2018年8月21日に、閑静な住宅街にオープンした「こりょうり ひろめ」。
前回のインタビューでは、物件探しのことや、コトスタイルに依頼したきっかけなどについてお話を伺いました。
インタビュー2回目となる今回は、引き続きリフォームの内容や、販促ツールを作成したときのお話を伺っていきます。
ガスコンロやダクトの設置には
いろいろな苦労をお掛けしました。
——リフォームで一番手をかけた場所は、どこですか?
藤井さん:
厨房でしょうか。全ての作業を私ひとりでするので、設備はなるべくきちんと揃えたいと考えました。
たとえば、揚物をするにも接客をしながらになるので、フライヤーを入れたり、オーブンや焼き台、電子レンジ、製氷機など、場所を取る大物がたくさんあったので、配置はもうパズルを当てはめるかのように、とにかくうまく入るよう考えてもらいました(笑)
あと、この建物はちょっとレトロな雰囲気が良いなと思ったんですが、トイレだけはレトロ感を出したくなくて(笑)
サイズと私のお財布事情と考えて、最大限手を入れてもらっています。
——たしかにトイレは最新設備という感じがします(笑)
コトスタイルさんには内装のほかにショップカードも依頼したと聞きました。
藤井さん:
はい。デザインや印刷に関してお願いできる知り合いもいなかったので、そのまま依頼できたのはとても助かりました!
ロゴマークはざっくりと「縁起の良いもので」とお願いしたら、富士山や日の出など3つほど提案してもらって、そこから私の要望を加えるなどして、完成させています。
——なるほど、それで富士山なんですね。水引をイメージした日の出も可愛らしいですし、筆で手描きしたような店名も、いいですね!
藤井さん:
ありがとうございます。ロゴマークを作ってもらって、そのままショップカードや名刺も作成してもらいました。
開店準備で忙しいときに、トータルで一気に依頼できたのは、すごく楽チンでした。
表にかかっている提灯にもロゴマークが入っているですが、コトスタイルさんにロゴのデータだけ送っていただいて、あとはこちらで手作りするなど、リフォーム以外も、いろいろ協力していただきました。
——そうなんですね。ちなみに、「ひろめ」という店名にはどんな意味が込められているのですか。
藤井さん:
「ひろめ」には昆布という意味があって、「お披露目」の語源にもなったそうです。昆布は昔から縁起物として扱われてきたということもあり、ロゴマーク同様に「おめでたい」名前がいいなと思って、付けました。
——ロゴマークも店名も、縁起物がテーマなんですね。それだけですでにお店が繁盛しそうですね(笑)
藤井さん:
ありがとうございます。そうなったらいいなと期待しています(笑)
——取材時にはすでに常連さんもいらっしゃって、「こりょうり ひろめ」が早くも地域に溶け込んでいる様子が伺えました。
藤井さん、貴重なお話をありがとうございました!