10年振りに読んだ。(ニサツメ)

ストーリーとしての競争戦略

いやー、10年振りに読んだー!!!500ページ!!!

10年前に比べたら全然読めたー。というのが本音っす。

10年前は総武線に揺られながら睡魔と戦いながら読んでいたので

実際は15年ほど前なのかもしれない、、、

いや、これ2010年に発売してるから12年前か、、、

いずれにしても、内容全然覚えていなかったという、、、

ただ、めちゃくちゃ今読むとわかる。

 

そして、意外にも10年前に読んだ事を実践でやっている気がした。

まあまだまだではあるが、うちにもまあまあいいストーリーとしての競争戦略がある。

きっと10年前に必死に読んだのが、頭の超隅っこに残ってたんだと思う。

10年前の自分を褒めてあげようと思ったというのは冗談ですが

あらためて、うちの強みみたいなところを深く考察する事はできた。

 

優れた戦略の条件は模倣しにくいのではなく、模倣しないという概念

これは、まあ狙ってたわけではなかったんだけど、クリティカルヒット。

今振り返るとたしかにそうだなという感じになっていた。

 

とっかかりの経営戦略としては、いい感じになっていると思うので

もう少し繋がり、整合性のところをしっかりと見極めながら

この戦略上に描く、社会をもっと強くイメージしながら

組織のメンバーが強い共通価値を持ってそれぞれの業務が行えるように

より磨きをかけていけると良いかなと思った本でした。

 

さいごにストーリーとして戦略を描くことで終わるのではなく

いかに、メンバーがひとつのストーリーを共有して

言い方は筆者もどうかと言ってるが共犯意識を持てているかが重要。

やはり、経営者として一番の仕事は戦略を伝える事なんだど思う。

 

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あすか会議。

頭が冴えすぎて眠れない事があると知った二日間。

(※写真はグロービス経営大学院より)

 

昨年から通い始めたグロービス経営大学院

経営を一から体系的に学びたいと思って門を叩いて

今年4月に入学式を経て本科生となり

はじめての学校行事「あすか会議」に行って来ました。

 

京都の国際会館に全国から1500人もの同志が集まって

ウクライナ戦争をはじめとした世界の変化について

ビジネスに重要な事について、スタートアップについて、

人について、食について、地方創生について、マーケティングについて

すごい熱量の中で、まさに知のシャワーを浴び続けました。

 

ヤフーCEOの小澤さん、ユーグレナの出雲さん

カフェカンパニーの楠本さん、カヤックの柳澤さん

もう、まじで憧れる人たちが目の前にいて

未来を見て熱くディスカッションを繰り返されていた。

 

それに加えて普段からバチバチと毎週ディスカッションしている

意識も高いし、頭も良いし、何より熱すぎる奴らと

対面でめっちゃたくさん会えた事が何より楽しかった。

そして、自分はもっと頑張らないといけないという刺激をもらった。

 

素晴らしい2日間を体感しながら体はクタクタなのに

なぜか夜中に目がパチッと開いて眠れない。

なぜなんだろう、疲れてるし、明日も早いのに、、、

そして寝不足で2日目の会場に向かったらみんな同じ事言ってて笑けた。

みんな刺激受けまくって頭が冴えすぎてたんだとわかった。

 

あれだけ出来るやつらばかりなのに、みんながそんな感じで

おいおい、まだまだ上目指してやりまくらんとあかんやん。

もっと、志高く、自分の可能性信じて出来ると思ってええやん。

この素晴らしい環境を絶対自分のものにせなあかんやん。

もう、今から何ができるか考えなあかんやん!という感じて

多分、全員が思い思いに感じてあっという間の2日間を体験して

また、各地方へと帰っていったんだと思う。

 

で、そんなめちゃくちゃ熱かった事を振り返ることで

さらに言語化を重ねて成長できると教えてもらって

仲間が思い思いの事を振り返ってフェイスブックとかで話しているのを見て

一週間経ってしまったけど、自分も振り返ろうと思う。

 

[考える幅と深さを広げる]

トップで経済を牽引するビジネスリーダーの人たちは

全く違うスケールでモノ・コトを考察して自分ごとにして語っている。

今の自分の幅でいいのか?もっと広げることは出来ないか?

