ビジョナリーカンパニー②飛躍の法則

企業としてやるべき事に集中する

東京に上京して独立を目指しながら勤めている時

総武線に揺られながらうとうとと、睡魔と戦いながらも

ビジョナリーカンパニーを読んだのを思い出した。

 

あれから20年経って、今は経営という仕事をさせてもらっている。

独立したいという気持ちで会社を創るまでは自分ごとだったけど

着いてきてくれる人や、信じてくれる人が増える中で

経営者として、リーダーとしての考え方は大きく変わってきている。

そのためには、ビジョンを明確に掲げなければいけないし

将来を描こうとする力が本当に必要だと思う。

 

そして、そんな人達のその家族も含めて、

少しずつ責任の範囲が広がっていくことを実感しながら

また、さらに自らを成長させてくれる原動力となる。

僕自身が本気で成長を目指さなければ

人を必死で応援する会社として成長する企業にはなれない。

 

社員に目指すべき姿も見せることができないし。

社員があるべき姿を描くこともできない。

過去にも将来の姿を見せることができずに去ったスタッフもいた。

だからこそ、企業としての将来の姿を描くことがとても大切だと日々感じている。

一方で企業の将来の姿を描くには、僕自身の将来の姿ともリンクしなければいけない。

 

そんな、想いを持って、グロービス経営大学院で仕事の傍ら学んでいるけど

今回はさらに、自らの志と向き合うという授業を受けて課題図書として読んだ。

読んだ時は、授業はまだこれからという時で、感想としては、まだまだだという事。

今も、リーダーとして目指すべき姿のイメージが低すぎると反省していた。

 

リーダーとして成長した上で、カリスマを目指すのではなく

傾聴できる謙虚さを獲得し、現実を把握できるリーダーとならなければいけない。

そして、情熱を持って取り組めること。経済的原動力になるもの。

自社が世界一になれる部分。これらの三つの要素が重なり合うことといったことに

集中できる知見を養わなければいけない。

 

飛躍している企業には、それぞれの価値観があり

価値観に対して集中すべき事に集中することで

少しずつ、少しずつスピードが加速した結果、偉大な企業となっている。

僕たちも、やっている事は、社会的にとても重要で価値のある仕事であると捉えているが

まだまだ、お店づくりの本質に向き合うことの可能性は満ちていると信じている。

もっともっと、僕たちは、社会に良い影響をもたらせると考えている。

そんなことを、本書から学んだ。

 

このあたりについては、社内で話す時間を作らなければいけない。

偉大な企業を目指し、ひとつひとつ、前進したいと思う。

 

実はこのブログを書いたのは、3月で受講前の考えだった。

そして、昨日企業家リーダーシップDAY5が終わった。

同時に、企業の理念の社会的価値という授業も土曜日にDAY5が終わり

自分のストーリーを振り返り、自社のストーリと繋がる部分

そして、未来の自分と未来の自社のイメージがリンクできる部分を見つけられた。

 

