お世話になっております。池田です。
今日はあいにくの雨でしたね。
降ったりやんだりだったので、自転車の
移動も楽な一日だったのではないかと
思います。
明日からは天候が曇りの日が続き、気温も
下がって冬に戻ってしまうそうです。
体調を崩さないように気をつけないと
いけませんね。
最近よく聞く言葉なのですが、皆さんは
オッカムの剃刀という言葉をご存知ですか?
ぼくは学校に通っているときに先生から
この言葉を教えてもらいました。
14世紀にオッカムという哲学者が多用した
言葉ですが、「ある事柄を説明するために
必要以上に多くを仮定するべきでない」
という指針になります。
極端に解釈すると余分なモノを省いた
ほうが良いというニュアンスになるのでは
ないかと思います。
この意味に似たもので、ニュートンや
アインシュタインも同じようなことを言って
います。
また近代建築の三大巨匠のひとりで有名な
ミース・ファン・デル・ローエも「Less is more」、
訳すとより少ないことは、より豊かなことだと
いう言葉を残しています。
近代以前は建物や家具に装飾を施すことで
より豊かになると考えられていたのに対して、
ミースは装飾を一切排除してシンプルで
ミニマムなデザインを追求しました。
もう一つ有名な言葉に「God is in the details」が
あります。
神は細部に宿るという意味ですが、装飾を
なくしていくことすっきりとする反面、細部に
目がいくようになります。
細部をしっかりと押さえてカタチにすることで、
良いデザイン、美しいカタチが生まれると
いうことを言いたかったのではないでしょうか。
ぼくももっと細部に意識を持って、人との
接し方やデザインを考えていかないと
いけないなと思います。
——————————————————————–
3月8日(土)にセミナーをやります。
——————————————————————–