烏丸御池の人気スポット。
ココは、マンガミュージアム。
街中にある大きな敷地。
実は、元々、小学校でした。
明治2年に開校した、龍池小学校。
なんと地域の方の寄付だけで建築されたそうです。
こちらは、室町通の京都芸術センター。
元・明倫小学校です。
いまの姿に改築されたのが、昭和6年。
当時では最先端の鉄骨建築だったそうです。
建築のかっこよさアリ、また、小学校独特の
懐かしさ、ほっこり感アリ。
現在は、喫茶店が入っていたり、
ワークショップや展示会などの
イベントが催されていたり。
ひとびとが気軽にその門をくぐることができます。
いまに生き続けている学校のひとつです。
京都には、地域の方の熱意で生まれ、
あたたかい支援、愛情によって育まれた小学校が
数多く存在します。
地元の方々の愛着も、ひとしおでしょう。
一方で、子どもの数はどんどん減り、
小学校の統合、閉校が増え続けています。
みんなの思い出、心のよりどころとなる小学校。
閉校した後も
できるかぎりその姿を残して
活用する方法があるはず…
京都市も、学校跡地活用事業に注力されているようです。
http://www.city.kyoto.lg.jp/menu4/category/56-12-0-0-0-0-0-0-0-0.html
民間からの提案も公募されているので、
興味のある方は、要チェック!
対象となる小学校のリストも掲載されています。
その中のひとつ、木屋町にある元・立誠小学校。
アートなイベントの開催やシネマ上映など、
デートの際でも、ひとりでも、
気軽に立ち寄れるスポットです。
繁華街の中で感じる懐かしさ。
ほっと心を緩ませてくれます。
文化芸術の発信地としての
さらなる可能性を求めて、
その活用法を京都市の学校跡地活用事業で
公募されているようです。
その他にも、京都市内を歩くと、
閉校した学校をよく見かけます。
もったいないほど、かっこいいフォルムで、
敷地も広くて。
かつて通っていた小学校が、
また新しい役割を担って
広く門を開けてくれるのを
地域のみなさんは心待ちにしているはず。
今後のまちづくりに大きく関わる
学校跡地の活用から目が離せません。
期待したいですね。