今、3ヶ月前に書いたブログを読み返して、アップしながら

情熱を持って取り組めること

それは、仕事が本気で楽しいって思える職場(お店)づくり

経済的原動力になるもの

それは、働くが凄くハッピーなお店が増えることによって日本の活性化に貢献する。

自社が世界一になれる部分。

リノベーションという手法を通じて、そんな事を考えてる企業は、知らないので

ここは、もう少し調べていかないといけないけれど

点と点が繋がりはじめている。-Connecting the dots- やることが決まれば

可能性を信じて、可能性を信じる支えとしてファクトと論理構造を考え尽くす。

そして、やり続けるという継続。

どんな逆境も受け入れる。

それくらい信じる。

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一日一行日記を一年続けて

内省するコトの重要性

コトスタイル株式会社、株式会社グッドランプ共に

グロービス経営大学院の学びを活かし

ビジョンを明確に掲げ自走する組織を創り

新たなサー ビスを生み出して

京都の街を牽引するような企業を創ります。

業界での 既成概念に囚われる事なく

知見を積極的にインプットし外部環境や市場・顧客と向き合って

新しい価値観をアウトプットし、

組織と共に関わる人々とビジョンを実現しながら

成⻑し合あえる環境を創り続けます。

昨年掲げた5年後の自分のありたい姿。

そのために、あらゆる経営状況においても

戦略的にビジョンを掲げる能力と、

あらゆるタイプの人々を導く事ができるリーダーシップ能力を開発する。

自ら判断し進める事ができる仕事に価値観を見出しコトスタイルを創業したが。

そこで働く仲間と共に成⻑する事こそが今の自分の価値観である。

しかしありたい姿と現実のギャップは当然ある。

リーダーシップ及び戦略的なスキルと共に不十分であり

グロービズ経営大学院での学びを実務で

積極的に活かしながら身につける事が課題。

会社と社員の成⻑を重要課題としつつも、

そのために自らが成⻑するという価値観を強く認識し

日々行動とギャップを振り返りる事が課題。

組織風土は自らがリードして変革させなければいけないと思い込んでいたが、

ビジョンをしっかり持てれば問題ない組織や仲間がいることに気づいた。

もっと仲間やスタッフを信頼した経営者になる。

しかし、家族や会社を失ってしまうという状況においては

倫理の線を踏み外してしまう危うさを持っている。

家族と会社、スタッフを守ることを理由に

倫理観を犠牲にして営利を獲得する危険性を秘めている。

でも、それは絶対に行っていけないことであり、そのために

家族や社員との日々の対話を大切にする。

そんな事を一年前にコミットし、

自身のありたい姿とのギャップを埋めることを目的に

一日を内省する事を自身の課題として

一日一行日記を書き、一年継続することができた。

日記は何度か挑戦した事があったが、一年続けられたのは初めてで

結果として、内省から多くの学びを得ることができたと思う。

一方で、新たな課題に直面する機会を感じる事も増えた気がする。

企業を経営するという事は、多くの人の責任を背負うこと

でも、そんな責任を背負ってまで成し遂げたい事があるから始めたわけで

今、それをもっともっと言語化しようと必死になっている。

一年前の志は

経営者としての素養を磨くことによって

関わってくださる人と共に成長できる組織を創るだった。

今の志は少し成長し変化した。

経営を学び、関わる人々と共に成長する場を創る。

  Lead the Self

  Lead the People

そして、社会に必要な企業をいくつも創り。

共に成長する場を拡大させ続ける。(仲間と共に)

  Lead the Society

ただ、そんな志の実現についてはまだまだ道半ばだし。

この志が最終地点だとは思っていない。

少しずつ、自社や自身の影響をじっくりと考察しながら

関わる人達と共に幸せになれるような

人間に成長したいと思う。

一日一行でも、振り返り、内省を続けて

自分の進むべき道と異ならないように

もしくは、本当に自分が進みたい道であれば軌道修正できるように

また、一年後にも振り返れるように続けようと思う。

しかし、一日一行日記も続ける事が目的であってはいけない

続けてきたからわかる、本当に変われているか?

やっているやつはやっている。

いつまでも、成長し続けようとしている。

自分は絶対にそうあらなければいけない。

それは、多くの仲間、社員、家族、両親に支えられているから

責任の範囲とともに、良い影響や成果で返せるように。

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創業三〇〇年の長寿企業はなぜ栄え続けるのか。

企業を存続させる為に考えるべき事。

グロービス経営大学院で経営を学びはじめてから

約2年が経とうとしているが、本当に多くの学びを得ている。

経営戦略、マーケティング、財務、リーダーシップやマネジメント

ここに来なければ、知らずに過ごしていた事ばかりで

経営を行うという事に対する課題意識がとても高まっている。

 

