お店を出すために抑えておきたい大切なコト。vol.2
-事業計画書ってドンナノ-
あなたは事業計画書を見た事がありますか。
そんな風に書いている私ですが、実は起業を思い立った時
事業計画書を、見たことがありませんでした。
当時、やる気や希望で満ち溢れていた私ですが
いざ、事業計画書を書こうと思った時に
どうしたらいいか、わからなかったのです。
これはいけないと思い、本屋さんへ行き、
事業計画書の書き方という類の本を探しだし
順番に読み漁る日々を続けました。
そして、そんな事業計画書の書き方という本の中身は経営理念や強み、
市場のニーズだったり、市場の規模、商品内容に商品の特徴、業務フローに販売計画、
そして収支計画、等々、確かに納得させられる言葉がずらりと並んでいました。
どの本も、「なるほど！」と思う、言葉が出てきました
しかし、実際には、どれもひな形として使うには、
ちょっと、もの足りなかったり、少しずれているように感じて
いいなって思うひな形に出会うことが出来なかったのです。
事業計画書って、なんとなく、フォーマットみないなものがあって
そこに必要な事を書いていけば出来上がるというイメージを持っていた気がします。
だけど、実際は用意されたストーリーに言葉や数字を置き換えるだけでは
納得できるようなものは、出来ないという事がわかったのです。
そんな時に参加したセミナーの中で
ある中小企業診断士の先生に出会う事ができました。
その、セミナーも実は、事業計画書の書き方という類の本と
あまり内容としては変わらなかったのですが、
その後から、事業計画書がどんどん成長してくれたのです。
事業計画書の書き方という類の本と何が違ったのか
それは、そのセミナーが終わってからの事でした。
思い切って相談してみたら、
なんと個別に面談をして頂ける事になったのです。
そして、その先生に、言葉や数字を置き換えただけの事業計画書を持参して
起業への想いだったり、やりたい事を必死で伝えようと話をしました。
もちろん結果は惨敗です。何も伝わらずにかえって心配をかけるはめに
だけど、たくさんの気づきがありました。
それは、足りない事がたくさんあったという事だったんです。
それって、市場のニーズはあるのという質問に対して
はい、あるんですっていう、根拠のない返事をしてしまい。
市場ニーズのわかるデータがあったら良かったのに、と後悔する。
競合に比べてどういった強みがあるんですかという質問に対して
根拠のない説明をつらつら、これも競合のサービスを説明できる
ページがあったら、もっとリアリティに感じてもらえるのにと後悔する、
といった感じでしょうか。
こんなことを繰り返すうちに、みるみる分厚い計画書になっていったのです。
そうすると、いろんな人に事業計画書を見てほしくなってきました。
そのたびに、新たな視点でヒントだったり、アドバイスをいただく事ができ、
それを参考にどんどん必要なページを追加していく事ができました。
そして、事業計画書の書き方という類の本には決してない
オリジナリティ溢れる、世界にたった一つのものだと自負できるくらいの
事業計画書ができたのではないかと思えるようになりましたし
実際の事業についても、ビジョンやミッションが明確になっていました。
はじめにやりたいと思った事が、事業計画書を作る事で、
どんどん磨かれ、これが事業計画書なんだと改めて感じる事ができたのです。
事業計画書にフォーマットはありませんし、
今、事業計画書をかけずに止まっているとすれば
まずは、思い切って書いてみてください。
思い切って書いてみる事で、まずは一歩です。
間違っていても大丈夫です、人に話す事で
どんどん改良されるはずです。
そして、あなたのやりたいコトをどんどん明確にしてみてください。
きっと、この事業計画書が、これからお店を作っていく為に、
とっても大切で、なくてはならないモノになるはずです。
事業計画書ができれば次は
必要なものをそろえていきましょう。
今回はこのへんで、次回は資金調達について、
お店を出すために抑えておきたい大切なコトを
少しずつ、綴っていこうと思います。
＜＜＜ お店を出すために抑えておきたい大切なコト。vol.1
お店を出すために抑えておきたい大切なコト。vol.3 ＞＞＞
——————————————————————–
コトスタイル株式会社ではお店を出して開業を目指される方々に
下記のサービスを行っております。是非、お気軽にご相談ください。
・ 開業したいけど何からはじめたら良いかわからないという方へ→ 無料相談のお問合せ
・ こちらのHPに掲載されている中から物件を探したいという方へ→ 物件を探す
・ このページに掲載されていない物件も含めて紹介してほしい方へ→ お問合せフォーム
・ デザイン・工事の会社を選定中。事例を見てみたいという方へ→ 事例紹介ページ
・ 物件は見つかったので、工事の御見積をお願いしたいという方へ→ お問合せフォーム
弊社又は弊社HPへの感想やリクエストなど、頂けると幸いです。
下記コメント覧に、お気軽にご記入下さい。