この考える幅と深さは自分の課題だと感じた。

 

[経営者を演じるという事]

強烈な言葉のインパクトと人を引きつけるオーラ。

知識も豊富で理屈も天才。そして面白すぎるユーモアを持ち合わせる。

この人達って演者なのかなって思って見入ってしまうくらい。

間違いなくその場の雰囲気で会話やアイデアが生まれているし

シナリオなんて絶対にない、てかいらないんだろうという感じた。

 

お互い普段はバチバチなのに、今日はユーモアで戦ってる

でも、結果的に会場は一体となっていて、

経営者ってこんな事もできないといけないんだと見入ってしまった。

いやいや見入ってる場合じゃなくて、俺もそっち目指してたやん。

そう思えた事が一番の気づきかもしれない。

 

[ロールモデルを作る]

日本のスタートアップは少ないのか?

アメリカに比べたら少ないけど、決して欧州やアジアと比べたら

少ないというわけでもない。→事実を知ることがまず大切。

 

では、日本のスタートアップを増やすためには?

スタートアップを生み出しやすいエコシステムを早く構築する。

これは結構みんな知ってる話。

でも、それだけじゃだめで、実ももっとスタートアップの

ロールモデルを作らなければいけないという話。

 

シリコンバレーでは、えーあいつが独立したの?とか

こないだ独立したやつが会社戻ってきたよとか日常会話レベルらしい。

それくらい日常にロールモデルとしてのスタートアップがあるから

キャリアとしての選択がしやすいということだった。

 

それを聞いて思ったのは、僕たちも一緒だなということ。

シリコンバレーとは規模感は違うけれど

飲食店や美容室だってスタートアップだし

もっと京都でお店をつくるというロールモデルを作らないといけない

お店を出した人がどんな仕事感でどんな人生送ってるかとか

こんな事考えてるから眠れなくなったんだと思う。笑

 

[ビジョンは未来から逆算しろ]

ビジネスモデルは熱い想いと緻密に計画された戦略のどちらも大切。

ただ、結構経営者は想いからはじめて後追いで計画や戦略がより強固になっていく。

やりながら事実を再確認し戦略を構築し続けた結果。

気づいたらすごいものになっている事も多い。

 

今までは新しい事をするときはスタートのワクワクを大切にしてた。

でも経営を学びはじめたら緻密な計画性やロジックの重要性を強く感じる。

だけど、これ結局どっちもないといけないということだった。

 

そして現在だけを切り取るんじゃなくて未来をもっと知る事も重要と教えてもらった。

未来の人口はどうなるのか?であれば生活はどう変化するのか?

その時に自分たちは何を出来て何をするべきなのか?ここはワクワクしてくる。

そして、それを具体的にどんなアクションで進めるのか。これには緻密な戦略が必要。

そして大切なのは未来から逆算する事がいいよって語ってもらった。

この言葉はずっと閉まって置くと思う。

 

[街のビジョンを持つ]

京都の街がこんな風になるといいな。

それくらいの気持ちで経営していたけど、全然足りない。

もっともっと考えないといけない。

なぜそうなっているべきなのか?

ここはめちゃくちゃ考えさせられる部分。

 

[ファンに向き合う]

ファンなんて言い方はちょっと違うのかもしれないけど

お客様の言ってることをもっともっと取りに行くべき。

というよりもお客様の方が知っているというくらい

謙虚に学ぶ姿勢と自分のビジネスに向き合う事が大切。

企業として伝えたい事に固執してしまってはいけない。

 

[前例のないことをやるときのコツ]

叩かれてもめげてはいけない。

やりたい事をやり抜く。

うまく行った時、廻りは手のひらを返すから

自分の決めた事を信じて続ける事が大切。

 

