ベンチャーマインドとは

イーロン・マスクのメッセージから感じたコト

なんの為に働いているのか?

当社では、昇格のたびに、この問いについて書いてもらいます。

今まで何枚も読ませてもらいながら思うことは

本当に答えは人それぞれで、価値観の多様性を感じることです。

そして、僕自身も振り返りながら答えが変化している事に気づきます。

 

でも、なんの為に生きているのかくらい重要で

仕事をしている人たちは、本当に考え続けないといけない

本当に大切な問いだと改めて思ったので

備忘録として、ブログに記載しておきます。

 

会社とは?仕事とは?善い行いなのでしょうか?

例えば、自動車という便利な乗り物を作っている会社は

環境問題に対して悪影響を与える側面がある。

僕たちも、お店を作るという仕事をしている一方で

もしかしたら、厳しい労働環境を生み出しているかもしれない。

気づかないところで、何かしらの悪い影響を与えているかもしれない。

 

ただ、悪い側面だけの影響では決してなく

自動車がなければ、物流は止まり社会は停滞する。

移動手段がなくなり、おばあちゃんに会いにいけない。

お店がなければ、街に賑わいがなくなってしまう。

といった、良い影響を信じて仕事をしてえいる人がほとんどだと思います。

 

一方で、少し前に話題になっていたTwitterの買収に対する記事を見ながら

イーロン・マスクという人について、ベンチャーについて

正直凄いけど、ゲーム感覚というか、怖い印象すら感じていました。

テクノロジーを駆使して新しい価値は生み出しているけど

マネーゲームを楽しんでいるような、、、

 

でも、実は本気でピュアな気持ちで

テクノロジーによって、社会的課題を解決しようと考えていると知りました。

テスラという会社で、持続可能なエネルギーを生みだす事に対する

インタビューを拝見させてもらったので、是非共有したいので貼り付けておきます。

言葉と共にイーロン・マスクの表情や目を見ていると

野心なんかではなく、心から実現したいという希望が勝っていると感じます。

これこそ、ベンチャーマインドやなあと刺さりました。

 

自分はまだまだ、可能性を信じ切るほどの壮大な思いを描けていない

尊敬の念と共に、悔しさを感じました。

 

今の社会に対して、問題だと感じている事があれば

それに向かって本気で解決する為に動けばいい。

失敗を恐れたり、今の環境を守ろうとする時間なんてない

それくらい、俺がやらないと誰がやるんだってくらいに

気概を持って進む事がベンチャーマインドなんだと気付かされました。

 

コトスタイルもはじめは、お店づくりに対する違和感から

もっとお店づくりを良くしたいと考えて生まれた企業です。

そんな、ベンチャーマインドが今あるのか。

まだまだ、僕自身が根っこにある思いをしっかりと言葉にしなければいけない。

そして、ともに働く仲間へと伝え続けなければいけない。

企業として、なんのために働いているのかを、、、

 

今週末は1年ぶりに大学院の大きなイベントがあります。

大学院に入学するきっかけとなった「あすか会議」

昨年の熱い2日から、もう1年も経ったと思うと気持ちは焦る。

今年は、さらに成長して参加できる事を楽しみたい。

そして、さらに今の想いをさらに刺激させる2日にしたいと思う。

 

たくさんの学友とも会えるのも楽しみだし。

壮大な何かを掴めることは確信しているので

よりしっかりした言葉だけでなくロジックとして

持って帰ってきたいと思う。

そして、改めてベンチャーとして跳ねたいと思う。

 

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成長し続ける

幸之助論から学ぶリーダーシップに必要な資質

 

偉人シリーズ第三段という事で松下幸之助さんの幸之助論を読んだ。

Panasonicの創業者で、知らない人は殆どいないと思うけど

実際に、このような逆境の中で成長し続けるという強い意思を持って

このような偉大な企業を作り上げたことを知ることができた。

 

実際に生まれた環境だったり、若かりし頃の生活だったり

戦争という、国政による要因だったりと

本当に、こんなにもの逆境を経験した人がいるんだろうかというくらいに

自分が想像していた以上の人生の人だと知ることができた。

 

そして、そんな松下さんの人生哲学から学んだのは

成長し続けるということの重要性だった。

成長し続けるという言葉は少し簡単すぎるので、もう少し詳しく書くと。

まずは、逆境を受け入れながらも、なんとかしようと思う気持ち

そこから、はじまるのかなと思った。

 