経営について何も知らない状況で10年も続けていた事は

本当に奇跡で、ぼくは本当に運が良いとつくづく思う。

良いスタッフに恵まれ、良い職人さんや協力会社さんに恵まれている。

そして、お客様も素敵な方ばかりで、日々感謝しかない。

 

そんな、10年続けさせてもらい、経営を学びなおしている中で、

3月に3日間缶詰でファミリービジネスマネジメントという授業を受けた。

その課題図書として、「創業三〇〇年の長寿企業はなぜ栄え続けるのか」を読んだ。

読んだ感想としては、これまでの経営に対する学びが詰まっているという事と

ファミリービジネスには独自にやらなければいけない事があるという事だった。

 

この科目を履修しようと思ったのは、ファミリービジネスが

人気の科目で取れない人もいる事と、とても身近な問題だと感じているからで。

子供に継がせたいとか、そういう理由ではなかったけど

存続するためには、様々な事を想定し考える必要性を学んだと思う。

 

将来もコトスタイルという企業を永続させ発展させ続ける企業にしたい。

この気持は変わらずに持っているが、そのやり方について考える余裕なんてなかった。

また、日々接するお客様の多くがファミリービジネスであったことも、

この科目を受けた理由のひとつでもあったので

そういう点では、お客様にもしっかり還元できれば思っている。

 

ファミリービジネスは大企業と違う点が多いと感じていたが

決してそういうわけではなく、あのトヨタでさえもファミリービジネスであり

ファミリービジネスにはファミリービジネス特有の強みがある事を学んだ。

ただ、今ベンチャーマネジメントという科目を受けているので

また、違った強みや考えがあることを学ぶ事によって

本当に自社は、どちらのような環境が合っているのか等考えることが多い。

 

ベンチャーマネジメントについては、また改めてブログにも書きたいが

今回、ファミリービジネスにおいては世代をいかに繋ぐかという問題や

企業として、いかに地域との関わりを持つことが重要かという点や

ファミリービジネスならではの、人材育成に対する考え方を学んだ。

 

何よりも、企業を存続させる為にすべきことは何か?

そして、企業を経営するという意味は何かという問いは

ファミリービジネス・マネジメントだけではなく

ベンチャーマネジメントや企業理念と社会的価値、企業家リーダーシップ

といった科目へと引き続き考える機会につながっている。

 

そして、そんな問いに12期が終わり13期を迎える7月には

今の自分自身の志と共に、企業の進むべき方向性を

出来る限りの言葉で現せるようにしていたいと思っている。

 

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パーパス経営

資本主義経営から志本主義経営へ

グロービス経営大学院で学びはじめて2年。

経営の戦略やオペレーション、マーケティングに対する考え方や

人材面や、財務面について学んできたし、だいぶ理解も深まってきた。

そして、それぞれの学びは単独ではなく、繋がり始めた。

 

今の段階で一番重要だと感じている事は、

全ては戦略に繋がるという整合性。

全ては戦略に対して意味をもった戦術でなければいけない。

しかし、そんな戦略をたてる為には、

業界の定義を見極めないといけない。

そして、業界について、深く考えなければ戦略は立てられないと気づく。

 

そんなことを考え始めると、

その業界でなんのために働いているのかといった問いに行き着く。

そして、自分たちの存在意義としてのパーパスを

言語化しなければと思い、この本を購入した。

 

この、なんのために働いているのか、ということを

コトスタイルに関わって頂いている人に対して

堂々と大きな声で言えるものでなければいけないと思った。

資本主義経営から志本主義経営の転換期であること

損益計算書や貸借対照表には出てこない企業としての価値とは何か

このような方向に企業は変化している。

 

“自社ならではの志を高らかに掲げることから始めなければいけない。

そして、社員の心に火をつけ、顧客、パートナー企業、コミュニティメンバーへと

共感の輪を広げていかなければならない。

そうすれば、志本主義の時代の新しい旗手に躍り出る事ができるはずだ。”

本書より

 

