ビジネスロードテスト

事業を走らせる前に抑えておく7つの要素

ベンチャーマネジメントというMBAの科目を経て

遅くなってしまったけど、お勧め書籍の一冊を読んだ。

本の事について書こうと思っていたけど

VTMを受講した感想も記載しておこうと思う。

 

結論としては、本当に受けてよかった。

数々のスタートアップによる様々なケースを学び

やっぱりやってみたいという想いが強まった事が

何よりも受けてよかったことだと感じている。

 

DAY1ではスモールビジネスとの違いを学び

いきなり自分が目指していた企業の姿と

今の企業の姿のギャップを大いに感じて凹んだ。

ただ、だからこそ、ここに来て経営について

改めて学びなおしたいと思ったことにも気づけた。

 

会社を起こすというのは本当に大変で

その中でIPOできるなんていうのは

サッカーの日本代表に選ばれるくらいの確率だと

IPOされた起業家の先生から教えてもらった。

 

ただ、一方でスタートアップに進めないリスク

自分が築いてきたコトやモノに縛られた手錠について学び

13年続けてきた今の形を変えるという事や

その結果、失敗したときに失ってしまう怖さを感じた。

色々な想いが馳せたけど、やらない事に対するリスクも考させられた。

 

もちろん、今すぐに大きな変化を起こそうというコトではないけど

まずは、今やっているコトスタイル株式会社と株式会社グッドランプを

しっかりと学んだ経営学で起動に乗せる事が大切だと思うし

そうする事で、一人でも多く幸せに働いてくれる人が増える事に

僕自身は全力で経営を行おうと思っている。

でも、その選択肢が多様にある中で、限られた時間で判断しなければいけない

本当に経営の難しさに直面させてもらっている。

 

前置きがながくなってしまったけど、

ビジネスロードテストはスタートアップや、社内ベンチャー

もしくは、スモールビジネスの立ち上げや新規事業等

とにかくビジネスをはじめるときに必要な要素を抑える為の

フレームワークが解説されたものだった。

 

7domainsといって、市場、業界、マクロ、ミクロの観点

そこに、経営者としての志、経営実行能力、人脈といった

7つでビジネスをスピーディに考察しながら

スケールするのかPivotするのかを判断するような内容。

 

13年前に色々な事が重なって、事業をはじめる事ができたけれど

当時からこのようにビジネスをスピーディに抑えれていたらと思ったりする。

一方で知っていたらやっていなかったと思う感情も嘘ではなくて

論理と算盤だけじゃない、重要なこともあると改めて思う。

先行きがわからない時代だからこそ、とにかく走り続けないといけない

経営者の身だからこそなんでもかんでもやるのではなく、

このようなツールをうまく使ってビジネスを進める事が大切なんだと改めて感じている。

 

MBAはフレームワーク教えてくれるところでしょって

思っている人も多いかもしれないけれど、全然そんなことなくて

凝り固まった思考法を解き放ってくれる場所で、その後に考えるのは自分次第で

この学びを知りながら実践するのと知らないまま実践するのでは

きっと、その後に得る気づきや獲得できものも全然異なると感じてる。

 

ベンチャーやスタートアップとった限られたリソースでも

経営の基本は同じであり、その基本をいかに応用しながら自分らしさを発揮できるか

このあたりが、経営スキルなんだと今は感じている。

内容的には、過去の学びの復習感が強く、自分の成長も感じる事ができた。

 

そんな4月期に学んだVTMから7月期のMGAを経て

より、組織に対して経営者としての、やるべきことが明確になった今

改めて明後日からVTS(ベンチャー戦略マネジメント)のクラスが始まる。

より、スタートアップの経営における深いケースを学び

やっぱり、スケールできるビジネスを創造することによって

自らの志である働くが楽しいと感じる世界を広げる一歩を踏み出せればと思う。

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13期も1Qが終えたので

変わるんじゃなくて、より良くするという時期

12期が6月末で終わり、気がつけば3ヶ月が経ったので

今日は久しぶりに最近思うことについて書こうと思う。

1年の4分の1が、もう終わってしまったという状況は焦るけど

長期的に振り返ると、気がつけば12年も

仕事が出来ていることに、まずは感謝しかない。

 

12年前に創業した当初は、店舗に特化して物件も扱う設計施工の企業はなかった。

そして、テナント情報をウェブサイト上に公開する不動産会社も少なかった。

そんな状況にビジネスチャンスを感じてコトスタイルを起ち上げた。

人の成功を必死で応援する会社という企業理念を掲げ

これから創る会社では、人が成長できるような場所にしたいという想いを抱いて創った。

 

長男が0歳のときに起業したけど、起ち上げたばかりの会社に仕事はなく

0歳の息子の面倒を見てくれる妻に毎日出社するのが後ろめたかった。

本当に苦しい日々で、なんてことしてしまったんだろうと思うこともあったけど

社会人になってから、ずっと抱いていた個人的な夢だったから

どんな事があってもやりきってやろうと、ほんと必死だった。

 

はじめは、友人に助けてもらうことが多く、

今でも本当に繋がりに感謝しかない。

そして、少しずつ出店に対する相談件数も伸びた結果

今は300店舗を超える出店にも携わらせてもらっている。

本当に、何が理由でこうなったのか正直わからない。

 

ただ、言えるのは、決して順風満帆に事が進んだわけではないし

今も、決して順調に経営ができているとは思っていない。

結局、この感じはずっと心に抱かれていて、

ひとつずつ、壁を乗り越えるのが人生なんだろうなって思う。

 

