デザイン経営の実践に向けて

デザイン経営

企業がブランディング行うにあたって

デザインという概念を取り入れなければいけない。

読み終えるまで、正直デザイン経営に対するイメージだった。

 

ちょうど13期に入り、デザイン経営を取り入れようと

社内のフォーマットの統一だったり

推奨フォントの指定、ロゴの使用ルールの策定などを行いはじめた。

 

ただただ自分がデザイン経営について理解のない

古き経営者の一人だったという事に気づいた。

 

今週からデザイン経営についてGLOBIS経営大学院で学ぶ予定で、

その教科書として、事前配布されたデザイン経営を読んだ。

 

 

時代の変化に伴うモノやコト、情報など消費者との企業が関わるカタチの変化

デザインに対する考え方の違いとして意匠をはじめとした狭義のデザイン

ユーザー体験までを含んだ広義のデザイン、ビジネスモデルまでつなげる経営のデザイン。

 

このようにいかに時代が変わる中で

いかにデザインを捉えるかによって

デザインの影響は大きく変わる。

 

美術系大学を卒業し、デザイン業界に勤め、デザインを生業としているにも関わらず

経営にまでデザインという概念を繋げられていない事に反省する一方で

少なからず、デザインにも経営にも携わってきたからこそ

この3ヶ月で学ぶ意味は、必ず役立つ事になると感じている。

 

リアルな数値としてIT企業ではエンジニア等が足りないとされている一方で

DXを導入するユーザー側では、技術と市場を繋ぐ橋渡しができる

ビジネスデザイナーが足りていないといった相反するデータが存ずる。

 

また政府をはじめ国はデジタル人材の育成に力をいれているが

ここでも、本当に必要なのは、これらのIT技術を

ビジネスに置き換える能力であるといったミスマッチが起こっている。

 

もう少し僕たちの仕事にブレイクダウンすると

今後、このテクノロジーと仕事の架け橋が重要になるということについて

今まで個店の経営に関する情報や技術を提供してきた上で

僕たちがやるべきことのヒントがあるように読みとった。

 

とはいえ、まずは3ヶ月でデザイン経営をしっかりと学び

自社に取り入れるところまで解釈できるように学びを深め

実際に自企業でデザイン経営を、目的をもって取り入れるところまでを目指したい。

 

その上で自企業で取り組んだデザイン経営を

今後サービスとして提供させていただく個店経営者の皆様にも

同様に提供できる仕組みを構築できれば

より、働くが楽しい世界を広げられるような気がする。

 

ーーーー

そして、あれから3ヶ月が経ち学びが終わった。

大きな枠組みについては理解できているが

これをいかに今後導入するかが経営者としてやるべき仕事だと思う。

 

広義の意味においてMVVから戦略、そしてマーケティングへと落とし込む中での

一貫性を持たせ、僕たち全員が共通した理解の上で活動する為の絵を描く。

 

そこには、やっぱり人というものをいかに知るかということが重要となっている。

まさか、この学びすらも今学びはじめたマーケティングへと繋がるとは

過去に書き溜めた記事を読みながら、そんなことを想像している。

今どんだけやれるかで、未来が決まる。子供達に言ってる言葉が跳ね返る。

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孫子の兵法

戦略とは

楽しみにしていた戦略コミュケーションという授業

土日、午前中3時間午後3時間と合計12時間かけて

戦略を実現するためのコミュニケーションについて学びました。

濃い時間だった。

 

そんな課題図書として提示されていたのがまさかの孫子

そういえば、一番はじめの授業のときに戦略とは何か?

といった質問でディスカッションがはじまり

戦略とは戦いを略すこと、戦わずして勝つということと教えてもらい

キングダムを全冊購入してドハマリしたのが懐かしい。

 

中華統一と、また時代背景も戦略の目的も異なるものの

共通することについて、読みながら感じものは熱く。

成し遂げるということに対する共通の想いは深まります。

 

企業としても、事を成すには人の力に頼らなければいけない。

そして、ただむやみに仕事をこなすのではなく

マクロやミクロの環境について理解しながら事を進めなければいけない。

さらにリーダーとして、その状況を伝えることはもちろん

その言葉を信じてもらえるような人に成長しなければいけない。

 