さいごに、この一文を読んで、本当にワクワクした。

高い志を、共に広げるという事がいかに素晴らしいか

それを、実現できるために、今一度経営に向き合いたいと改めて思った。

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企業のすべては人で始まる

サービスの質をあげ続けようとしているか

MBAサービスマネジメントの授業で紹介してもらい

いくつか読もうと思って購入していた本もあったけど

授業の内容が重要すぎることばかりである事と

すぐに自社に取り入れなければいけない事が多かった為

真っ先に読むことにしたけど、読んで良かった。

 

サービス業の定義はとてもむずかしいけど

以前から僕たちのやっている仕事に対して

建設業でもなければ不動産業でもなく、サービス業だと

個人的には捉えて経営してきたつもりだった。

 

言葉では、無理やり売ってはいけないとか

本当に喜んで頂ける仕事をすれば自然と売上は上がるよと

伝えてきたつもりだったけど、全然本書には及ばない。

そして、サービスを企業に浸透させる為に重要な人に対して

リーダーとして行うべき重要な事が溢れていた。

 

素晴らしい言葉がいくつもあったので、備忘録として残しておこうと思う。

 

“利益にばかりこだわれば、企業のこころは育たない。

結局のところ、利益にばかりこだわる企業は、

従業員が方向性や目的を失い、顧客を失い、やがて利益も失うだろう。”

 

”我社では、従業員全員に、顧客に対するサービスの質の改善に

積極的に参加し、ともに働く人材の育成にも参加する事を奨励している。”

 

“人はこれからもいっしょに働き、何かを生み出し、サービスし、

人の役に立つ中で、自分の技能や才能を伸ばし、独創性を発揮し、価値を高めていく。

企業は人が価値を生み出す舞台だ。

自分がどういう人間になろうとしているかで測られる価値、

自分が何かを生み出そうとしているかで測られる価値、

自分たちの一致団結した努力がどれほどのものであるかで測られる

価値を生み出す舞台なのだ。”

 

“どの企業でも、将来の社運はひとえに従業員の働きぶりにかかっている。

将来のリスクも、彼らの手に握られている。

たえず自分たちに成長するのは、できればよいというものではなく、

しなければならないことだと言い聞かせている。

そして、成長が止まったときには、変化を起こさなければならない。

変化を起こす力もないところには、チャンスも安心感も生まれてこないだろう。”

 

“現実に学習は生涯続く。もうこれ以上学ぶものがないと

安心していられる境地にはとうてい到達する事はできない。

一生が学びの場であり、なかでも大きな比重を占めるのが職場だ。

企業も基本的には学習するところであり、

その機会は事業に直結した分野を超えて広がっていく。

 

“どの会社も、リーダーが将来について何らかの約束をし、

従業員がそれを信用しなければ、充分に力を発揮することはできない。

リーダーは自分の「公約」を果たさなければならない。”

 

お店づくりを変えようと創業して12期目に入っているが

常にサービスの質を高める事を真剣に考えられているか

もっともっとやるべき事があるはずで、それを創出する場を

社員と話し合う場を設けなければいけないのではないか。

僕たちは必ずもっと良いサービスを提供する事ができる。

ただ、それは僕のリーダーシップにかかっている。

本当に今、読んでよかったと思う。

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組織はなぜ変われないのか

今の時代の組織にあるべき姿とは

MBAヒト系科目では何度も聞くジョン・P・コッター氏の新書。

今年は文化を創るというテーマを持って経営に挑んでおり

今の時代における、組織のあるべき姿は知っておきたいと考えて読んだ。

 

組織はなぜ変われないのかというタイトルからも

世の中が急速に変化している中で組織の変化が重要である事。

人の集合体である、組織を変えるという事が極めて難解である事。

そんなふたつのテーマが容易に想像できる。

 

今、我社でも様々な取り組みを行いはじめている中で

安定して一貫性のある成果を生み出す為には

マネジメントのプロセスはとても重要であると学び

特にマネジメントのプロセスの見直しを行っているが

知らなかった事が恥ずかしいくらい、当たり前のことだった。

 