創業して、すぐにホームページを起ち上げようと考えていたけど

資金がなくて、必要な資金を借り入れようと思ったけど、

借り入れる為の方法がわからんくて、創業セミナーに参加したけど

そこで、準備不足を指摘されて借り入れどころじゃない自分の状況を知り。

これは、正直まずいなと心の中ではわかっているものの

引き下がるわけにいかないという感じは今でも覚えてるし忘れることはない。

 

講師の方から事業計画書が必要な事を教えてもらって

全く準備せずに創業した自分が本当に何も知らないと反省しながら

半年は、家賃を払いながら事業計画書を書くという始末。

でも、その半年のおかげで今の事業モデルができたというくらい

考える事に大切さを学ぶ良い機会になったと今では思ってる。

 

ようやく計画書も完成して、多くの支援してくださった方のお墨付きを頂き

必要な資金を借りて、今のホームページを作るに至って、ちょこちょこ相談が増えた。

そんな、創業期は一人ぼっちで本当に苦しかった。

前職の友人や、同業種の先輩、経営者の会でも厳しい言葉を浴びせられられながらも

もうとにかく必死で生き残ることだけを考えていた気がする。

 

すると少しずつ、仕事の成果が生まれてきたことで変化も起こった。

色々な情報で知って頂いた方から相談も増えたし、

京都商工会議所の創業セミナーにゲストとして登壇させてもらったり

創業に関する自社出版の本を書いたら、図書館に置きたいと連絡を頂いたり

そんな創業にまつわる本を京都新聞で取り上げてもらったり

他にも、業界雑誌や新聞に取り上げていただきながら気づけば今という感じで

見てくれている人は見てくれているんだなと感じた。

 

創業するということは、本当に簡単なことじゃない。

でも、今振り返って思うのは、本当にやって良かったと思える。

気がつけば10人ほどの組織になっていて、気がつけば

自分が独立したいと必死で思っていたはずが

今のメンバーや関わる人達の事を真剣に幸せにできるような

経営が本当に出来ているのかと考えるようになっていた。

 

ここまで来るのにあたっても、書ききれないくらい色々な事があったけど

全て自分の経営者としての知識のなさ、力のなさだと思っている。

そんなときにコロナという病気が流行りだした。

何をやるべきかと考えた答えが、経営を学び直したいという思いだった。

 

この危機的な環境の変化に何もできずに終わりたくない。

ここまで助けてくださった人たちとの縁を終わらせたくない。

なにより、頑張ってくれているスタッフを路頭に迷わせたくない。

ピンチはチャンスとよく言ったもので、

多分、何かをやるタイミングなんだろうと思って

以前から少しきになっていた経営学修士の取得を決意した。

 

そして、単科生となって1年学びながら本科生となって1年半。

約2年半本業の傍らで学びを続けさせてもらっているけど

知らなかった事ばかりで、自分の力のなさを感じるだけではなく

自分の力のなさが、多くの人を苦しめていると感じるくらいに

経営という仕事の重さを感じさせてもらっていると思う。

 

そして、13期がはじまり学んだことを振り返りながら

様々なことを見直し、経営という仕事を改めなおす覚悟で計画を立てた。

企業理念やミッション、ビジョンを今のカタチへと変えるところから

現時点で考えられる持続的に成長できる企業のロードマップを描いた。

マネジメントシステムやオペレーションシステムなんていうと

硬い感じに捉えられるかもしれないけれど

自分たちらしさであるスタイルを言語化し伝えるところまでやった。

 

もちろん伝えるだけではだめで、伝わらないと意味がない。

その為には、これから日々仕事の中でいかに

リーダーシップを成長させながらコミュニティを育てられるかが

今、僕自身がやらなければいけないことで

結果、それが年始にたてた組織文化の醸成につながると思ってる。

 

色々と変わることに対する抵抗もあるけれど

変わるんじゃなくて、今のすごい良い部分をより具体化して

これから増えていくメンバーにも伝わるような

組織文化を今のうちにつくっておきたいということを

しっかりと丁寧に伝えていかないといけない。

 

ほんとうに良い人が長く働いてくれている職場でもあり

さらに、本当に起ち上げて1件目の案件からお世話になっている

パートナー企業さん(職人さん)もいてくださる。

だから、別に言葉にする必要はないのかもしれないんだけど

やっぱり、言葉として誰もが共有できる事が重要であり

それが自信に繋がってくれると本当に嬉しいし。

次の挑戦に向けての土台にもなると思うし

伝え、伝わり、伝搬しながら、良い組織となって、良いサービスが生まれる。

12年やってきたことをさらに良いカタチにしていければと思う。

 

13期はまだはじまったばかりだけど

もう時間があっという間にすぎることもわかってきたので

ガンガン加速させてやりきろうと思う。

 

 

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学習する組織

仕事とは、より学習に満ちたものでなければいけない

2ヶ月前に学習する組織入門編を読み

自分の行動や企業の営みが社会に与える影響について

理解しているどうかによって考え方が変わるという

システム思考について学び、ここ2ヶ月

本当に自社が与える影響について考えてきた。

 

以前から理念に同調してくれるスタッフであったり

協力会社の皆さんのおかげで今の仕事ができていることを

常々感謝しながら、経営させてもらっていると感じている。

 

