人と働くために知っておくべきこと

15年ぶりに人を動かすを読んで

経営道場という松下村塾的な学びのDAY2の課題図書

「人を動かす」15年くらい前に、まじで人生変えたくて読んだ本。

でも、ぶっちゃけ内容はあまり覚えていなかった。

 

そして、課題図書として読んでみたら

実際に取り入れている事が多くて驚いた

めっちゃ参考にしてたんだと。

 

ただ、読みながら感じたのはテクニック論になっていないか?ということ。

経営者として、現場責任者として、マネージャーとして

数々のリーダー的な仕事をさせてもらいながら

人に行動してもらう難しさに直面するたびに、この考えに立ち返れてたけど

それが表面的なものだったのではないかと思った。

 

本気で心から相手の気持ちや行動について考えられているか。

人の身になるとか、褒めるとか、命令をしないとか

逆に想ってもいないのに、動いてほしいと思ってうわべでいってるなら

相当ひどい人間だなって思う。

反省することも正直ある。

 

そして、本当に難しいことに直面したときにできていない事を思い出し

それが、うわべでやってきた自分の人間力なんだと思った。

 

本当に相手を理解するのって難しい。

でも、決してできないことではないと思う。

心から相手の事を理解するために、人のこころを学びつづけること。

今のタイミングであらためて気づかせてもらった。

 

大学院での学びを経て、この本で改めて会社で

読書会をやってみようと思う。

集まるかどうかはわからない。

でも、この本でみんなと話してみたいと改めて思った。

また、そのことについては後日書こうと思う。

 

そして後日談。

 

会社ではじめて読書会を開催してみた。

思っていた以上にたくさん参加してくれて

良い時間をすごすことができた。

 

それぞれ立場とか普段見ている景色とか異なるけど

だからこういう場所が大切なんだなって思った。

また違う本でやろうと思う。

写真は読書会の後に行った中華。

結局飲んでるっていう。笑

ほんとに、ええ子たちばかりで感謝。

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マネジメントとは

HIGH OUTPUT MANAGEMENT

3年前に学び始めたグロービス経営大学院の

最後の授業も終わり、一旦修了要件は全て獲得させていただきました。

ただ、正直なのところ、これで終われたとは思っていなくて

納得行くまでもう少し学び続けることにしました。

 

4回目の4月期は経営道場といって

松下村塾みたいな感じで本を読みながら自身と対話し、

さらに仲間と対話することで、自分を深めるという内容。

改めて、なぜ学んでいるのか、成すべきことは何かを探そうと

いつも通りのDAY1を過ごしてきました。

 

インテルの社長さんが書いた伝説の書籍で

内容は、まさに今学んでいる事が凝縮された感じ。

オペレーションや、人事、リーダーシップ

組織論などなど、、、普通に読み応えある。

さらに驚いたのは1984年にかかれていたという事。

何もない時に、このような体系立てた経営を

考えるだけでなくカタチにしていることが本当にすごいと思う。

 

当時ここまで丁寧に経営論について記載された書籍はなかったらしく

多くの経営者のバイブルになっていたという話を聞いて、ただただ、凄いなと。

 

何もないところから実践を積み重ね

今MBAで学んでいるようなものを作り込まれるという

実践力は半端じゃないと思うし、見習わなければいけない。

 

また、そんな偉大な人が経営論を探求した結果

究極は人であるということが書かれていることにも共感した。

 

一番の刺さったのはマネージャーの仕事が

部下の成果でしかないという言葉。

権限委譲によりいかに成果を出せるかということ。

 

僕自身も20代のころに部下の仕事をみるように言われたけど

なかなか仕事を任せることができなかった。

このことについても、おせっかいだと言い切っており

今だからわかる共感がものすごくあった。

 

むしろ権限委譲をしないという事が

どれだけ将来の成長に対して機会損失を生んでいるか。

もちろんマネージャーとしての責任だったり

やりたい仕事や手放したくない仕事というものへの理解もあるけど

マネージャーならば理解しなければいけない事だと読ませてもらった。

 

そして、今の組織でも。

そんな事に直面しながらも、ものすごく難しく感じている人が多くいる。

そんなリアルが僕たちにとっては大切な課題だと感じてる。

 

では、そんな課題をどのように解決していくか。

その解決策として重要なキーワードが人であり

人に対する人間力を磨かなければいけないという話につきる。

 

まずは僕からスタッフへ。

そしてスタッフからスタッフへと。

 

組織として権限を移譲することに前向きでいられるような

組織風土を作っていこうと思う。

 

