おはようございます、穴澤です。
今朝は日経新聞の気になる記事を発見。
タイトルにも書きましたが、
京都信用金庫と日本政策金融公庫が
起業家支援へ協調融資を開始。
だそうです、、、
協調融資ってなんだろう。
という事で調べてみました。
シンジケートローンと言って複数の金融機関が
一つの融資契約書に基づいて
同一条件で融資を行うことだそうです。
金融機関にとっては、貸し倒れリスクを
分散できるというメリットがあるみたいです。
商品名は「公庫から、はじまる」。
京都信用金庫さんは、以前から創業融資に
力を入れておられましたが
今回のスキームは、今までと比べる
インパクトのある内容ではないでしょうか。
創業融資は実績のない方を対象とする為
非常に貸出リスクの高い商品です。
その中で日本政策金融公庫は
100%国が出資する銀行であり、
国が政策としてバックアップしているからこそ
創業に強い位置づけでおられます。
民間の金融機関さんでは難しい部分を
このような形で行われるという事は
非常に興味深い取り組みだと思います。
しかし、実際に創業される方にとって
このスキームが本当に良いかは
少し考える必要があると思います。
リスク分散される事で審査条件等が
多少でも軽くなるのであれば
そういった方には良いかもしれません、、、
しかし、創業時は時間もなく
悠長に融資申請を行っている程余裕はありません。
その中で、二社の金融機関に対して
どのような形で融資実行までの
調整等を行っていくのか、、、
もしかしたら、二社を経由する事で
審査に時間がかかるんじゃないか?
そんな心配も、本音としてはあります。
少し厳しい意見かもしれませんが、
本当に開業者の方の事を考えた内容かどうか、
ここはじっくりと精査する必要があると思います。
もちろん、創業当初から日本政策金融公庫と合わせて、
京都信用金庫との返済実績を作れるという事は
ひとつのメリットである事は間違いないと思います。
3年前、弊社が創業した事に比べると
安倍政権の影響もあるのか
融資姿勢に変化を感じています。
だからこそ、このようなアレンジされた商品等も
今後、他行でも取り扱われるかもしれません。
しかし、これに関してもしっかりと
メリットやデメリットを見据えてお選びいただきたいと思います。
今日は、創業融資についてでした。
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