5月21日(土)の京都新聞朝刊、一面。
ご覧になった方も多いと思います。
昭和初期に建てられた清水小学校。
とても美しくレトロな建築ですが、
いまは東山開睛館に統合し、
小学校としての役割を終えています。
今回の新聞記事では、
清水小学校跡地再活用を検討していた京都市が
ホテルを提案したNTT都市開発を
事業者として選んだと伝えています。
当然のことながら、
歴史ある貴重な建築を活かすことが前提のようです。
2018年に開業予定。
NTT都市開発といえば、もうひとつ。
3月に閉館した新風館も、
ホテルと複合施設へ生まれ変わります。
こちらは、2019年春の開業を計画中とのこと。
ホテル建設ラッシュの京都です。
そして、ことしの秋にオープンするのが、
フォーシーズンズ京都。
東山の七条から少し上がった東側。
かなり完成に近付いている様子が見うけられます。
これも数日前の新聞記事にありましたが、
驚かれた方、大勢いらっしゃるのではないでしょうか。
フォーシーズンズ京都、全180室のうち57室を
住居専用「レジデンス」とすると…。
分譲スペースと賃貸スペースがあるそうです。
ホテルを買う。ホテルを借りる。ホテルで暮らす。
なんだか新鮮な響きです。
海外・国内問わず、富裕層の京都ファンが
東山に押し寄せるかも!?
高級ホテル建設ラッシュの一方、
「民泊」の扱いは議論の途中。
京都市の実態調査では、
少なくとも7割の施設が
旅館業法の許可を得ていない違法状態にあるそう。
今後、どのような対応がなされるのでしょう。
こちらの動きも、気になるところです。