人生うまくいかない事なんて、多くの人が体験している

そこで、いかになんとかしたいと思って、なんとかする方法を考える。

それこそが、逆境を乗り越える力であり成長の糧となる。

しかし、そんな簡単にうまくいかない事がうまくいくわけがない。

 

では、どうするかと考えた時、高い目標を掲げる事によって

なんとか前に進めようとするんだと感じた。

だけど、なんとかするためには一人ではどうしようもない。

この高い目標を実現する為にも、人と共に行う以外方法はない。

そんな時に、重要な事が素直な心と傾聴する力である。

 

特にこの部分については、もっと自らの想いに縛られないように

主観を拭い去ると共に、人の事を信じる事が重要だと感じた。

特に現代では、多様性のあるメンバーで仕事をするのが普通であり

そんな多様なメンバーのアイデアがより重要な時代になっている

高い目標を成し遂げるためにも、多くの人の意見に耳を傾けて

聞く力が問われているんだと思う。

 

高い目標に対して、人と共に目標に突き進む事。

そこには、成長し続けるという事を願う気持ちが必要であり

満たされた時点で、成長はとまってしまう。

また、過信してしまう事によって人からの意見を頼れなくなってしまう。

しかし、それをわかっていても、間違った選択や

行動をとってしまうときも必ずある。

だからこそ、そんなときにも誠実に自省する気持ちが重要なんだと思った。

 

生涯成長したいと、生きた松下幸之助さんを慕う人はたくさんいて

今は亡き人でも多くの方が尊敬する経営者であり

今もまだ、その想いを受け継いで企業が存続しているという事に感銘をうけ

微力ながら、僕もそんな企業を創りたいと思うし

そのために、学んだことを実践していきたいと思う。

まずは、みんな人の話を聞くということからやらないといけないと思う。

 

このブログも2ヶ月ほど前に書いたんだけど

この2ヶ月だけでも、本当に凝縮された日々を送ってる。

一人ひとりと話す機会をなるべく創ったことで

一人ひとりにも人生の物語があるんだなと考えるようになった。

 

あるスタッフと話していて、学生時代の体験から

今の仕事をやっているというつながりを教えてもらった時に

ああ、みんなも長い人生を過ごしてるんやな。

そんな長い人生の中で当社を選んでくれているんやな。

もっと、話さないとわからないことばかりやなって思ったり。

 

また、家族とも話す時間をもう少し長く持つようにもしてみたら

ああ、すごい今まで価値観を押し付けてしまっていたな

もっと、聞いてあげることが大事だったと感じることがあった。

また、家族に関わる人とも話してみて、家族に対して気づくこともあった。

そして、そこから家族に小さな変化や影響が生まれた。

 

よく友人に、お前は自分のことばかり喋りすぎやと言われるけど

本当に、そうやったんかもなあと、思ったりしている。

もちろん、オープンで話すことで、話しやすい場を作れるとおもうし

決してネガティブなことばかりではないけど、

なんか、必死で喋らないといけないと思っていたのかもしれないなあと感じたり。

傾聴することの大切さだったり、気づきだったり

素直に生きるという事の深さに少し触れることができたと思う。

 

話すこと、聞くことをもっと充実させることで

もっともっと、見えてくるものがあるのかもしれない。

ほんと、まだまだ日々精進。

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信念に生きる ―ネルソン・マンデラの行動哲学―

偉人から学ぶ DAY2

今回は南アフリカ共和国でアパルトヘイト言われる

人種隔離政策と戦い続け、大統領となり、一大改革を成し遂げた

ネルソン・マンデラさんの自伝を読ませてもらった。

 

27年もの間、収監され、その中で自身を磨き続け

人生の多くの時間を差別問題に向き合われたからこそ

今の世界があると言っても過言ではない。

そんな、偉大なことを成し遂げた人から何を学ぶか。

 

経営大学院では、経営戦略やマーケティング、財務等以外にも

このような、自分の生き方を問う授業があり

3ヶ月自分と徹底的に向き合うという事に、今挑戦している。

 

このネルソン・マンデラさんから学んだことは

方向性を決め、急がずに長い時間をかけて成し遂げる為に

方向性はじっくりと考える。そして急いで決断しないということだった。

一言で書くと浅くなってしまうし、自分の受け止め方は

まだまだ、理解が低いと思う。

 

だけど、27年もの間収監され続け

機会を伺い。その機会を成功させるという事は

人生において、自分のありたい姿や

自分が世の中に対していかに影響を与えることができるかについて

深く考えさせてもらえる機会となった。

 

そして、その中でもいかに人を考察できるか。

考察というと、なにかいやらしく感じるかもしれないけど

本気で人を理解しようとすることの大切さを学んだ。

まだまだ、本気でスタッフのことを理解しようとしているか?