働くという事に対する評価や報酬に対する納得感。

企業のビジョンに同調できる人を採用する基準の設定と育成。

その人の実力や期待に応じた配置。そして退職プロセスまで。

まずは、ここまでは必ず構築しようと思う。

 

また、それらは最低限のHRシステムと言われるものであり

このような不確実性の高い時代においては、様々な業界でイノベーション

さらには、有効な変革を実現する事が企業に求められているが

そこで重要なのがリーダーシップになる。

そして、僕自身は経営者として、このリーダーシップを磨く事も

自身の課題として日々内省を続けている。

 

ただ、この本から学んだ事は、一人のリーダーシップではなく

今は大勢の人がリーダーシップを発揮できなければいけないという事だった。

アジャイル型の組織形体やプラミッドとフラットのハイブリッド等

いくつかの組織の形についても記載されていたが

それよりも、ひとりひとりがリーダーシップを発揮できるという点は

大きな影響を受けたし、現場のプロジェクトリーダーであったり

新規事業におけるリーダーなど、僕たちも確かにそのような機会があると感じた。

 

リーダーシップとは。

激動の時代に人々を鼓舞し、新しい状況に適応して成功を収めるように促す。

よりよい未来へのビジョンに基づいて自ら波乱を巻き起こし

ほかの人たちを鼓舞して適応を後押しすることによりビジョンの実現と繁栄を

成し遂げようとすることで、過去にも大きな変化が生まれてきたように

組織のできるだけ大勢の人がリーダーシップをとる事で変化を起こせる。

リーダーシップは一部のカリスマ性のある人だけが担うべきではなく

誰もがなんらかの形で実践できる行動である。

 

リーダーシップとマネジメントの違いについてはMBAでも学んだが

このような両輪こそが重要だと改めて気づかせてもらえる本だったと思う。

やはり、何事も整合性やバランスを取りながら強い推進力で進むことが重要だと思う。

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振り返り

ありたい姿を描きギャップを埋める日々

少し前になるが、久しぶりに大学院に行ってきた。

息子は中学受験、嫁は同行、次男は1学年上の公式戦、長女は妹に留守番をお願い。

相変わらず、一人一人がありたい姿に向かうために行動している。

 

そして、自分は大学院の学事イベントである振り返りセッションへ参加。

普段オンラインが中心なのでクラスメイトとはいえ会うのは久しぶりで緊張した。

だけど、話始めれば止まらない。理由は目的が同じだから。

それぞれ自分のありたい姿を実現する為に経営を学びに来ている。

 

そんな仲間と一年の学びを振り返りる3時間を過ごさせて頂いた。

やってみて感じたのは立ち止まる重要性。

昔は立ち止まるタイミングが用意されていた。卒業や就職、転職など。

その都度真剣に未来のことを自分なりに考えていた。

 

ただ、この歳になると振り返るタイミングは用意されていない。

そして、なんとなく、なんとなく時間を浪費している。

これがとてももったいない事はわかっていても、気づけば時間だけ過ぎている。

なんとなくという言葉が心地よくさえなってしまっているかもしれない。

 

今回たった3年経営を学ぶという期間の中で振り返るタイミングをもらい。

同級生と共に振り返りを共有したけれども、みんなが反省していた。

あの時の考え方は浅かったという言葉が溢れていた。

大きな自己投資をして学びにきている意識の高い人たちでさえだ。

大企業で働くひとや、経営者の方等、今に満足せず、志の変化を真剣に考えていた。

それは、もう本当に強烈に刺激的な体験となった。

 

時間の使い方は、人それぞれだけど、使い方次第で人生は大きく変わると思う。

そして時間の使い方を、比較するという事を知る事が重要だと気づけた。

今の環境だけでなく、大きな枠組みで比較する。

そうした時に本当にありたい姿に対して行動出来ているのか。

やるべき事は整理されて行動に移せているのかといった事を自問し続ける。

 