[競合対策とは自分と向き合うこと]

競合対策を競合が現れてから考えてはいけない。

それよりも常に自社をどう倒せるかを考える事が重要。

考え続けた先に解決策は見える。

 

まだまだあるけど、思い出しただけでも本当に多くの知のシャワーだった。

全部ジブンゴトとして受け止める。

全部成果につなげてやる。ものにしてやる。

そんな風に思って過ごした2日はあっという間に終わった。

一週間経って、少し落ち着いて来たけど、思い出すとフツフツと熱くなる。

最高の時間を過ごせて本当に良いスタートが切れた。

 

前夜祭は前日までオンラインで授業受けてた

たくさんの仲間が焼肉つついに来てくれた。

 

はじめてリアルで会う人もいっぱいで

普段はオンラインだからちょっと順番待ちながら発言したりするけど

もう、ガンガン言葉が飛び交って最高だった。

マーケティングの授業のメンバー

講師はマクドナルドで社長室長やマーケティング部長を経て

メルカリ執行役員やSHOWROOMのCOOを経て

今はご自身の会社ALMOHAの代表を行いながら

グロービスの講師をやりながら、ビジネス庁で働かれている唐澤さとの写真。

めちゃ尊敬してます。

 

大阪校のセクションCのクラスメイト。

この歳でクラスメイトが出来た。

 

大阪校のみんな。

長い友人になれるといいなあ。

 

というわけで熱くなりまくったあすか会議。

さいごに第三分科会の時に勇気を振り絞った質問のシーン。

友達が動画とってくれてました。

 

来年の目標は震えずに質問する事。笑

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10年ぶりに読んだ。

1年学んで来たことが凝縮されていて、理解度が全然違った話。

グロービズ経営大学院で経営学を学び出して1年程経ちました。

予習や復習も思っていた以上にボリューミーで、まあまあきついけど

そこに追い打ちをかけるようにテストなんかも行われて学生っぽい。笑

他にもサークル活動やクラスメイトと会食等と充実した内容です。

でも、やってる内容は本気で凄い学びになっています。

 

最近はスタッフからも、ちょっと言うこと変わりましたね。。。な〜んて言われて。

褒めてくれてるのか、おちょくられてるのかわかりませんが。(。-ω-)zzz. . . (。゚ω゚) ハッ!

まあ、自分的には、経営のやるべき事が明確になってきている感覚があるので

すごく仕事の充実感も生まれていて入って良かったなあと思ってます。

 

そんな中、今朝読み終えたこちらの本

「イシューからはじめよ」

多分、発売したときに買って読んだので10年ぶりくらいに読みました。

なんで、昔買った上に捨ててしまった本を、また買って読んだのかというと

タイトルが、まさにここでの学びを一番に表している言葉だったから。

 

まあ、詳しいはなしは分かる人がわかればいいので割愛しますが、、、

とにかく10年前に人生なんとかしてやろうとゴリゴリしていたときに

読んだ時は、正直なんのこっちゃさっぱりわからなかったけど

今読んだら、この1年学んできた事が凝縮されていて

めちゃくちゃ、すげー本やんという一言に尽きました。

 

ちょうど、BANとBUPとLEVやりながらBANのレポート書いてる最中だったのと

これからBUPのレポート書こうというタイミングだったので

それぞれにつながる話ですっきりできたのもタイミング良かったです。

これからもイシューを特定してイシューから離れないようにビジネスを楽しみたいと思います。

ビジネスやる人だけじゃなく、ものごとを考える上で必読の書って感じで、めちゃおすすめです。

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リーダーシップとは?

自らで獲得するべき能力。

いつのまにか気づいたら、自分の廻りにいる人達が

自分より年下の方が多くなっているという今日このごろ。

まさかの京都サンガFCのピーターウタカさんも年下。

仕事はもちろん、経営者の集まりだったり、大学院だったり

しっかりしないといけない年頃になりました。

 

そんなわけで、リーダーシップをいかに獲得するか?

