたくさんの相談をしました。黒住はオープンする1年以上前から勤めていた会社を辞め、メニュー開発に取り組んでくれており、黒カフェには必要不可欠な存在であり、黒住がいなかったらオープンもできていなかったと思っています。

 

——とてもいい関係でお仕事をされているんですね。そんなお二人の雰囲気もあって、スタッフも内装工事に関して、いろいろ提案しやすかったと言っていました。

 

長田さん:

こちらもお店のオープンに向け、いろいろなアドバイスをいただけて、助かりました。ここを最初の店として、ゆくゆくは2店舗目も視野に入れているので、ぜひまたお願いできるようになればと思います(笑)

 

——なるほど。もう次の展開も視野に入れているのですね。長田さん、貴重なお話をありがとうございました!

 

 

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