今回、振り返りという時間をわざわざ大阪まで行って気づけた。

そして、立ち止まって自分を俯瞰して見る重要性に気づけた。

止まらないと見えない事に気づけた。

走るだけが良いパフォーマンスではない。

止まって見る事で気づく事も大切で、止まって気づいた

大切な視点で行動に移すことが出来れば

さらに良いパフォーマンスが出来ると思う。

 

サッカーでも

観て、判断して、プレーすると言う。

観て、判断して、プレーするからこそ

振り返る事が出来ると思う。

 

人生はたった一度、後悔しない為に真剣に自分に向き合って行こうと思う。

今に満足してしまって本当にいいのか、これを見た人には考えてほしい。

そして、行動に移してほしいと思う。

行動に移そうと思えば、多くの選択肢に気づき、また考える。

だからこそ、振り返るという事が重要なんだと思う。

 

変化することを終わりにした人には、終わりが訪れる。

ベンジャミン・フランクリン

残り1年は、さらに深い経営学を学ぶことができる。

自社に持ち帰り、学びを実践に活かし、自らの志を叶えたいと真剣に思う。

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言語化力

生き様にめっちゃくちゃ共感

グロービス経営大学院でのセミナーがめちゃくちゃ面白かったので

速攻でポチったThe breakthrough Company GO の三浦さんの本。「言語化力」

言葉で人生変わるぞ、というくらい、言語化にこだわれという内容で

自分はまだまだ言葉にこだわってないけれど本当に人生変わると思う。

 

共感ポイントは3つあって、1つ目は人生を書き換えるという事。

面接なんかで自信なさげに話す人が結構いるんだけど

めちゃくちゃもったいないと思って聞いているし、時には不採用でも真剣に伝える。

例えば、自分も最近までは高校時代はサッカーの競合高校の補欠だったんです。

なんて言ってたけど、選手権に出るチームで高2で2ndチームって言い換えてる。

それだけで、なんかすげーやんって!なるし、言葉ってめっちゃ大事って感じる。

 

2つ目は仕事に対する言葉の表現についてのはなし。

このあいだも書いたどんな仕事をしているのかという話で

図面を書いているのか、店を作っているのか、人があふれる場をクリエイトしているのか

やっている事は同じでも、言葉によって全然スケールが変わる。

これは、絶対に取り入れてほしい。

 

3つ目はヒップホップがめっちゃ好きだという事。

そういえば、大学でDJやったりダンスやったりヒップホップにはまってた。

DJの先輩にニューヨーク連れて行ってもらったこともあるくらい。

当時建築の学校ではなかなか自分の作品づくりがうまくできなかったけど

なにか表現したいというところは、きっとここが原点なのかもしれない。

 

まあ、この3つって言ってみ、というのも実はこの本から学んだ事で

実践してみると、まあまあええ感じで3つの共通点を見つけられた。

しかし、めちゃくちゃ熱い本で、年始からめっちゃ刺激もらえた。

言語化ちょっとこだわって、やってみようと思う。

人生自分次第で、しょうもなくも、おもろくもなるし、おもろくした方が絶対いい。

 

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影響力の法則

多様性を受け入れ組織を最大化させる

2023年今年もたくさん本を読もうと思う。

経営学を学び2年弱が経つが、実践の場において

あの時の学びが今、目の前で起こっているという事が

度々、起こるようになっている。

 

そんな時に、もちろん過去の学びを見返して

自分がベストな判断だったかを内省する事で

学びを自社に持ち帰ることが出来ているか。

持ち帰る事で、ありたい姿に近づく事が出来ているか。

常々考え続ける事が重要だと思っている。

 