しかし、僕たちのレンズでしかモノゴトを見ておらず

本当に、そうなんだろうかという疑問も同じくして抱けるようになった

そこで改めて、システム思考について、学習する組織について

再度学びを深めようと想い本著を読ませてもらった。

 

冒頭に、”「このままではいけない」「もっとよくしたい」と感じる

すべての人に、その想いを実際に変化につなげ、未来を想像する力

真のリーダーシップを高めるきっかけとなることを願っている。”

といった訳者まえがきに対して、心が震えながら読んだ。

 

読み終えた今、めちゃくちゃ大切な事が繋がりかけている感覚はあるけど

一方で、とても難しい内容であり、このブログで書ききれるほど

まだまだ自分の中で全然理解できていないと感じている。

 

ただ、今の自分の中で限りなく限界に近いカタチで

自分に落とし込んでみようと思う。

 

まずは、今の時代の変化について

高度成長期や、人口が増える中では、経済は右肩に上がり続け

そんな時代の経営者はトップダウンで物事を進めるのが最適だった。

でも、今は不確実な時代であり、先行きがわかる人などいない。

 

そんな中では、組織を命令系統で動かすのではなく

いかに、自律的なメンバーによって互いに強みを引き出し

お互いが相互に助け合いながら目的を達成する。

学習する組織となれるかが重要だと理解した。

 

そんな学習する組織において重要なのが

自分たちの行動が、他人に社会に、どのような影響を与えているかという

システム思考として、システムを理解することから始めなければいけないという点。

 

例えば、仕事の質があがれば‘、問合せが増えるけど、人が足りなくなる。

目標を設定するが、現実とのギャップに対する行動を行う一方で

ビジョンとのギャップを感じて目標を下げるという行為も行われる。

 

体の調子が悪くなっている事に対して薬を与えるが、本質的な解決にはならない等

何かをすれば、何かの副作用が生じるという言い方がわかりやすいかもしれないが

そんな副作用まで理解して、様々な物事を捉えているかという視点が重要。

 

言われたらわかるけれど、どうしても個人のレンズだと

この全てのシステムを理解しようとするのはとてもむずかしいと理解できると思う。

要は様々なレンズを通してモノゴトを観て感じて考え尽くさねばいけない。

さらに繋がりを理解した上で、行動を起こさなければいけない。

 

このように複雑なシステムの中でどのように学習する組織を作り出すか。

まずは一人ひとりが行動変容を起こすことが重要とされる。

 

自己マスタリーといって自分が人生で何を成し遂げようとしているかという点。

組織は人の集まりであり、その組織の中の人の、この自己マスタリーの集合が

組織を形づくっており、個人は組織や自身の為に探求しなければいけない。

 

“人生のかなりの部分を占める仕事に費やす時間を無視して、

仕事以外にのみ個人的な充足を求めるならば、幸せがすべてがそろった

人間になる機会はごくわずかでしかない。”

これは、本書に記載されている言葉だけど、とても共感できる。

 

例えば、社歴の長い人は、その仕事を通じた経験の上で

はじめは自信もなく、世の中に対して狭い視野しかもっていなかったものが

時間とともに仕事の経験やリーダーとしての責任の範囲が拡大する。

 

そして、そんな責任を心地よくさえ受け入れた結果。

人に影響を与える人と成長していることに気づける。

気づかないうちにも志は大きくなり自己マスタリーも変化する。

これこそ、学習する組織の原点となる。

 

次に重要なワードがメンタル・モデルというものであり

簡単に言えば、過去の考え方、行動、成功体験による慣れ親しんだ

考え方や行動を縛り付ける目に見えないもの。

 

世の中はこういうものだから、こうなんだというロジック。

これは、組織においては、相互に学びあう事に対する大きな阻害要因となる。

例えば対立した意見の中で物事を決めなければいけない場合

多くの人が、自分の意見をさらに主張するという行動にでる。

 

しかし、このメンタル・モデルを、一旦解き解いてみたら

相手の意見を素直に傾聴することの方が、いかに良い成果を生み出すかは

おそらく多くの人が容易に想像できるものの、行うことの難しさを感じると思う。

 

しかし、一方でこのようなメンタル・モデルを組織の人たちが

取り入れる事によって、どのような学習する組織が生まれるかも想像できる。

いかに、変化という学習を行う事が重要であるかがわかる。

 

さいごに組織として共有ビジョンをいかにもつかが重要と記載されている。

それぞれが学習をするのではなく、共に目指すべきものを問い続ける組織。

 

具体的には「自分たちは何を想像したいのか?」という問いに対する答えを

押し付けるのではなく、本当にワクワクする未来を想像するビジョンとして

組織の人たちが心から達成したいと思えるものを共有し、

我が事として、こころから打ち込むという状態を目指すという事が重要になる。

 

ただ、この共有ビジョンに対して、必ず同調する必要なないし

同じ考え方をしなければいけないというわけでもない。

むしろ、反対する意見の持ち主の事を異なる意見をもつ

仲間と考える事が肝要であると記載されており、

こういう事を乗り越える組織が強いビジョンを生み出すと学んだ。

 

このような共有ビジョンが生み出される組織

そして、そんな共有ビジョンのなかで意見をぶつけ合いながら

自分たちが実現させたい世界をいかに想像できるか

これこそが、一人ではできない、組織としてしかできない営みであり

今、企業が行わなければいけない大切な考え方だと思ったし

僕たち、コトスタイル㈱も㈱グッドランプも必ず成し遂げられると思う。

なぜなら、創造を得意とする人が集まっている組織だから。

 

