4,とりあえず内覧に行く。ということが有効なのか??開業に向けて

 

4,とりあえず内覧に行く。ということが有効なのか??開業に向けて

10月15日のコラムでは「開業準備までのスケジューリングが何より大事!」という表題で掲載しておりました。(https://kotostyle.co.jp/blog/archives/31384

 

内覧というと不動産屋さんとアポイントとって店舗まで出向き

探している物件の条件や、今募集がある物件をその場で紹介してもらいながら

気になる物件があれば、実際に見に行くという工程がありました。

 

いまでは、インターネットが主流になってきて

ポータルサイトと呼ばれる、いろんな会社が自社の物件の掲載をできたりするサイトが

CMでもどんどん流れるくらい何社もあるかと思います。

 

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そんなわけで、物件を探している側にとってはいつでもどこでも検索して

「一括問い合わせ」なんていう機能があるので簡単に不動産屋さんへアプローチできるのです。

 

本題の「とりあえず内覧に行く」ということは有効かどうか。

ズバリ有効だと思います。

ただ、計画書を作成しておくことが前提です!

 

メリットとデメリットをあげていくと…

 

【メリット】

・周辺環境を実際に見ることができる

不動産さんの紹介やインターネットでは物件周辺の環境を撮影したもの載せていることはほとんどありません。実際に見て、人の流れや周辺のお店などをチェックしておきましょう。

 

・広さ、高さ、設備、構造を見ることができる

周辺環境同様に、物件内部を実際に見ることで10坪の広さがどれくらいか、天井の高さ、残置物(エアコンやトイレなどの前借主が置いていったもの)がどのような状態であるかなどは行って見なければわかりません。また、紹介した不動産屋さんも自身の管理物件でなかったりすると実際に現地を見たことがないことが多いので、詳しく知るためには内覧が必要なのです。

 

・不動産屋さんと会う回数を重ねる

不動産屋さんと会う回数が増えると、メールや電話だけでやり取りをするより印象が残ります。またその分会話も増えるので、もっとやりたいことや、お店の雰囲気を伝えることとで、いい物件があるとすぐにあなたのことを思い出してくれると思います。毎日いろんなお客様とやり取りをする不動産屋さんだからこそ、そういったところにアプローチするのもひとつかもしれません。

 

【デメリット】

・計画書をつくらないままのとりあえず内覧

本当に借りたいイメージがないまま探してしまうと、せっかく紹介されても気づかずにいい物件を見逃してしまったり、急に物件ができてきても準備不足で探し直さなければいけないことになってしまう。

 

・時間を作らなければならない

忙しければ尚更、スケジュールを合わせるのは難しいこと。

 

・見すぎるとわからなくなる。

これは10件、20件と物件を見続けると何が良いのかわからなくなってきますよね。

物件によって良いところ、悪いところはありますが、大幅にコンセプトチェンジしなければならないものは置いておいて。。

結局選ばなかった物件でも、この物件ならどんなスケジュールでオープンできるか物件によっても契約年数、賃料、更新料の有無、保証金の額は違います。ここでも計画書と見比べてみたり、それぞれのタイプに合わせてみる、というのも計画を作成する上で精査されていきます。

 

 

結果的には、「とりあえず内覧に行くこと」は計画書を作っていない場合にはデメリットのほうが強くなってしまうこともあります。

なので「計画書、何もしてない、どうはじめれば…」という方にはおすすめしないです。

計画がなければ判断ができずに、限られた開業準備の時間の無駄遣いをしてしまう危険性があります。

あくまでも、計画をつくる上での情報収集という割り切りが重要です。

 

とは言うものの、計画書はすぐに書き出せるものでもないので、次回には事業計画書を作るにあたっての方法を紹介していきます!

 

 

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