この春、京都・伏見区醍醐にオープンしたエステ&まつげエクステ専門店「サムソン&デリラ Give」。前回のインタビューでは、内装工事を依頼する会社はどうやって検討したのか、また最終的にコトスタイルにした決め手は何だったのかといったお話を聞かせてもらいました。
2回目となる今回は、西海岸をイメージしたという内装が完成するまで、
どこにどんな風にこだわったのかというお話をじっくり伺っていきます。
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——ここは元々スナックをされていた物件だとか。リフォームされた後は、スナックの面影はなく、
すごく爽やかな印象でカフェのようにも見えます。
松村さん:
ありがとうございます。
この外にあるタイル張りのロゴの看板もコトスタイルさんにお願いしてやってもらいました。最初に考えていたタイルの色は、濃いめの紺色だったのですが、途中で水色に変更になり、ニコちゃんマークからイメージして作ってもらったログマークもオレンジがいいなとか、やっぱりピンクもいいなと二転三転あって、最終的にこの色に落ち着きました(笑)
道ゆく人がこの看板を見かけて、かわいい〜といって撮影していかれることもあるんですよ。私も気に入っているので、うれしいですね。
——入り口の木製扉も素敵です。
松村さん:
ここの扉もどんなのにしようかというのは、散々迷いました(笑)ドアの取っ手はアイアンに変えてもらっているのですが、これは作業が進む中で、せっかく素敵な扉なので、取っ手もアイアンにした方がもっと良くなるのでは? と古谷さんに提案してもらったんです。それで取っ手を自分たちで取り寄せて、職人さんにつけてもらいました。
アイアンの取っ手は存在感がありますし、細かいことですが、やっぱり印象は大きく変わったように思います。
——確かに、アイアンの取っ手で印象は変わりますね!
店内に入ると真っ白でシンプルな空間。棚やドア、床に木目のデザインが入っていてナチュラルで優しい印象もあります。
松村さん:
真っ白な棚も、最初は赤いレンガ柄にしようという案もありましたし、白レンガや木目など、いろいろ悩んだ結果、シンプルな白に決めました。
——リフォームする際には、決めることが本当にたくさんあるんですね。
店内入ってすぐは受付のカウンターとネイルができるスペースですが、奥の部屋はどんな風になっているのでしょう?
松村さん:
壁で仕切られている2部屋にはそれぞれ大きめのソファが置いてあり、エステやまつ毛パーマの施術ができる個室になっています。さらにその奥には、着物の着付けができる部屋もあります。
——個室はそれぞれ雰囲気が全然違いますね。
松村さん:
はい。奥の部屋の床はヘリンボーンの柄で、壁紙も明るめの色になっています。手前の部屋は爽やかなブルーの壁に天井は木目のデザインに。窓も押し出し窓にしてもらって西海岸らしい、開放感のあるいい雰囲気に仕上げてもらいました。
——この窓がまたかわいらしいですね。ところで、受付コーナーの横の棚にはこんな小さなシンクがついてるんですね。
松村さん:
この場所にすっきり収まるシンクをオーダーメイドで作ってもらっていました。作業をするのにちょうどいい高さがあるので、シンクの高さも1センチ単位で相談に乗ってもらっています。
受付側からもシンクが使えますし、奥の部屋にお客様がいらっしゃるときは棚の上についているロールスクリーンをおろして、個室として区切ることもできます。
——それは便利ですね。内装は見た目のかわいらしさだけではなく、スタッフさんたちの使い勝手や、ここで過ごすお客様のことまで考えられているんですね。
松村さん:
そうなんです。もしまたいつかお店を持つことがあったら、またことスタイルさんにお願いしたいと思っています。それくらい今回の内装はとても気に入っています。
——そうなのですね!
松村さん、今回もいろいろなお話を聞かせていただき、ありがとうございました!
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ハッと目を引くタイルな看板。店内も白や木目を基調としたナチュラルでさわやかなデザインで統一され、とっても居心地のいい空間になっていました。
訪れるお客様もきっと長居したくなるのではないでしょうか。
松村さん、どうもありがとうございました。