ビジョンを作ったり、経営戦略を考えることも大切だけど

このシステムのなかで何を実現したいかという根っこの部分を

本当に大切にしておかないと組織の方向性は大きく違う方向を

向いてしまう可能性もあるという危機感も同時に感じている。

まだまだ学びに対する理解は乏しい状況だけれども

この内容を理解できるだけではなく、

仕事に組織にもって帰れるように自分に向き合いたいと思う。

 

※本著の内容に対して、自身の見解を述べたものであり、

本著の内容と沿わない点があるかもしれませんが、ご容赦ください。

 

今の自分なりの解釈の限界。

ただ、この変化を結局楽しめるかどうかも、仕事のそして経営の醍醐味なんだと思う。

さらにみんなと共に大きな挑戦ができるようになりたいと思う。

 

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スタートアップについて

100話で心折れるスタートアップを読んで

MBAの学びの方も、基礎科目で経営を体系的に学んで

同級生も応用科目へと、それぞれの道に進む中。

自分はやっぱり起業について、改めて学びなおすことで

今の経営との違いを知り、どう活かすかということについて考えたいと思い。

創造系と言われるベンチャーマインドという科目を受講している。

(※記事を書いた時は受講中ですでに受講後)

 

その中で、スタートアップとスモールビジネスの違いを知り

志はベンチャーだったけど、まだまだ小さい会社の中で

本当に、自分がやりたかったことは何を考えたり。

一方で、大きくするためには、変わらなければいけない事を学びながら

コトスタイルとして変わるべきか、変わらずいるべきかを悩んだりしている。

 

とはいえ、なぜコトスタイル株式会社を創ったのかという問いや

究極はなぜ働いているのか?なぜ経営しているのか?とった問いについて

考えること、そして答えとなるであろう本質的なところは

少しずつだけど、自分の中で明確になりつつある。

コロナ禍で単科生として学びだして、あっという間の2年間だったけど

ここまで、自分を振り返りながら、未来を創造できたのは本当によかった。

 

ちょっと前置きがながくなったけど、この本はTwitterで話題になった

100日後に死ぬワニを、スタートアップの経験者がスタートアップアルアルとして

すごく読みやすく書き直された内容で、それを書籍化したもの。

スタートアップの苦しみがつらつら可愛らしく書かれていた。

正直、自分と重なる部分もあり、共感することも多々あった。

 

まだまだスモールビジネスだけど、志はスタートアップなのかなと

頭の中で絵、沸々とした感情が湧き上がってくる感じはそういうことなのかなって思う。

まあ、会社つくったのは自分だからという何事も全ては自己責任であり

起業に対する、想いだけじゃないリアルな事象は共通しているから

スモールビジネスの起ち上げを目指している人にもすごくおすすめ。

こういう、さらっと読める本で、予習しておくには凄くよいと思う。

自分の場合は復習を兼ねて、今からどう行動するかなんだけど

やっぱり、自分の志を強く持ち続けられるかにかかっていると思った。

 

さいごにめちゃくちゃ響いたのが「Connecting the dots」という言葉。

スティーブ・ジョブスがスタンフォードのスピーチで言った内容で

点と点がつながることを信じなければいけないという話。

これは、僕も本当に大事なことだと思っていて、今があるのは

過去の点と点が繋がったからでしかないと思っている。

結構きつい人生送ってきてるけど、だからオモシロイ人生を生きられているし

本当にまわりの人達には感謝しかない。

 

「Connecting the dots」の精神を大切に

これからも人生楽しんでいこうと改めて思う。

そしてまわりの人達も豊かにできる影響力を持てるように

まだまだ学び挑戦し続けることを楽しみたい。

 

100話で心が折れるX(旧Twitter)ページはこちら。

 

 

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偉人からの学びDAY4

武士道と代表的日本人

偉人から学び、自身の志について考え尽くす3ヶ月の科目。

4月から7月にかけてうけた企業家リーダーシップといって

自らの志と向き合うために、偉人から学び自分へと

偉人伝を読み、同期と共に学び自身へと落とし込むサイクル。

 

今回は武士道と代表的日本人を読破しましたと言いたいが

正直、言葉が少し古かったりと、凄く読みにくく苦戦しました。

もっと古文とか勉強しておけばよかった、、、

とまあ、反省ばかりですが、それも人生。

でも、なんとなくでも感じた事を備忘録として記載します。

 

実は、武士道については、昔東京で勤めていたときに

野方の沖縄カフェをやらせてもらったお客さんが大好きで

お店に武士道の本を飾りたいというやりとりを思い出しつつ

沖縄料理が好きな今の奥さんとも食べに行ったな

なんて、どうでもいいことを思い出してました。

 

でも、その事がきっかけで武士道という考え方や

多数の書籍が出ている事を知ることができたので

やっぱり、僕たちの仕事って、なんだかんだ学びとか繋がることが多く

素晴らしい仕事をさせてもらっているなと改めて感じます。

 

こうして武士道を読む機会を与えてもらえたこと

なんか、運命的な感じだったけど、読むのはきつかった。

でも、昔の日本人が義や仁を大切にしていること。

そして、自分の命よりも先に、その考えによって行動に移すこと。

さらには、それが教育ではなく武士道という

人から人に伝わりながら作られた生き様だった事を学んだ。

 

