全国的な空き家の増加。
京都でも、身近な問題として実感されている方が
多いかもしれませんね。
下京区・島原にある
「糸でつながる33mのマーケット『itonowa』(イトノワ)」さんは、
第1回京都市「空き家×まちづくり」モデル・プロジェクトで
採択されて生まれた
地域の文化交流の場。
先月、オープン1周年を迎えられたそうです。
これから自分のお店を持ちたい!起業したい!と
計画中の方なら、
このような市の事業のことや
難関をくぐりぬけて採択され、
プロジェクトを成功させていらっしゃる
itonowaさんのこと、気になりませんか。
空き家が増えた島原に、かつての活気をもういちど。
島原の呉服屋さんの店主がリーダーとなり、
建築士の方、アートディレクターの方などのメンバーとともに
動き出したプロジェクト。
背中あわせに建つ2軒の空き家を
地域の方の集いの場へと改築されました。
金銭面での後押しとなったのが
京都市の空き家活用促進の助成金。
2014年度「空き家×まちづくり」モデル・プロジェクトに応募され、
みごと採択となりました。
(
空き家の修理、プロジェクトが進む様子がわかる写真や解説が
itonowaさんに展示されています。
入口にコーヒーショップ。
中にはフリースペースが広く設けられ、
癒しの中庭、縁側スペース。
老若男女、地域の方が集いやすい理由が
わかるような気がしますね。
古い構造が活きているお楽しみポイントも、あちらこちらに。
itonowaさんには、入口のコーヒーショップの他、
雑貨屋さん、アンティークショップ、
ギャラリーなどのスペースがあります。
建物の趣きを味わいながら
個性的なショップもめぐってみませんか。
見どころたっぷりなので、
ゆっくり時間をかけて楽しむのがオススメです。