そんな事が、最近の課題になってます。

リーダーシップって人を引っ張るというイメージが強かったのですが

リーダーシップを学ぶと意外とそれだけでもないことがわかりました。

 

突破型や両立型や適応型など様々で

リーダーシップに関する論文もめちゃくちゃあるらしく

だからこそ、人それぞれに自分なりのリーダーシップを獲得しないといけないらしい。

リーダーシップとはを自問自答するだけでなく

まわりの人と接するなかで学び、気付く事で磨かれるものらしい。

 

人から見た自分、期待される自分、なりたい自分を知り。

そこから、今の自分とのGAPを埋める作業を繰り返す。

毎日の行動を振り返り内省しながら、磨き上げる。

それを長い時間かけて獲得するのがリーダーシップというらしい。

 

で、リーダーシップとは何か?という事について

今日読み終えて参加したとある本のセミナーで刺さる言葉を頂きました。

 

リーダーシップとは

人にやらなければならないことをやりたいと思わせる技術

リーダーシップの7つの要素とは

誠実さ、決断力、集中力、人間味、対人スキル、

コミュニケーション能力、常に前進する姿勢だそう。

 

 

ビジョナリーカンパニーZERO

めっちゃええ本やった。

最近読んだ本の中で一番刺さったし、しばらく手元に置いとくと思います。

 

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この人と仕事がしたいと思っていただけるように。

第57回営業戦略会議でのはなし。

昨日は月に一度の営業戦略会議の日。

なかなか全員揃う時間がとれないので、貴重な一日。

といっても、みんな忙しいから1時間程の会議だけど、、、

ほんとは、会議して、ぱぁ〜っと飲んで語り合いたい気分だけど

人が増えると、なかなかそうもいかない。(^^ゞ

まぁ、それは今日の話じゃないので置いといて、、、

 

営業戦略会議といっても、ガツガツしてるというよりは

一月を振り返ってよかったことを共有したり

もっと、こんな風にできたらよりよくなりそうという話をしたり

スタッフそれぞれで感じた事をシェアしながら

もっと、お店の出店に困っている方の力になれるように

それぞれが得てきたものをみんなにも分け合いながら

全体でスキルアップをしていきたいという狙いの会議。

 

そんな発表の中で、昨日は先月末で退職した矢原さんの話に。

とある矢原さんの案件について、振り返りを行っていたら

このお客さんは、矢原さんにお願いしようと決めている感じだったとか、、、

なんか、めっちゃ違和感ない感じで言ってくれたけど

それって、めちゃくちゃ凄いことやなあと。

 

結局、さいごのところは人と人になるので

企業として出来ることや、組織づくり、サービス強化等

もちろんやるべきことはたくさんあるけど

こうして、人が育って、頼りにされているという話を聞くと

めちゃくちゃ嬉しいし、うちは人が強みだなあと本当に思う。

 

最近は以前のお客様から紹介していただける事も増えて

人の成長がこういう成果として出てきていると感じる。

今月も、紹介やリピートが増えていたりと嬉しい実績報告も。

そんな報告を聞きながら、ふと思ったのは

この人と仕事がしたいと思っていただける人が

育つ職場をもっと目指したいという事。

こうして出来ているからこそ、もっと強みを認識して

そこを共通の価値としてみんなで方向性を持って進める組織づくり。

創業して、10年が経って少し見えてきた部分なのかもしれない。

 

それと、職場が果たすべき事は売上を上げたり

利益を生むといったことだけじゃなくて

そこにいる人が育つという場であるべきだと思った。

職場では、先輩が後輩に仕事を教える場があったり

何かを成し遂げるために、話し合い価値観や考え方を共有したり

みんなで頑張ろうぜといった協働を行ったり。

複数のメンバーによるコミュニティが生まれると共に文化を創っていかないといけない。

 