今、僕たちの時代でもめちゃくちゃ大切な事ばかりだけど

ここまで忠義に実践できる人はどれくらいいるのだろうか。

まだまだ、理解は乏しい中ではあるものの、僕なりの武士道として

何よりも自我を超えて成したい強く導く志はあるのだろうか。

 

義・勇・仁・誠・礼といったやさしく、誠実で、礼儀正しいこころを道理とする。

そして道理に任せてためらわず決断する勇気を持って事を行動する事ができるだろうか。

 

私利私欲に私心よりも、正しき行動に真っ先に移せる人間になること

そうすることの先に見えるもがきっとあるんだと思うけれども

そんな事が本当に今の心の強さでできるのだろうか。

 

経営を学んでいる中で、自分の人間力を磨く事こそが

経営の本質だと最近は強く思う。

良い企業を作り、良い人が集まり、良い組織となりたい。

そして、代表的日本人の方々のように大きくても小さくてもどちらでもよい

社会的なインパクトを与える事に挑戦できる人そして企業になりたいと思う。

 

授業を経て志してとして

お店づくりを通じて働くが楽しいと感じる世界を広げるという志を持てた。

何度も何度も書いているけど、経営者としての責務を全うしたい

そのためにやるべきことを今学んでいるが

学びで終わらせてはいけない。

 

高校生のときに独立を目指したきっかけを思い出し。

仕事が楽しいものであると教えてくれた父の言葉を頼りに

これから先の自分の行き先について

まだまだ思案しながら行動に移し続けたいと思う。

 

しかし、こういう本もたまには良いよね。

なかなかこういう機会じゃないと手に取らないと思うので

もう少し視野を広くもつことも大切なのかもしれないと思った。

 

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理念経営2.0

企業経営の形も変化している事に気づかなけれいけない

“事業の存在意義を考え、本質に立ち返ることができれば

危機は企業にとって新たな進化へのチャンスとなる。

他方で、「意義」を生み出すことに失敗した組織からは

ヒト・モノ・カネが離れていき、やがてその組織は淘汰される。”

僕たちは何の為に働いているのかという事を問い続ける中で

理念経営2.0という書籍を進めてもらった。

 

パーパス関係の書籍は一旦これで終わりにしようと思ってる。

これからの時代の企業、組織、そして組織に属するヒトについて

モノを生む組織からチエを創る組織に変化する時代背景のなかで

どのような意思で一人ひとりの行動に対する影響があるか

その為に行うべきことについて、整理された内容だった。

 

わたしたちはどのような景色をつくりだしたいか?(Vision)

わたしたちがこだわりたいことはなにか?(Value)

わたしたちはなんのために存在しているか?(Mission)

わたしたちの組織の存在する目的はなにか?(Purpose)

 

人の成功を必死で応援する会社という企業理念を13年前に打ち立て

絶対に成功する店舗を創るというMissionのもとに。

店舗業界のイノベーションカンパニーというVisionを描いた。

当時は一人で起ち上げるタイミングであり、僕の想いそのものだった。

でも、成功とは?イノベーションとは?正直まだまだ考え尽くせていないと気づいた。

 

そんな僕の想いに共感してくれたスタッフや協力会社の仲間のみんなに

今どれくらい僕の根っこの想いが伝わっているだろうか?と考えてとき

この本を読みながら、そして僕自身の幼少期から今までの人生や

コトスタイルを創業してからの会社の出来事を振り返りながら

改めて、問いに答えるべきときが来ていると感じている。

 

そして読み進める中で、本書のなかにも

まさに理念をたてたときに思い描いていたものが記載されていた。

 

“企業は従業員や仲間の幸せを最大化できるような組織マネジメントを実践することで、

結果としてアウトプットとしての価値創造を最大化できる。

社員が意義を感じ、自分なりのナラティブを生みながら仕事をすれば、

それだけ創造性が高まるし、イノベーションが生まれやすくなるからだ。

こういったチエを創る組織では、ミッション・ビジョン・バリュー・パーパスに

代表される企業理念などのWHYが意味創造の基点になる。

次に重要なのは人々がよりよく協働して、

いいアイデアを生みやすくなる場やコミュニティをつくることだ。

バリューに則った濃い組織文化や、心理的安全性が高く、共創が生まれやすい

社内コミュニケーション環境をHOWとして用意する。

共創文化のある開かれた場には、優秀な人材やパートナー、お客様が集まってくる。

質の高い人的リソースを集めてくると、そこで新しいチエが生まれやすくなり、

新しい商品、サービス、事業などが創造され、結果として戦略などのWHATが創発される。

ミッション・ビジョン・バリュー・パーパスを共通の土台にした

創発の場・仕組みづくりがこれからの企業における肝なのだ。”

 

13年ものあいだ言葉として発し続けてきた企業理念だけど

組織に多くの多様性のあるメンバーが仲間となり

大きな方向性は変わらないとしても、言葉はより重要なものとなり

解釈や捉え方を改めて共通化することも大切だと気づいた。

 

12期が今週で終わり、来週には13期になるタイミングで出会った書籍。

これから期初会議に向けた資料づくりをはじめるタイミング。

今年の目標である組織文化を創るということにも繋がった。

今改めて自社と向き合い言葉にすることに挑戦しようと思う。

さいごに、なんの為に働くかという問いに対するヒントとして

ポジティブ心理学の研究者フレッド・ルーサンスの言葉を参考にしたい。

“不確実な環境において幸せに生きられる人は、希望(Hope)自己肯定感(Effcacy)

