丸太町エリア。新町通に面している、京町家の物件で
和食店さまの改装をさせていただきました。
すごく立派な京町家で、見どころたくさんの物件でした。
今回はおくどさん編。
おくどさんとは、かまどのことです。
※「おくどさん」って京都弁だそう。初知り。
そういえば大阪の業者さんは「へっついさん」って呼んでて、誰だソレ。って思いました。
昔はこれでご飯を炊いたりしてたそう。
煤けてまっくろなレンガ積みの外観はなんとも趣深い。
ので、このまま残して上にガスコンロを設置して使いたかったのですが、、
工事を進めていくと、老朽化により残存不可能な事態に…
そして始まるおくどさん再建プロジェクト。
解体時に、薪を入れる小窓みたいな金物は取り分けて保管。
こんな感じで、ブロックを積んではどうでしょう?などと職人さんと相談して、、
金物も錆びて朽ちている部分も多く、
最終的には2個つかいました!
表面は墨モルタルで仕上げます。
オイルでコーティングしたほうが、
今後のメンテもしやすいかと右側の濃い目の仕上げをチョイス。
うりゃーっと塗っていきます。
できた!
お腹が当たるところは左官で丸みをつけてもらいました。
天板は厨房屋さんにステンレスでつくってもらい、中にガス管も通してもらって完成。
釜でご飯を炊くそうですよ!ぜったい美味しい😋