そんな中で、育成に対する評価だったり

価値観の共有も大切だけど、多様性あるスタッフの異質性も尊重し

協働しようって仲間意識の中にも、もちろん競争という事を忘れてはいけず

コミュニティの安全性を確保しながらも、規律のある文化を創らないといけない。

だけど、そんなバランスをしっかりとりつつも

この人と仕事がしたいと思っていただける人が育つ職場になると思う。

 

そんな、矢原さんは次のステージへと向かって巣立っていったけど

巣立ったメンバーを、今のスタッフは全然応援してくれているし、

そういう企業文化をしっかりと維持出来ることが自分のミッションだと思う。

 

こんな風にワイワイとやったり。(送別会の様子。)

 

最後はしっぽりと送り出す場を創ったり。

ほんま、会社ってええなあって思う。

まあ、まずは京都で一番ええ会社目指して、その次は日本目指しましょか。

矢原さん。4年間お疲れ様でした。本当にありがとうね!

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抑えておきたい会議の進め方。

超ファシリテーション力。

今後、大学院でセミナーがあるので、事前に勉強がてら読了。

テレビ朝日アナウンサーの平石直之さんの著書。

ABEMA PRIMEって番組でのファシリ力がすごいという事から書籍になったという。

 

会社の規模が大きくなって行くと

本当に、スタッフ全員と話す機会が一気に少なくなる。

企業にとって人は本当に大切だし、

そういう意味でもコミュニケーションは本当に重要。

 

そんな中で、ひとつの手段なのが会議。

月に一回の営業戦略会議や、毎週の週次ミーティング等やっているけど

もう少し落ち着いてきたら、デザイナー会議とかプランナー会議と

セクションをわけながら、さらに具体的なアクションについて

話す場としての会議を設けていきたいと考え中。

 

ただ、ばらばらと話をするのではなく企業として

何を目指すのか、何を成し遂げるのかといった戦略を明確にして

その上で各セクションでやるべきことを話す事が重要だと思う。

何をするにも、やるべき方向性と整合性が重要だからこそ

そこがズレると、全部ズレてしまうから

まあ、ファシリテーションって深いなあと思いながら読みました。

 

で、学んだ事は、そこで、論点がズレずに進められているか?という事。

学校ではイシュー(問い)を抑え続ける大切さを学び。

その時にも、会議で結構今考えないといけないという問いに対して

論点がずれまくっている事が往々にしてあると教えていただき。

本当に、自分たちもそうだと痛感したのを思い出した。

 

今話している問いは何かを全員が理解して

その問いに向けて意見を出し合えているか?

もし脱線してしまった時に戻すテクニックとかも

記載されていたけど、そこはセミナーで復習してきます。

 

何よりも大事な事が、今話している問いに対して

参加者が理解し、同じ問いの答えに向かって話せているか。

もう少し、そこは全体的にレベルアップしていかないといけない

立場の違い、目先の仕事の違い、業務の違い

普段の考え方の違い等、もはや同じやつなんていないし

バラエティに溢れるメンバーが最高だって思っているからこそ

こういうのもっと大切にしないとなって思う。

 

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23年振りの入学式。

経営学について学ぶ理由。

先週末の3月27日(日)に昨年から通っていた大学院にて

23年振りに自分の入学式へと学校に行って来ました。

2011年に創業して、独学で経営という仕事をやって来ました。

ありがたい事に、仲間に恵まれて企業も成長し、

何よりも、生かし続けさせて頂いている事に本当に感謝しています。

 

コトスタイル株式会社、株式会社グッドランプと2つの法人を生み。

役員、正社員からアルバイトまで含めると20名を超えるメンバーです。

そんな、自分に着いてきてくれる人や、その後ろにいる人の事をを考えるたびに

このままではいけないという危機感を感じていました。

 

もっと、経営者としての素養を磨かなければいけない。

体系的に経営を学びなおして、関わってくれている仲間と共に

成長できる組織を創ることに本気で挑戦しないといけない。

そうして、大学院の単科生として学びはじめましたが

学びから得るものの大きさに迷いなく本科への入学を決意しました。

 