レジリエンス(Resilience)楽観性(Optimism)という4つの心理的資本を持つとされる。”

今の時代においていかに幸せな考え方が重要か

そして、そんな幸せな考え方と働き方がリンクする事が意味するものは

僕は僕だけでなくまわりの人たちにも幸せに生きるための影響を与えるような

そんな人になりたいと思うし、そんな会社を創りたいと思っています。

 

6月の末、ほんとうに12期の末に書いておいた書評と想い。

もう8月も終わろうとしているけれど、会社の言葉は言語化されない。

ただ、僕個人の志はものすごく研ぎ澄まされている。

お店づくりを通して”働くが楽しい”と思う世界を広げる。

働くことが楽しいと父親からずっと聞いていた言葉であり。

今の自分の支えとなっていることに大学院で気づくことができた。

ただ、スタッフに価値観を押し付けるのは少し違う。

このような言葉を提案してはみたけど、同調には至らなかった。

 

でも、これは僕自身がやりきればいい。

スタッフが働くことを楽しいと感じながら働く。

お店づくりを通じてお客様のありたい姿を実現しながら

お客様も働くことが楽しいと感じてもらえるように。

そんなお店にはきっと人が集まってきて

楽しく働いている店主の姿から働くことの楽しさが伝搬する。

こんな風に働くが楽しい世界が広がった先には

多くの大人たちは子供たちに働くって楽しいよって話してる。

そんな日本はきっと明るい国になってると思うし

僕がそれを創る原点になろうと思う。

 

会社のMission、Vision、Valueはリニューアルしつつある。

これについてはみんなと話し合うということがなにより大切で

トップダウンでこれで行くよということよりも

俺はこんな風に思ってるけど、みんなどう?という感じで

考える時間をめちゃくちゃ大切にしている。

もう少しで、今期の方向性が見えてくる。

今回は3回も期初会議をやったり、

それに対するスタッフとの1on1を繰り返しながら

ようやくここまで来れたかなという感じ。

 

めっちゃいい会社になるために

今年はほんと、やりきりたいと思う。

 

 

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根っこにある自分と会社について

パーパスについて学ぶ

 

MBAの学びにおいても自身の志と企業の理念を考える科目を受けて。

本当に本当に根っこの部分にある、価値観や違和感のところを深掘って

自分の根っこのところにある、存在意義を見つける作業を行うことで

会社はなんの為に存在していて、なぜそこで働くのかという問いに答える。

 

僕の場合は、起業しているので、当たり前のように重なる部分がある。

過去の体験から生まれた価値観や違和感の上になりたっている

やらなければいけないこと、やりたいこと、やれること、といった

3つの円が重なることが、実現できていなければいけないし、できているはずで

むしろ、その出来ているはずの言葉を見つけることが重要であり

その言葉を見つけることで、迷いが消えて、その実現に向かえると思う。

 

それが、自身では志といい、会社ではパーパスという。

パーパスという言葉について、関連書籍をたくさん読む中で

今回は、以前から気になっていたハーバード・ビジネス・レビューで

パーパスを特集していたのを思い出して検索してみたら

まさかの売り切れの上に、書籍化されているという状況だった。

パーパスという言葉がいかに、注目されているかがわかる。

 

内容はとても充実していて、最近の学びの良い復習になったと思うけど

パーパスが何かという事はどうでもよくて、

実際にコトスタイル株式会社や株式会社グッドランプのパーパスとは何か?

ここをもっともっと探求し続けないといけないと改めて思う。

 

“組織とは、人の集団が群れとして、ある目的を達成するために

存在するものである。創業者の情熱からはじまり、人を動かす仕組みを

つくる中で価値が再定義され、徐々に社会的に必要とされる

存在へと成長していく。あらゆる経営者にとって、「自分」というリソースの

限界を超えることは不可欠なプロセスである。

 

組織が創業者を超えた生命体になるためには、

集団の向かう方向性や文化を育むDNAが必要である。

それが無限に複製された際に、大きな価値が生まれるような

DNAをデザインしなければならない。

その時に大きな役割を果たすのがミッション、ビジョン、バリューである。”

 

本書から引用した文章だけど、3行目の価値が再定義される感覚や

自分から、組織へと考える視座の変化はめちゃくちゃ共感できる。

 

“リーダーが信頼性と一貫性をもってパーパスを伝えるようになると

従業員はそのリーダーの真剣さを理解し、その意義を信じるようになって

新しい方向に動き出す。

変化は上からの合図によって、下から展開するのである。”

 

これも本書からの引用でとても共感できる部分だった。

伝えているつもりではいけなくて、同調するくらいに真剣でないと

多様な人材で形成された組織を同じ方向に向かわせるのは容易ではない。

そして、上から動かすのではなく、下から自然に展開できるような

そんな、リーダーに自分はならないといけないと思う。

 

いつもと同じような仕事を日々行っていると

なぜ、この会社で働いているのかといった目的を見失う。

ある程度仕事を覚えてしまうと成長を感じられなくなってしまう。

そんな時こそ、自分のためではなく仕事が誰かの役にたっていたり

社会に貢献していたりする事が明確にあることが重要であり

それが、パーパスなのかなと感じている。

 