人に任せるということによって、人が成長する機会を生み出す。

そして仕事を通じて、組織と仲間が成長できる場をつくる。

本当に仕事は奥深いくておもしろいと思う。

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他者と働く

当たり前だけど、当たり前にできていない大切な事。

相手のことをわかろうとする気持ちからはじめる。

これにつきるのかなと思った本だった。

仕事だけじゃなく、プライベートにおいてもそうだけど

人間って一人では絶対に完結しない。

だけど、一人の方が簡単に成せる事が多い。

だからつい一人で物事を成そうとしてしまう。

 

でも仕事なんかは社内だけじゃなく、お客様だったり

様々なステークホルダーとの関係性が成果に大きく影響する。

しかし双方に、それぞれのナラティブがあって

双方にこうしたいという強い想いがある。

これが対立してしまうと本当にしんどくなる。

 

では、どうすべきか。

 

相手とのまずは溝を知る。そして相手のストーリーについて考察する。

決して簡単なことではない。

そんな簡単ではないことを成すための

対話力を鍛えていくことが解決に繋がる。

 

自ら経営を行っていると、ついつい自分目線で完結しがちになる。

これはとても危険なことだと、とても注意しないと気づけない。

 

でも、それではだめで、やっぱりよりよい成果を目指すために

この本にかかれている対話から始める共存を

積極的に取り入れるということが、とても大切なんだと感じた。

 

それぞれ育ってきた環境も、経験や体験も違うから

価値観すら異なるのが当たり前の他者が

近いことは考えていたとしても、同じことまでを考えるには至らない。

 

だから、その人のことをもっともっと深く知るということ

この知るという相手からはじめようとする心構えが

この先も大切な他者との共存、そして他者と事を成すために

改めて大切なことであると感じる一冊だった。

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MOMENTS OF TRUTH -真実の瞬間-

ブランディングとは

2024年3月13日

カスタマージャーニーとブランディングという科目も

いよいよ終盤に入って、とにかくインタビューしまくってる日々。

MOT(関係が生まれたり壊れたりする特殊なタッチポイント)について

インタビューを重ねて理解したいと手に取った。

 

内容はだいぶ古いのか、お客さま視点にたった経営に変えたことで

再起する航空会社の話だったけど、いろんな学びが凝縮されていた。

 

“リーダーはすべての知識をもち、すべての経営判断をするために

選ばれるわけではない。活用できる知識を統合し、

優先事項を設定するために任命されているのだ。

リーダーは、日常業務の遂行責任を社員に委譲できる機構をつくりあげるのだ。”

 

まさに今自社でやりたいけど、なかなか進められていないことで

僕自身がいかに経営を行うにあたっての知識が浅いか

だからこそ、学び直さないといけないと感じている言葉だった。

 

“サービス企業において、技術も大切であるが、

もっと大切なのは、顧客に喜んでもらうことを重視する社風である。

従業員の個々の行動の基準を示すのがこの企業文化である。

これによって、サービスの質のコントロールが可能になる。”

 

そして、コトスタイルという社名にも込めた思い

ただお店をつくるだけじゃない。そのお店創りの体験価値をもっとあげたい。

そしてスタッフが増えていくなかでお客様はもちろん

一緒に働いてくれる仲間の仕事に対する体験価値もあげたいということに

アップデートされた志を改めて強く感じた。

 

“サービス業において、この顧客重視の企業文化を創り上げ、

サービスの質のコントロールを企業としてできる

マネジメント・システムをつくり上げることは大変難しいが

挑戦しなければならないと思う。”

 

確か一年ほど前に受講したサービスデザインという授業を思い出しながら

今までの学びが凝縮されているコトを確かめると共に

これから自社でやるべきことがかなり明確になっていることを感じてる。

 

ただ、今は本当に集大成の学びとしてカスタマージャーニーとブランディングを

本気で獲得したいと思ってる。

ブログをアップする頃には一旦修了しているMBAだけど

いったいどんな感じになってるか、今から本当に楽しみでしかない。

 

2024年7月8日

あれから4ヶ月が経って、CJBでの学びには圧倒されたけれど

おかげさまで、期初会議でブランド宣言まではやれた。

今からもう少し社員と心合わせに時間をかけようと思うけど

4ヶ月前には想像もしていなかったことなので自分でも驚く。

 

それから、MBAの方は卒業しても引き続き学びを続けている

3年では取得しきれなかった科目をしばらくやりたいと思う。

ここまで来たら知らないなんてのは置いていきたくない。

 

14回目の期初会議の経営方針もだいぶ形になってきた。

そしてやっぱり学びはじめてから、やるべきことが整理されて

経営課題を積み上げている感覚は仕事を楽しくさせてくれる。

 

あと、何よりも感覚的にやってきたことが

学びの中で整理されながら、割と的を得ていたことに気づいてる。

そこは大学院だけではない体験や学びの成果だと思う。

もちろん大学院ではできないことばかりで凹んでたけど

出来ていることはもっと追求して

出来ていないことはしっかり内省する。

結局、このサイクルをコツコツやるしかないって思う。

 