そして、事を成すための目標に対して何を行うのか

十分に考え尽くすだけでなく、実行しなければいけない。

そのためには、いかに共感してもらえるかといったところまで考え尽くすこと

そして、やろうと思ってもらえる仕組みをしっかり構築すること

そこまでやって事が成せると改めて感じる一冊でした。

 

後半は、キングダムで読んでいるような

結構リアルな戦い方について書かれていたので

本当は3章までで良いんだけど、全部楽しく読んでしまった。

でも、こういうことを考えた孫子の凄さ。

時代は変わっても、何もないところから考えることの重要さ

そして考えたことを、こうして実現する凄さも改めて学びになった。

 

そして、戦略コミュニケーションの授業では

戦略コミュニケーションという概論を学んだ。

戦略ではなく、戦略コミュニケーションであること。

 

厳しい言い方ではあるが、一人で何かをするということはとても難しい

しかし、多くの人とともに成すこともとても難しい

結局、企業という組織が何のために存在するのか

それをどこまで伝えることができているか

そこに、コミュニケーションの可能性があるんだと今は感じている。

 

>>>孫子ワイド版 岩波文庫

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2024始動

今年もテーマは組織文化を創る

新年あけましておめでとうございます。

本日よりコトスタイル株式会社の2024年がはじまります。

昨年、世間ではコロナ禍も終わったような1年でしたが

僕たちの業界では、そんな事はなく

アフターコロナに苦しめられた1年となりました。

 

物価高や、人件費の高騰、受け入れなばいけない環境の変化ですが

正直脆弱な小規模事業者にとっては厳しいの一言です。

それでも、期待してくださるお客様も多く、なんとか1年を終えることができました。

昨年度にもお伝えしましたが、これもスタッフや協力企業の皆様のおかげです。

本当に日々支えられている事に感謝する毎日です。

 

昨年こうして年始に書いたブログを読み返したのですが

組織文化を創るという目標は正直道半ばに終わりました。

ただ、まったく手をつけれなかったわけではありません。

こんな組織を創りたいという組織のイメージであったり

そのために、僕自身が何をすべきかが見え始める1年でした。

 

経営を行いながら、MBAで学んだ経営学を実践できるという

本当に恵まれた環境の中だからこそ、見えてきたと感じています。

それは、決して簡単なことではなく、学べばできるというものでもありません。

だからこそ、経営は難しいし、

だからこそ、やりがいのある仕事だと感じます。

 

13年前に1歩目を踏み出せたこと

当時思い描いていたよりも、先には進んでいると思います。

だからこそ、その先を見るために

経営を経営学として、今一度学びなおしたいと感じ

今の仲間を幸せにできる組織を創りたいと学びはじめたのが約3年前です。

 

働くが楽しいと感じる世界を広げるという自身の志。

父から受け継いだ想いを実現できる環境は整い。

後は、その志の実現に向けて行動に移すのみです。

まだまだ学び足りないこともたくさんありますが

5年後10年後に今やっている事を自信を持って振り返れるように

2024年も更に飛躍できる企業を目指して邁進したいと思います。

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Happy New Year 2024!!

2023年の近況報告

あけましておめでとうございます。

2023年も色々ありましたが、2024年がはじまりました。

今年から年賀状はやめることにしたので

ブログとSNSで少し近況報告を。

 

企業としてコロナ禍に入り開催できなかった10周年でしたが

12周年記念という形で開催することができました。

協力会社の皆様と共に、お店づくりを通じて街づくりに貢献する。

そしてお店という場所で生まれる笑顔をつくる企業として

今後も共に成長し続けることを誓った祝賀会となりました。

 

個人としては、グロービス経営大学院へ通いはじめて2年と9ヶ月

大学院生活も残すところ1月からの二科目のみとなりました。

といっても、まだまだ修了後も学びは止めずに通い続ける予定です。

でもこれだけ言わせてください。2024年にMBAを取得します。笑

仕事やプライベートと並行して授業と宿題、予習、復習とまあ学生なので当たり前ですが

まあまあタフな日々でしたが、経営を行いながら経営を学べるという

素晴らしい環境と贅沢な時間は本当に支えてくれた人たちのおかげです。

MBAを取得しても、名前に恥じないように、また調子に乗らないように

学んだことをしっかりと周りの人々に還元できるように頑張ります。

 