さいごに、これからパーパスを考える時間を社内でつくって行こうと思うけど

戦略目標を余すことなく明確に書き出すことと、従業員の意欲を掻き立てる

これが相互に作用するような内容のものを目指したいと思う。

パーパスを共有、共感し、みんなで良い仕事がしたくなるような気持ちになるとともに

目標を達成しようと奮い立つくらいのものであることを願うし、

きっと、僕たちのパーパスはめちゃくちゃテンションがあがって

同じ方向性に向かってすごい勢いで突き進めるものであるはずだと信じている。

 

6月頃に書きためたブログの記事。

2ヶ月たって、自身の志は明確に見えた。

企業のパーパスは必要なんだろうか。

今、そんなところに立ち止まっている。

やることは間違っていないけど

今のメンバーが、より一体感を醸成できたら

どんなに凄いことができるのだろうか。

もっと、真剣に考えて、真剣に伝え続けようと思う。

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パーパス・マネジメント

僕たちは何の為に存在しているのか?

13年前に人の必死で応援する会社を創るという企業理念をたてた。

今振り返ると、よくそんな理念を掲げることができたなと思う。

大学院で自分の人生を振り返り、価値観や体験に基づいて

今の自分へ多大な影響を受けているという事を学んだ。

 

僕自身は、その学びの中で様々な体験を通じながら

確かに本当にそれが、今につながっていると感じた。

例えば、小学生のときの親友との別れ。

高校入学で味わった大好きなサッカーに対する挫折と挑戦。

新卒で入った超ブラックな組織に対する仕事への反発。

まあ、振り返るだけでメンタルだいぶ殺られそうだけど

だから、今があるんだなって本当に思うし

だから、今やりたい事が、あるんだなって思ってる。

 

やりたい事については、別の機会に書こうと思うけど

こんな風に時間で自分について振り返りながら思うのは

社員や関わる人たち、それぞれにも価値観があるという事。

だからこそ、今は多様性が本当に尊重される時代になってると

言われる理由がすごくわかる。

そして、ひとつひとつ言語化することで理解も深まるし

言語化しなければ、どんどんぼけていく。

 

パーパスが一昔前から流行っているのは知っていたけど

僕たちは一体なんの為に存在しているのか?

誰に対して、どのような価値を提供することができているのか?

もしかしたら、事業を行うことで悪い影響を与えている事はないか?

 

本当に日々考える。

考えすぎて頭が沸騰する。

でもそれくらい考え尽くさないといけない

今が未来をつくるから。

今も未来も大切にしたいから。

 

そして、パーパス(存在意義)について思うのは

まず、会社としての存在意義をしっかり持つことの重要性を理解する事。

自分たちの存在意義によって、幸福感を持って仕事に取り組める。

一度、スタッフとともに、パーパスについて考える機会を持ちたいと思う。

 

そして、その次に重要な事が、社員が組織の存在意義を

自分のものとして共有しているかという事。

これは、社員一人ひとりにパーパスがあるという前提があり

さらに、その一人ひとりのパーパスが企業のパーパスと同調したとき

本当にやる気や働きがいが生まれ、幸福な仕事と思えるという概念。

実践できれば本当に素晴らしいと思うし、絶対実践したいと思った。

 

最後に、めっちゃ憧れるユニリーバの島田さんの言葉。

“会社として、ビジネスパーソンとして、

どうやって売上や利益を上げていくかを考えるのは当たり前の事です。

でも、何をするか(Doing)だけではなく、

どうあるのか(Being)にも、もっと目を向けるべきだと感じています。”

この言葉がめちゃくちゃ刺さった。

 

僕たちの存在意義をしっかり定義することで

何をするかだけでなく、どうあるべきかというところまで行ける。

経営者として、たくさんの方々に支えてもらいながら

僕は、そんなみんなの、どうあるべきかということにも

責任を持って経営できるリーダーになりたいと思う。

 

“一人ひとりが自分の可能性に気づく

きっかけをつくることがリーダーの大切な役割”

本当にそうだと思うし、前を歩いている人たちが書いている

やっぱり本からの学びは大きい。

 

5月頃に読んで、書きためていたブログ記事を読み返しながら

ちょうど今パーパスについてスタッフ共に議論している。

僕のパーパスとスタッフのパーパスがぴったりフィットするとは思わない。

だけど、それをいかに企業のパーパスへと導けるか。

偶然か必然か今ともに働いてくれているメンバーと

このタイミングで、過去を振返りながら未来を想像する。

 

今日から盆明けの仕事はじめ。

今年のテーマは組織文化を創る。

残された日数は約3ヶ月。

でも焦ってつくるものではない。

いまの組織文化をいかに言語化できるか。

何も間違ってはいないから

ただ、これから増えるであろう仲間のためにも

今を言葉に記しておきたいだけだから。

がんばろう。

 

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学習する組織

いかにして持続的成長が行える企業となるか

大学院の企業理念と社会的価値という科目を受け

システム思考という、何事も繋がりの中にあるという考えを学び

今まで、考えもしなかった、企業としての活動の先の

影響についても、もっと考えてみたいと思い読んでみたが

これからの、企業経営についてめちゃくちゃ刺激になる一冊になった。

 

まず、前提に学習する組織とは何かということだけど

本書では、目的に向けて効果的に行動するために、

集団としての意識と能力を継続的に高め、伸ばし続ける組織とある。

 