入学式では、改めて学ぶ意欲にあふれる仲間がたくさんいました。

そして、そんな仲間にとても大きな刺激をもらいました。

学長はじめ先生方の温かい言葉に、入学式という久しぶりの行事でしたが

さらに、もっとやらないといけないという意欲にあふれる一日になりました。

 

グロービズ経営大学院

パナソニックや三井不動産、積水ハウスにダイワハウス

塩野義製薬や、ノーリツ、経済産業省や、既に起業している人たち等

すごい仲間と、日々学べる環境に入れて頂くことができました。

父から、仕事は人生そのものだよという言葉をもらって25年くらい

なんとなく、その言葉の意味を理解できるようになった気がします。

 

はじめは1人で事務所を借りて独立した会社が

こうして少しずつ仲間が増えていく事で

経営という仕事の重さを日々感じるようになっています。

そして、自分はもっと成長しないといけないと感じています。

 

そして、仕事を通じて自らが成長するだけでなく

仕事の仲間以外にも妻や子どもたち

毎週教えているサッカーチームの子どもたち等にも

きっとMBAでの学びは活かせると思っています。

仕事こそ人生の縮図という父の言葉を信じて。

 

2年後、絶対に学びを引き寄せて会社と共に成長する。

経営者としての素養を磨くことによって

関わってくださる人と共に成長できる組織を創るという志を成し遂げます。

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企業の価値とは?そんなんわからん!てかわかんの?わかるんです!

まだまだ勉強せなあかんという事がわかったという話。

いよいよ4月から晴れて大学院生になります。

今年1年はその為の基礎力をつける為の学びの期間。

クリティカルシンキングという思考方法を学び。

経営戦略マーケティングの基礎を学び。

リーダーシップについて学び、財務諸表の読み方や財務指標の使い方を学び。

マーケティングとはなんぞやという事を学び。

ファイナンスという企業の価値の考え方の基礎を学び。

現在マネジメントを学習中。

 

とんでもなく充実した学びの日々が続いてますが

まーじで入学決断してよかった。

知らんかったら、ほんまにやばいし、知らんまま経営するなんて

今から思うと本当に考えられられへんし、働いてくれているスタッフにほんま失礼。

 

会社って経営者の器以上にならないって良く言われたりしてるけど

そうであったとしたら本当にやばいし、

もっと学ばないといけないことだらけ。

 

ほんで、廻りには必死で働きながら学んでる人がたくさんいる。

うちで働いてくれているスタッフの為にも俺が一番勉強しないといけないし

それで会社を大きくして今頑張ってくれているスタッフに本気で還元したい。

コトスタイルで働いていてよかったと思ってもらえるように力をつけたい。

まだまだ、こんなんじゃあかんと本気で思う。

 

つーことで、学びに加えて毎朝読書の習慣をつけてます。

今回読んだのは前期のファイナンスの授業で進めてもらったこれ。

HOW FINANCE WORKS

まじで、、、激むず。

さっぱりわからない。

てか、俺まだファイナンス基礎受けただけやし、、、逃げたい(ウソw)

でも、読んでたら世界観だけは感じる事ができたし

これは獲得せなあかんやつやって事がわかったし収穫ありってことで、

まとめると、ほんま勉強せなあかんわってわかったという話でした。

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リスクとは?

ファイナンス的に人生を考える。

MBAでファイナンスを学習中という事で

先生におすすめしてもらったのが右の本。

左は教科書らしいけど、内容はカオス、、、

 

授業では、事業価値をいかに計算するかを

事業を営む構造に分解しながら学んでます。

事業の価値は何で計る事ができるのか?