そして今年、いくつもある読みたい本を追い越し

前倒しで読んだのが、影響力の法則だった。

PWI(パワーと影響力)という授業で人間関係の難しさを学び

いかに、ありたい姿に向けて協力関係を構築するかという内容で

知らずに人生を歩むのが危険だと感じる程の学びだったが

いざという時に一番判断に悩むものでもあった。

 

改めて読みながら感じた事は、素直さがとても重要である事。

意外と人同士は、勝手なイメージを持ってしまっており

さらにそのイメージが勝手に大きくなってしまうようである。

だからこそ、何かうまくいかない時には、思い切って腹を割って聞くことで

物事をうまく進める事を可能にできるという内容もあった。

相手にとってのカレンシー(価値)が何かを、じっくりと考える事が重要だと理解した。

気が知れた仲間にこそ、このような見えない壁があると知ることが重要だと思う。

 

そして、カレンシーという概念がとても重要である事も復習できた。

人と人は価値を交換しながら良好な関係を構築している。

しかし、そのカレンシーを一方的に判断してはいけない。

カレンシーは人それぞれの価値観で大きく異なるため。

 

この先、スタッフが増える中で、一人ひとりと向き合う事。

それが、僕がコトスタイルやグッドランプを通じて実現したい事を

達成する為には当然欠かせない事だと思う。

そしてスタッフのみんなにも、ありたい姿を実現してもらう為にも

お互いのカレンシーについて、いかに考えるかという事の重要性を

日々のコミュニケーションの中で伝え続けたいと思う。

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青天井でビジョンを描こう。

グロービス経営大学院に入学して。

2021年4月に単科生としてグロービス経営大学院で学び始めて1年半。

本当に自分の中での経営に対する考え方が大きく変わった。

基本的な思考法から財務諸表の見方や予測における知識

人材に対する考え方と、いかに人と関わるかという考え

自社だけで考えてはいけない経営戦略の基本と、外部環境の分析方法

他にも経営者として、当然に知っておかねばいけない事をたくさん学んでる。

 

そして、中でも自分に対する考え方を幼少期から見直し

なぜ、今自分がこのような仕事を行っているのか

自分の仕事に対する価値観や、その価値観の理由を

改めて考え言語化し人に伝える事でさらに気づきを得たという学びは

これからの人生をいかに生きるかという事に大いに役立つと思う。

 

経営を体系的に学ぶという目的で入学した場所はただ学ぶだけではなかった。

幕末の志士ではないけど、本気で今の時代を創造し変革する志士になるための学び舎だった。

そんなとんでもない学び舎で共に学ぶ同志たちと共に

来月学長セッションという創立者の堀さんと会う事になってる。

 

学長セッションを前に、ふたつの本を読んで来るようにとのことで

吾人の任務創造と変革の志士たちへを読んだ。

半年前に入学式を経て、自らがたてた志は

経営者としての素養を磨くことによって関わってくださる人と共に成長できる組織を創る

入学の動機は経営する会社の規模が大きくなり始め

我流で行ってきた経営に限界を感じ始めた事だった。

こんな自分についてきてくれる数名のスタッフを

責任をもって成長させてあげて、幸せな人生を送らせてあげたい。

そのためには、自分がもっともっと成長しないといけない

そうして入学して、この志を自分の目標においた。

 

この志については決して間違っていないし

成し遂げないといけない気持ちは変わらないけど

グロービス経営大学院を創立するまでの学長のエピソードを読み

もっとやらないといけないという思いが強くなった。

青天井でビジョンを描かないといけない

届きそうな目標で満足していたらいけない

まだまだ人生半分くらいなんやから、あと半分必死でやりきること

世の中に示して子どもたちに背中みせてやれることを考え続けないといけない。

ほんで、その暁には、関わる全ての人を幸せにしなければいけない。

それが、ほんまにやらないといけないことやと思った。

自分の天井を自分で決めてしまった時点で人生決まる。

俺も青天井で物事語れるように、ビジョンをたてれる男になろうと思う。

ほんで、その為にひとつひとつしっかりと決断できる男になろうと思う。

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