さらに、目的を達成するために、能力と意識を高めることで結果をだし、

またさらに高い目標を設定して能力と意識を高め続け、

社会が求めることに対して組織や個人の潜在能力を

最大限高めて応え続けようとする、終わりなきプロセスを

歩み続ける集団として、社会の公器としての企業価値を

創り続けると共に、その存在そのものを社員や地域コミュニティにとって

価値あるものにしようと努力し続ける組織とある。

 

これは、僕たちが掲げる人の成功を必死で応援する企業という

企業理念にめちゃくちゃ共感できる考えであるし

僕自身が、今現在掲げている志にも、とても影響を受ける内容だった。

 

いかに学習する組織を創り出すかという実例にともなって

入門編として記載されていたが、非常に難しく

何が難しいかという、理解も難しければ実践していく難しさを感じた。

ただ、学びの方としての方法論が懇切丁寧に記載されていたので

じっくりと復習しながら実践していきたいと思う。

 

最後に、永続する組織をつくるにあたっての経営陣の役割は

組織が自律分散型に移行することへ寛容であること

そして意思決定が分権化してもなお、

全体としての共通のアイデンティティを保持し

情熱を注ぐに値する経営理念を築くことという言葉は

自分が組織と共に成し遂げなければいけないと強く感じさせてもらった。

 

13期を目前とした時期に、この本を読みながら

今期を振り返ることも重要だけど、長期的に企業と向きあいながら、

全てのスタッフが共感する目的地と、

そこまでの到達できるという根拠を示す必要性を今強く感じながら

すでに13期に入った今も考え続けている。

 

この2〜3ヶ月、社内的にいろいろとあり

自分に向き合う時間が本当に深く重く長かった。

でも、今はその答えとしての企業のあるべき姿が

ようやく見えてきたように感じる。

 

そして、しばらく先のブログでも書こうと思うけど

学習する組織の本編も読み、さらに深く

人、企業、社会、世界というつながりを感じながら

今の仕事にもっと夢中に、経営にもっと情熱を注ごうと思っている。

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組織と人の関係

続・影響力の法則を読んで

仕事を進めるという事には必ず人と人との関わりがある。

モノを売るという時代から、コトを売る時代に変わり

さらに、最近では仕事の形は益々複雑になっている。

組織も環境の変化に対応する為に、人に力をいれている。

 

このように、複雑化する組織や仕事の中で

多様な人と人は、いかに目的を成し遂げる事ができるか

そんな事が、人事評価にも反映される時代。

コミュニケーションが得意だけで、乗り越えられるほど

簡単な時代ではなくなってしまったと思う。

 

一昔前であれば、上司が部下に命令すれば完結できた仕事も

今では、権力で人を動かすということすら難しく。

上司や部下ではなく、価値観の違う人と人がいかに工夫して

仕事の上で成し遂げなければいけない成果を達成するかを

真剣に考え、行動し、実現させなければいけない。

 

そんな人への、影響力について書かれた書籍が影響力の法則であり

その続編があるという事で、読ませてもらったが

改めて、人は複雑で簡単なものではないと感じる一冊だった。

 

影響力の法則において重要なことは

レシプロシティの原則とカレンシーの交換。

レシプロシティの原則とは返報性と呼ばれる社会通念のことで

もらったものは返さないといけないという気持ち。

カレンシーの交換とは、動いてもらうための対価や価値の事で

これは人それぞれの仕事に対する価値観だと捉えている。

 

もらったものは返すというギブアンドテイクの精神は

人と人が何かを共に成し遂げるためにはとても重要であり

きっと多くの人が理解しやすい概念だと思う。

一方でカレンシー(価値)は人それぞれ違うため少し難しい。

 

協力してほしい人に対して、お願いするのではなく

カレンシーを与えたいと考えようとする。

しかし、相手が欲するカレンシーは容易にわかるものでなく

そこにコミュニケーションの難しさが存在する。

 

では、どうすればよいか。日々の生活の中で、

いかに人と接する中でカレンシーに気づけるかが重要になる。

何かを成し遂げたいことを達成する為には

人との協働が必須であり、カレンシーへの理解が成功のカギとなる。

 

要は、相手の事を深く知り、相手の気持ちになって行動すること

まずは自らが相手の為に動こうとすることが、重要であるということであり

これは、小さな頃からよく両親や先生に言われたような事で

大人になるにつれて、立場や、経験によって希薄化しているものな気がする。

 

そして、ここまでは動いてほしい相手に対する考え方だったけど

実は、自分のことを知ることもさらに重要と記載されていた。

 

何を成し遂げいのか?目標をしっかりと持つこと。

守るべき価値をしっかりと理解しているか。これは譲れることも同様で

自分に対する価値観や倫理観、感情面の限界を知り

目指すべき目標と、耐えられる限界を自覚しておくことが

コミュニケーションが複雑で巧みになっていくことに対して重要となる。

 

多様化する人間社会の中で、何かを成し遂げるための技術。

何か技術という言葉で終わらせたくないけれども

今までより、もっと深く関わるという意識がより重要なんだと思う。

 

そしてさいごに気をつけなければいけないこと

それは、このような技術こそ、よりよい目的の為に利用しなければいけないということ。

カレンシーや、レシプロシティを絶対に悪い方向に利用してはいけない。

 

コミュニケーションは難しく、高度な技術に進化している。

そんな中でコミュニケーション能力を磨くと共に

譲れない自らの価値観や倫理観をしっかりと持つことが今後重要になる。

人と人が想像する社会に対して僕たちはまだまだ学ばないといけない。

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