京都市内でアクセス重視の物件をお探しの方、
やはり烏丸御池エリアは
はずせませんね。
地下鉄の烏丸線と東西線が交差する
便利な烏丸御池駅。
周辺は、ビジネス街でもあり、
烏丸通、御池通には、背の高いビルが建ち並んでいます。
今回は、御池通りの1本北、押小路通を
西洞院通あたりまで歩いてみました。
「賑わう烏丸御池から、たった1本それるだけで
いきなり落ち着きある暮らしの町?!」
そんな驚きとともに、散策をスタートしました。
住宅が並ぶ中、溶け込むようにお店が点在。
目立ちすぎないお店の外観は、
町並みに配慮されているように感じられます。
通り沿いに、パン屋さんを発見。
ちょうどお昼どき。
お客さんが、お店にまさに押し寄せている!といった人気ぶり。
地域住民の方はもちろんのこと、
このエリアにお勤めの方の利用も多いようです。
他にも、気になるお店がいくつか。
歩くうちに、
「駅チカ! アクセスばつぐん!」
だけではない、このエリアの魅力を感じました。
気取らないおしゃれ感、
気配りのあるお店の外観、
穏やかな表情の町並み。
住宅が並ぶ中、なんとライブハウスもあるんです。
ちょっと意外!
それでも、音楽って京都の文化よねと、なんだか納得。
さらに、京都の喫茶店文化を体感できるお店も。
カフェではなく
「誰が見ても懐かしの喫茶店」という趣きの「マドラグ」。
「マドラグ」という店名でありながら、
もうひとつ「セブン」という看板も取付けられています。
「セブン」とは、地元の方に50年も愛されたという喫茶店。
店主が亡くなった閉店後、
そのお店を残して、受け継ぐカタチで生まれたのが
「マドラグ」なのだそうです。
お店に入った瞬間に
「また、ココに来たい!」と思ってしまうほど
魅了されてしまいました。
天井が高いのも、気持ちいい!
昔ながら…というだけではない、
深くて、カッコイイ喫茶店。
注文したのは「コロナの玉子サンドイッチ」。
噂には聞いていたものの
実物を見てびっくりのボリューム!
「コロナ」とは、すでに閉店してしまった洋食屋さんの店名です。
行列ができるほど、たまごサンドが名物だったそうです。
マドラグの「コロナの玉子サンドイッチ」は、
その名のとおりコロナのマスター直伝。
セブンの店舗と、コロナの玉子サンドイッチを継いだマドラグ。
お店のホームページでは、
「喫茶文化遺産」という言葉が使われています。
http://madrague.info/index.html
烏丸通から西洞院通までの短い距離でしたが、
押小路のこの雰囲気、
好きになってしまいました。
アクセス重視の方はもちろんのこと、
京都カルチャーに触れたい方、
アートや音楽が好きな方、
ほっとする場所をお探しの方、
このエリアに注目してみてくださいね。
わたしも、またぶらりと訪れるつもりです。