家族のことを理解しようとしているか?

 

自分は、信念を持って人を考察し

信念を持って行動できているか。

何か大きな事をしたいとかではなく

自分の志にたいして本気で向き合う覚悟があるか。

そんな事を感じた一冊になった。

 

 

このブログは2ヶ月前に書いたものだったけど

考えるということについて、甘かったと反省するものになった。

信念とは、考え尽くした先にみつかるものであり

考え尽くしたと言えるくらいに考え尽くしたか

未だに、考え尽くしたとはいえないし、きっとずっと言えないと思う。

自分の人生に対して考え続ける人生を送りたいと思う。

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ビジョナリーカンパニー②飛躍の法則

企業としてやるべき事に集中する

東京に上京して独立を目指しながら勤めている時

総武線に揺られながらうとうとと、睡魔と戦いながらも

ビジョナリーカンパニーを読んだのを思い出した。

 

あれから20年経って、今は経営という仕事をさせてもらっている。

独立したいという気持ちで会社を創るまでは自分ごとだったけど

着いてきてくれる人や、信じてくれる人が増える中で

経営者として、リーダーとしての考え方は大きく変わってきている。

そのためには、ビジョンを明確に掲げなければいけないし

将来を描こうとする力が本当に必要だと思う。

 

そして、そんな人達のその家族も含めて、

少しずつ責任の範囲が広がっていくことを実感しながら

また、さらに自らを成長させてくれる原動力となる。

僕自身が本気で成長を目指さなければ

人を必死で応援する会社として成長する企業にはなれない。

 

社員に目指すべき姿も見せることができないし。

社員があるべき姿を描くこともできない。

過去にも将来の姿を見せることができずに去ったスタッフもいた。

だからこそ、企業としての将来の姿を描くことがとても大切だと日々感じている。

一方で企業の将来の姿を描くには、僕自身の将来の姿ともリンクしなければいけない。

 

そんな、想いを持って、グロービス経営大学院で仕事の傍ら学んでいるけど

今回はさらに、自らの志と向き合うという授業を受けて課題図書として読んだ。

読んだ時は、授業はまだこれからという時で、感想としては、まだまだだという事。

今も、リーダーとして目指すべき姿のイメージが低すぎると反省していた。

 

リーダーとして成長した上で、カリスマを目指すのではなく

傾聴できる謙虚さを獲得し、現実を把握できるリーダーとならなければいけない。

そして、情熱を持って取り組めること。経済的原動力になるもの。

自社が世界一になれる部分。これらの三つの要素が重なり合うことといったことに

集中できる知見を養わなければいけない。

 

飛躍している企業には、それぞれの価値観があり

価値観に対して集中すべき事に集中することで

少しずつ、少しずつスピードが加速した結果、偉大な企業となっている。

僕たちも、やっている事は、社会的にとても重要で価値のある仕事であると捉えているが

まだまだ、お店づくりの本質に向き合うことの可能性は満ちていると信じている。

もっともっと、僕たちは、社会に良い影響をもたらせると考えている。

そんなことを、本書から学んだ。

 

このあたりについては、社内で話す時間を作らなければいけない。

偉大な企業を目指し、ひとつひとつ、前進したいと思う。

 

実はこのブログを書いたのは、3月で受講前の考えだった。

そして、昨日企業家リーダーシップDAY5が終わった。

同時に、企業の理念の社会的価値という授業も土曜日にDAY5が終わり

自分のストーリーを振り返り、自社のストーリと繋がる部分

そして、未来の自分と未来の自社のイメージがリンクできる部分を見つけられた。

 

今、3ヶ月前に書いたブログを読み返して、アップしながら

情熱を持って取り組めること

それは、仕事が本気で楽しいって思える職場(お店)づくり

経済的原動力になるもの

それは、働くが凄くハッピーなお店が増えることによって日本の活性化に貢献する。

自社が世界一になれる部分。

リノベーションという手法を通じて、そんな事を考えてる企業は、知らないので

ここは、もう少し調べていかないといけないけれど

点と点が繋がりはじめている。-Connecting the dots- やることが決まれば

可能性を信じて、可能性を信じる支えとしてファクトと論理構造を考え尽くす。

そして、やり続けるという継続。

どんな逆境も受け入れる。

それくらい信じる。

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