NPVとかIRRとかDCF法を使って算出。

 

不動産やってたおかげか、少しは知ってる言葉だったけど

学び始めは、まじでこれ無理って感じに追い込まれたけど

ようやく数字を少しずつ扱えるレベルにはなってきた感じ。

 

とはいえ、基礎的な公式にはめて数字を紐解くのが精一杯で

その裏の背景とかまで迫ることができないので

まだまだ学びは浅い事と共に、伸びしろも感じてるところ。

 

事業の価値はFCFで計るとか

その割引率はWACCで考えるとか

WACCはハードルレートと考えて良いとか。

身近な数字で考えると

今まで考えもしなかった事がわかって

本当にすごい事勉強させてもらってるなあと感動。

 

もう少し伸びしろの部分をしっかり成長できたら

このあたりも深堀りして言語化していこうと思うけど

今日は、ファイナンスという考えが人生に活きるという事について

書くはずだったのに、前置きが長くなってしまった。

 

タイトルのリスクとは?という問い。

この問いの答えは不確実性ということなんだけど

人生でリスクをどう考えるのか?って事が

めちゃくちゃ刺さったので書いておこうと思う。

 

人生でリスク(=不確実性)をどう考えるか?

てか、そもそも確実な人生ってあるんすか?って話。

人生って不確実なことばかりって考えたら

リスクをどう考えるかって問いの答えは少し変わると思う。

 

すでに、リスクをそう捉えていたら別だけど

僕も含めて多くの人がリスクって怖い。

リスクはとりたくない!リスクのない人生を送りたい!

そんな風なニュアンスでリスクを捉えていないだろうか。

 

でも、リスクを不確実性と定義してしまえば

もうリスクと付き合わない人生なんてないよねって話。

すでにリスクのある人生に身を突っ込んでるという事。

 

遠回しに書いたけど、全ての人が生まれて

大きさは様々だけどリスクのある人生を歩んでいる。

ビジネスなんてのは当然リスクのあるもの。

では、どう考えるか?

 

リスクを数字に置き換えて考える事ができれば

人生のあらゆる場面で決断しなければいけない時に

知識が大きな助けになってくれるという事を学んだ。

 

例えば、レバレッジをかけますか?という問い。

あなたならレバレッジをかける人生についてどう考えますか?

お金を借りて事業を起こすという事もレバレッジ。

お金を借りて住宅を買うという事もレバレッジ。

実はどちらもレバレッジを効かせた人生です。

違うのはリスクの大きさ。

 

読んでくれてる人は何言ってんだこいつって思うかもしれないけど

この考え方こそ、リスクでありファイナンスなんだと思う。

そして、どのようにリスクと関わっていくのが良さそうか?

そんな事を考えると、人生もビジネスもめちゃくちゃ考えが変わってきて

どちらも最高に面白い。

 

ファイナンス的に人生を考えるという事

まだまだ足を踏み入れたばかりで偉そうな事はとても言えないけど

めっちゃおすすめします。

 

P.S.スタッフのみんなへ、3階に置いてあるのでいつでも読んでくださいね。

 

 

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来期はカルチャーモデルを創る。

自分らしく働ける会社を目指して。

企業は理念やミッション、ビジョンも大切だけど。

会社で働く人たちのEXジャーニーをもっと考えないといけない。

外向きの組織づくりだけやっていては駄目で

内向きの組織づくりとのバランスがとても大切という話。

 

自分らしく働くってどういうことだろうか?

20代の頃は独立してやるという野心だけで

辛い仕事でも、とにかくこなしまくってきた。

 

やればやるほど力になるのは面白かったけど

その先行きは見通せないから不安でたまらなかった。

 

リスクは不確実性という事を最近学んだけど

そんな事も知らずに起業して10年。

相変わらずがむしゃらにやってるのは変わらない。

 

若いスタッフも同じ事を思っているのかもしれないと考えると

もっともっと外だけじゃなくて中の事も考えないといけない。

ひとりひとり目指すとこは違うかもしれないけれど

コトスタイルで働くという事について。

 

ひとりひとりがコトスタイルのスタッフであり

ひとりひとりがコトスタイルを代表してお客様と接していて

ひとりひとりが責任のある仕事をしている。

 

だからこそ、そんなひとりひとりが

コトスタイルで働くというコトについての

カタチとしてのカルチャーモデルを

来年度には構築したいなあと思う。

 

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