そして、家族ですが、妻や子供、そして両親、妻の家族

みんな元気に過ごせた事に感謝の気持ちでいっぱいです。

特に子供たちは本当にがんばった一年だったと感じています。

長男は無事第一希望のジュニアユースへと入団。

素晴らしい仲間と指導者の方々のもと

もはや現役の僕を超えるサッカーを魅せてくれています。

またサッカーだけではなく、心の成長も素晴らしかったです。

中学に入り、はじめは慣れない環境で苦労しましたが

今は、千葉帰省の当日も塾へ行くという成長への貪欲さ

一番獲得してほしかった、自分の人生に対する大切なものを見極め

そのなりたい自分に対して、いかに自らの判断で行動できる人となれるか

そんなことを実感させてくれる中一になってくれており今後が楽しみです。

 

そして次男も4年生でサンガSPに入らせて頂き結果を残しました。

良い指導者の方々のもと、ひとつひとつ丁寧に階段を登っている感じが

兄貴が切り開いてきた道を踏み外さず進む姿は頼もしいの一言でした。

ただ、年末にとても仲の良かった友人がお父さんの仕事の関係で渡米する事になり

この歳で毎週サッカーの練習後にサッカーしていた仲間との別れ

とても辛かったと思うし、親として、とても関わり方も難しかった。

思い起こせば僕も当時仲の良かった友人が突然学校に来なくなり

涙して、なかなか立ち直れない日々が続いたことを思い出しました。

でも、あの日があったから今がある大切な出来事だと今は理解しています。

まさか、次男にまでそんな事が起こるなんてと思いましたが

これを機会と捉えられるかという事が大切だと考え

より厳しいサッカーの環境へと挑戦することを提案したところ

自ら挑戦の道を選んで今は楽しく厳しい仲間と切磋琢磨してくれています。

まだまだ、サッカーも人としても、成長の機会はたくさん

でも、確実に言葉や顔つきが変わって行く姿にこちらも楽しみばかりです。

 

そして、長女はサンガチアに入って一年ほど、すでにスタジアムデビューも果たして

よくわかりませんが、スタンツとかいう人の上に立つパフォーマンスも魅せてくれます。

また、僕が大学時代にハマっていたHIPHOPダンスもはじめて

こちらも僕にはできないステップを魅せてくれています。

まだまだこれからですが、プロのダンサーを目指しているみたいで

強い兄貴たちの影響で頼もしく育ってくれていること頼もしい限りです。

 

父や母も元気で、子供たちの面倒を見てくれていますし

まだまだ、お酒も一緒に呑めるので、いろいろ相談にものってくれます。

先日の12周年記念祝賀会の場所も父に相談し決めたり。

こうして、仕事一番の父と仕事の話をするのは本当に楽しいひとときです。

母とも子育てでは時々言い合いになることもありますが

やっぱり熱い心で人に接する姿は、多少なりとも影響してるなと感じます。

いつまでも元気でいてくれることを願うばかりです。

 

さいごにコトスタイル株式会社と株式会社グッドランプのメンバー

先日の祝賀会でも話しましたが、コロナ禍に入り

本当に厳しい業況感の中で、このように仕事が続けられている事がすごいことです。

一人ひとりの成長も顕著で、みんなが成長してくれることが

僕自身にとっての一番しごとを通じて嬉しいことだと改めて感じています。

今は厳しい業況ゆえに満足のいく経営はできていませんが

今踏ん張っている企業が、きっと今後残り、飛躍すると信じています。

今の企業方針を変えず、まっすぐ、素直に、誠実に、経営します。

人の成功を必死で応援する企業となれるように、共に成長しましょう。

 

年賀状も昨年、今年と多くの方がやめていかれます。

ウェブでメッセージが送れることも容易になり

SNSを通じて、なんとなく繋がりも継続できる時代となり

いろいろなものが変化している象徴だと思います。

変化を恐れることこそがリスク、変化しなければ衰退するのみ

今年から思い切って、こんな形のお知らせに変えてみました。

もしかしたら来年はまた違うかたちになっているかも。

でも、この変化を楽しめるためにも

自ら学び成長することや、自ら判断する強い気持ちを養う事が

今後より一層大切になることはまちがいありません。

 

2024年も変化には恐れず、変わるべきことは変えて行くし

変えてはいけないことは続けるという判断軸をしっかりと養いながら

家族、企業、協力会社、お客様、社会へと

繋がりのなかで良い影響を与えられるように邁進したいと思います。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

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