四条通りに面した場所に6年前にオープンした居酒屋「味人」。前回のインタビューでは、リフォーム内容や、コトスタイルに依頼したきっかけなどについてお話を伺いました。
インタビュー2回目となる今回は、リフォームの依頼後、実際にどんな風に作業がすすんでいったのか、お話を伺いました。
密な打ち合わせと、腹を割っていろいろ相談できる
フラットな関係もありがたかったです。
——リフォームでは、厨房やカウンターのほか、どこか手を入れた部分はありますか?
奥村さん:
壁の色が、白から黒に変わっています。居抜き物件をそのまま使っていたので、前のお店の雰囲気がまだ残ったままだったのです。それで、このタイミングで一新したいと思い、ここもお願いしました。
——白から黒へ。真逆の色にしたんですね。雰囲気もだいぶ変わったのでしょうね。あの木枠のデザインも素敵です。
奥村さん:
壁の色は、スタッフの池田さんに提案してもらいました。木枠は、ダイアゴナルチェックという柄をベースにしているそうです。僕もよく分からないのですが(笑)、提案してもらったものが良いなと思い、そのままお願いしました。
——そうだったんですね。木枠のデザインは、蜂の巣の形のハニカム構造にも似ていますね。こうしたデザインの相談は結構、密にされたのでしょうか。
奥村さん:
これまでにいろいろな施工会社にリフォームをお願いしてきましたが、ここまで綿密に打ち合わせをしたのは、コトスタイルさんが初めてでした。
私からは最初にコトスタイルさんに、自分がやりたいと思っていること、希望を全部お伝えしました。その上で見積もりを出してもらって、そこから予算内で何ができるかというのを一緒に考えてもらったんです。
本当は、コンロの位置も変えたかったのですが、工事期間と予算が合わず今回は断念しています。希望を伝えて、難しい場合はまた新しい提案してもらいました。打ち合わせを進める中で、何度もプランの変更があったのですが、その都度、細かく費用を計算してくれて、教えてくれました。
変更の度にいちいち計算をするのは大変だし面倒だったとは思うのですが、毎回数字を出してくれたことに、すごく安心感がありました。ここまでしてくれる業者さんは今までいなかったので。
——それはうれしいですね。最終的にどのくらい費用がかかるのか、リフォームをする上では、一番気になるところです。
奥村さん:
スタッフの方もよくお店に足を運んできてくれて、顔を合わせてしっかり打ち合わせできたのも良かったですね。希望を伝えた後に、コトスタイルさん側で、できないことがあれば「この予算内では難しいです」と、はっきり言ってもらえたのも良かったです。予算がない中、よかれと思って無理して施工してもらって、「やってあげたのに」となったりしては、お互い不幸になってしまうので。
スタッフの方とは気さくにやりとりできる雰囲気があって、こちらの希望も伝えやすかったです。
——予算と希望のかねあいもありますし、その辺を腹を割って話せるというのは理想ですね!
奥村さん:
はい。今回のリフォームに関しては、けっこうな満足度があります。まだもう少し変えたい部分があるので、次回もまた依頼できたら良いなと思っています。
——また依頼をいただけるということが、コトスタイルさんにとっても一番の喜びとなりそうです。
奥村さん、今回は貴重なお話を、どうもありがとうございました!