参考書籍:真実の瞬間

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14期期初会議からの懇親会

14期のはじまり

 

6月末日をもって13期が終わり、7月より14期がはじまりました。

13年前、ここまで続けられるだろうかと不安でしかたなかった事を思い出します。

でもこうして、一年を振り返り、未来を考えるということを続けて

今日があるんだと思うし、未来もそうあってほしいと思います。

何より毎年思うのは、13年前に挑戦して本当に良かったなという事です。

 

13期も色々とありました、良いことばかりではなく、辛いこともいっぱい。

数名のスタッフが退職もしましたし、代わりに新たなスタッフも加わりました。

当たり前のことだけれど、こういう事の一つひとつに意味があるし

人が辞めるのは本当に辛いです。でも個人的には、こんな時代だから、

ずっと同じ会社にいることが不安で、良い判断なのか迷うこともよくわかります。

 

だからこそ、それぞれのキャリアビジョンと照らしている意味を見出してもらえるように

会社として、しっかりと明確なビジョンを描き伝える事が何よりも重要だと思っています。

個人の夢や志が、会社の目指すべき姿に同調している事が何よりも働く上で大切です。

もちろん給与や報酬なども大切だとは思うけれど、この想いが異なってしまったら

結局どんなにたくさんのお金をもらったとしても満たされることはないと思うんです。

だから、想像するのが本当に難しい未来を想像して伝えることに毎年相当の時間をかけます。

 

今年も、14期のはじまりとして伝えたいメッセージは伝えられたと思います。

あとは、その想いに賛同できるか、心から信じて一緒に走れるかだと思います。

もちろん、仲間の顔をよく見ながら、足りないものを仲間と共に補いながら

今日よりもさらに、素晴らしいチームとして、僕たちの目指すべき姿を成し遂げるために

みんなと前に進んでいきたいと思ってます。

 

そして、そんな想いを伝える期初会議を終えて、場所をとあるビルの屋上へ移します。

そこには、コトスタイルのアルバイトスタッフやグッドランプのスタッフにアルバイトスタッフがいて

今年は、コトスタイルとグッドランプ合同で懇親会を開催しました。

梅雨時だったので、屋根のあるビアガーデン。

まずははじめての人もいるので自己紹介から。

 

今年はスタッフからアルバイトまで、そして協力会社さんとも

さらなるコミュニケーションを充実させたいと思っています。

という事で、お絵描き伝言ゲームを開催しました。

社員チームよりアルバイトチームの方が伝言できていたな。笑

でも、ものすごいテンションでコミュニケーションできたしバッチリ!!

 

しかし本当に癖の強い素晴らしいメンバーです。

この個性がぶつかりあうことで、ひとつになる事ができたら

相当やばいことになると思いますし、僕に託されたミッションですね。

心合わせの入口には立てたので、早速アクション起こしていきます。

今年も楽しみすぎる!

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ブランディングが9割

ブランディングとは

2024年3月6日

いま、カスタマージャーニーとブランディングという科目を受けて

マーケティングを学んでいます。

 

そんな中で読んだブランディングが9割という本。

学びに限りなく近かったけど

実際に学びの方が深いので、学びについてアウトプットしますが

多分1ヶ月後今日書いたことはすべて変わっていそう。

それを楽しみに書きます。

 

従来のマーケティングはずいぶんと変わり

ブランディングとは企業とお客様が共に共感するものとなった。

 

そして、ブランドは創業者としての目指すべき姿を世の中に宣言することからはじまる。

ブランドステートメントという言葉で語られるけど

そのブランドステートメントの一貫性こそが重要で

あらゆるタッチポイントで表現されなければいけない。

 

そうすることでお客様の頭の中にブランドを構築していく。

そして共感・共鳴・共振を生み出すことができるという

ものすごいことを学んでいる。

 

とにかく、今は学びに集中して、4月からアウトプットしたいと思う。

1ヶ月は学びに集中しようと思う。

きっと、コトスタイルもグッドランプも強くなれる。

そんな風に今思ってるから、また後日談として。

 

そして7月1日…

今読み返したけど、そんなに間違ってなかった

ただ、このころよりもかなり深い感じになってる。

そしてコトスタイル株式会社は14期と株式会社グッドランプは7期が

今日からはじまります。

 

今年はまじで、これをやろうと思ってます。

株式会社グッドランプのブランドステートメントは5月に

そしてコトスタイル株式会社は明日発表します。

 

とりあえず学んだことはやってみる。

やってみて、どんどん自分たちなりに変化もさせる。

だから、今が完璧ではないと思うけど

どんどん良くなる感じを楽しみながらいこうと思います。

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