伝えることから始めよう。
一昨日、ビジネススクールでの科目が一つ終了しました。
ほんと、何も考えずに経営をしていた恐ろしさを知る3ヶ月になりました。
受けた科目は経営戦略・マーケティング基礎。
久しぶりにガッツリ勉強したという感じで満足感はありますが
ここで満足していても意味がなくて、いかに会社に還元できるか。
スタッフや、お客様にビジネスを通じて還元できるか。
まだまだ、十分とは思ってませんが、スタートラインに立ったつもりで
もっともっと社会に意味を成し得る企業になりたいと思います。
というわけで、今回は教えを受けた先生一番推しの本。
ジャパネットたかた創業者髙田明さんの本。「伝えることから始めよう」
授業とほぼ同時で読み終える事が出来ました。
今を全力で生きれば課題は見える
とにかく、今を全力で生きる意味と結果を書かれた本でした。
今の自分が過去を作り、未来をを作る。
目の前の事に必死で取り組むから、新しい課題が見つかる。
今を全力で行きてるから課題を解決するアイデアが生まれる。
そうして、いつのまにか過去の実績となる。
確かに今の現状に満足していたら何も変わらないし
常に、もっと良くしたい、もっと出来ることがあると考えると
必然的に考える思考になっている。
ひとつの課題を乗り越えたら、次に新しい課題が見えてきて
それを乗り越えたら、また次に課題が見えてくる。
何もせずに、止まっているより、見える景色が変わると思うし
当たり前のように、こういう考え方ができていないとって思います。
仕事においては徹底的にボトルネックを見つけて修正する事が重要。
何が問題になっているのか、何がうまくいっていない原因なのか。
うまく行っていたとしても、何か問題はあるはずだという考え。
それを解消し続ける事で強い企業になれる。勉強になります。
できない理由を考えるのではなく、どうしたらできるか考える
これは、あらゆるところで教えてもらって来ましたが本当にそう。
結構できない理由から相談してくるスタッフもいるけど
本当は、出来る理由を必死で考えてほしいと思っています。
出来ない事なんてないと決めつけてしまって、どうすれば出来るだろうかと
ひたすら自分に問い続けたり、仲間に相談する事で打開できることばかりだし
そう考え出すと、まわりが変わってくると思うし仕事も楽しくなる。
なんとかなるでってよく言うてると思うけど、そういう意味です。笑
なんの為に売りたいの?何のために伝えたいの?
これを自問自答する事で、やってる仕事に意味がついてくる。
ただ売るだけの仕事って本当におもしろいの?なんの為に仕事してるの?
これ考えるとの考えないのでは、全然変わると思う。
コミュニケーションで大切なのは
伝える事ではなくて伝わる事が本当に大切という話し。
めちゃくちゃ深いキーワードで
なかなか、具体的に書くのは難しいけれど
今、話してることって相手に伝わってますか?って考えたら。
結構危険な状況が自分でもたくさんあるので
やっぱり、仕事は人と人なんで、こういう基本が大事なんだと思います。
期待に応えるから期待を超える
これも、響いた言葉でした。
期待に応えるのは当たり前の話しで、期待を超える
感動できるお店づくり体験にならないと
コトスタイルの存在価値ってないんじゃないんだろうか。
今、ちょっとそんな風に思って色々考えてます。
長期的なビジョンを持たない、目標を持たない経営をやってきた。
ジャパネットたかたでは、そうだったようです。
代わりにやってきた事が、今できる事に最善を尽くすというコト。
僕はビジョンとかミッションはむしろ大切だと思っています
ベクトルをあわせる為に、会社の方向性がぶれない為にも重要。
それで、合わせた上で今できる事に最善を尽くす。
それがやっぱりいいのかなって思いました。
多分、書かれてるのもそういう事だと理解してます。
なかなか、髙田さんの生涯を描いた本だったので
言いたいことがめちゃくちゃ多いし、どれも重要だし
髙田式経営戦略マーケティングみたいな印象。
でも、やってはる事は今のベストなんだけど
圧倒的な顧客目線と、スタッフ愛に満ちあふれていて
すげー感動しました。
夢を持ち目標を持ちチャレンジしながら今を生きる
この楽しさを多くの人に知ってほしいという髙田さんの人生論。
勉強にさせて頂いて、自分のものにしたいと思います。