ドッグホテル 京都わんこのお宿 薫風舎②

2018年2月にリニューアルオープンした、京都・壬生(みぶ)にあるドッグホテル「京都わんこのお宿」。前回は、動物を扱える事業もオッケーな物件探しから、資金調達までのお話を伺いました。今回は、どんなリフォームになったのか? 実際にオープンされてからについてもお話を聞かせてもらいました。

リフォームがおわり、サロンがオープン。

お客様に喜んでいただけたのが何よりうれしい!

 

——いざリフォームも終わり、営業を開始されてからはいかがですか?

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齋藤さん:

リフォームすることが、こんなに楽しいことだとは思いませんでした! 2階が住居なので、1階を工事してもらっている間、工事が進んでいく様子を見るのも楽しかったですし、何よりうれしかったのは、サロンができてお客様に喜んでもらえたことでしょうか。

入り口部分や中も、コトスタイルさんがセンス良く仕上げてくださったので、お客様からの評判もいいんです。ここは外から中がよく見えるので、リフォームしてからは、立ち止まって見てくれる方も増えました。

 

——入り口の壁もシックなツートーンカラーになっていて、素敵ですね。ドアも、青や黄色と鮮やかな色が印象的です。

 

齋藤さん:

ありがとうございます。ドアの色は池田さんに提案してもらったまま、お願いしています。工事を進める中で、いろいろ提案をしてもらってありがたかったのですが、私は色彩感覚がないので、最後はもう「池田さんは、どうしたいですか?」と聞いていたくらいです(笑)

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実はあとから、「犬が認識しやすい色が、青と黄色だから」と伺い、そこまで考えて提案していただけるのは、本当にありがたいなぁと思いましたね。

 

結果的に、サロンがここにオープンして、わんちゃんが遊べる広いスペースもできて、お客様やわんちゃんに快適に過ごしてもらえるようになったことが一番よかったです。

泊まったワンちゃんのご様子はLINEで随時、飼い主さんにお伝えしているのですが、その動画を見た飼い主さんが、「こんなに楽しそうにしているうちの子は見たことがない」と言っていただくことも多いんですよ。

ふだん、他の犬が苦手だというわんちゃんが、ここでたくさんの犬と接することで、徐々になれ、そのうちにどんどん一緒に遊んでコミュニケーションを取れるようになっています。

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遊ぶとお腹が空いて、ご飯もたくさん食べてくれますしね。「家では食が細いのに、ここに預けるとたくさん食べてくれる」とうれしそうに教えてくれる飼い主さんもいます。

 

——そうなんですね。何だか子育てと似ているような気がします。

わんちゃんにとっては、ここで友達ができるような感覚でしょうか。

 

齋藤さん:

そうですね。散歩をしているときは、喧嘩にならないようにと飼い主さんも気を配っていたりして、最近、街中では、なかなかわんちゃん同士が交流できる場がないように思います。

ペットホテルでは、マンション型のケージに犬を入れたまま、夜は人がいなくなるという店が結構多く。私自身、会社員をやっているときに飼い犬を預け、実は夜に人がいなかったと知りビックリしました。そうした経験から、消費者目線で考えたとき、人のいる居室空間で預かってもらえたら、安心してもらえるのではないかと思いました。

 

——ペットホテルでは、そんなスタイルも多いのですね。家族のように思っているわんちゃんを無人の空間においておくのは、確かに寂しい気がします。

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齋藤さん:

はい。ここはオーナー住居兼店舗なので、営業時間外の夜や朝の様子もLINEでお知らせすることができます。またドッグサロンを併設しているので、宿泊している間に、シャンプー、爪切り、耳掃除などグルーミングを行うことも可能です。

 

——至れり尽くせりですね! これなら飼い主さんも安心して預けられそうです。齋藤さん、今回もいろいろなお話を聞かせていただき、ありがとうございました!

 

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ドッグホテルのイメージを一新させるようなスタイルの「京都わんこのお宿」。ホームステイをさせるように犬を預けられるのは、飼い主さんにとっても、わんちゃんにとっても、とてもメリットがあるように感じました。

今後は、しつけ教室ではない、わんちゃん同士が遊びながら、たくさん交流できる「遊びの学校」なども開催していくとのこと。こちらも楽しみです。

齋藤さん、どうもありがとうございました。

 

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