マーケティング、ブランディング学び直しの3ヶ月(続編)

カスタマージャーニーとブランディング


年末に注文していた本が届いた ※年始に書いたブログです。

前回のブログでも書いたカスタマージャーとブランディングを教わっている講師

鹿毛講師の書籍「心が分かるとモノが売れる

インパクトのある講義内容に加え頭から離れない予習。

そんな状況の中で届いたもんだから、速攻で読み切った。

 

講義で話されていたエピソードももちろん随所で登場するけど

マーケティングがいかに変化してきたからこそ

このような講義スタイルをとられているかという事がわかった気がする。

 

人間について知るという事が一番大事なんだと

なんども、なんども、伝えられながら

今までの自分の生き方や考え方について猛省するとともに

これからすぐに切り替えて生きて行こうと決意した。

 

昔のように情報や物の種類も少ないときには

いわゆるマーケティング論としてのSTP4Pといったフレームワークも通用する。

もちろんマーケティングで抑えるべき点はMECEになっているので

決して利用するべきではないという記載もあったが

では、何がかわったか、その解としてSTPの限界について触れられている。

 

“既存の体系化されたマーケティング理論が得意とするのは、

あくまでも本人が気づいている「感情」や「意識」です。

人間の行動の95%は無意識によって支配されているというのが定説ですが、

自分でも気づかない心は、本人にも説明できません。

マーケティングのフレームワークは常に、この潜在的な心の課題を突きつけられています。”

 

この一文からもわかるように、人がものを購入する時のことについて

ほとんど無意識で購入するという事が記載されている。

昨日のお昼ご飯や、先週に買った服などの理由を覚えているか。

でも、この無意識に購入している部分を知るということが

人を知るという事であり、マーケティングで最も大切な事だと理解した。

 

しかし、この根っこの心の部分を知るというのが本当に難しい。

“人は驚くほど、論理的な行動をとっていません。

人間の思考や行動は5%の顕在意識と95%の潜在意識で成り立ってます。

そのため、お客様本人も気づいていない心のツボ=インサイトを探り当て、

クリエイティブを通じてアプローチすると、すさまじい効果を発揮することがあります。”

まあ、簡単なことであれば、世の中はヒット商品だらけになっているし

おっしゃっていることは凄く腑に落ちることばかりだった。

 

さらに本書でも講義でも続く

“自分のインサイトもわからないのに、他者のインサイトを理解するというのはとうてい無理な話。”

結局自分の行動に対しても、もっと知るという事が重要であり

自分の本当の根っこの部分の、なんでそれ買ったのかみたいなところの

無意識の意味を探るようなことをトレーニングしないといけない。

そう考えると今まで本当にしょうもない買い物をしてきた気がする。

まあ、これから切り替えれば全然いいし、やるしかない。

 

最後に響いた言葉

‘心のツボを掘り当てるには、一人の客としての自分の行動や感情、意識に目を向け、

克明に再現すること、これらを生み出す自分の心理を深く理解することが欠かせない。

一流のマーケターになる前に必要なのは、一流の消費者になること。”

本当にそうだと思う。

 

3ヶ月後どうなっているだろうか。

本気でワクワクするし、ドキドキもする。

この歳でこの感情を取り戻せたことにすら

すごさを感じて仕方がない。

 

※ここからは今日書いてます。

とまあ、あれから半年ほどが過ぎようとしていることに唖然とするけど

未だ良い消費者には到底なれていないし、なんなら少し意識も薄らいでいる気がする。

本当にこれで終わってよいのか?

なんのためにあんな努力したのか?

今一度、あの頃のことを脳みそに焼き付けないといけない。

 

頭フルに使い倒すために糖分を補給するために

ガンガン頭に汗かいて

31アイスクリームを毎日食べないといけない。

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マーケティングとブランディングを学ぶ

カスタマージャーニーとブランディング

一応本科生としてラストの授業がはじまった。

※下記内容は2024年1月に書いています。

 

最後は色々考えてマーケティングを学ぼうと思い

CJB(カスタマージャーニーとブランディング)という科目を受講することに

もの凄く人気な講師の先生の科目を取ることができて

DAY1を受けたけど、本当にやばかった。

 

思いを馳せることを書き出すと長くなるからやめておくけど

ブランドに対する考え方、企業のブランディングへの取り組み

3ヶ月やり切れたらガラッと変わっている事は間違いないと思う。

3ヶ月やり切れたら、、、

それくらい、タフな授業だってことはわかってたしやるしかない。

 

そんな講師が紹介してくれた本がこれ

嵐に学ぶマーケティング

とりあえず、全部に目を通すという気概で速攻ポチった。

 

DAY1では定義について学び、まずはまさかの暗記。

カスタマージャーニーを学ぶ目的とは?

STPの限界とは?

ブランディングとは?

ケラーの図とは?

ブランドが目指す姿を何で評価するか?

タッチポイントとは?

ブランドターゲットとは?

戦略的ターゲットとは?

一言一句、全員が言えるように。

この歳で暗記はきつかった。

 

そして、なぜここに学びにきたのかという

自分の本当に本当の表面じゃないダークサイドの意味を考えることについて

いかに人を知るということが大切か

一から十を知るということが大切か

そのために自分を知ることが大切か

考えながらこっからの3ヶ月は本当に必死で食らいついて行こうと思った。

 

そして、この本を読んで感じたこと

嵐は凄かった。

上に定義されている事の全てを未だ理解しているわけではないけれど

ほぼ、これを体現したグループだった。

国民的なアイドルでありながら、マーケターとしての力があるのは魅力的。

マーケティングとブランディングをまじで獲得したいと思った。

 

ただ、これだけ読んでも多分あかんとも思う。

まずは上に書いた定義について覚えるところからはじめる。

3ヶ月後まじで楽しみでもあり、不安でもある。

やるしかない。

 

※ここから今日書いてます。

 

そんな3ヶ月の学びは長いようで短いものだったけど

本気でやりきれたと本当に思う。

メンバーにも恵まれていたのは感謝しかない。

でも時には大人気ないことも言ってしまってた。

 

そんなメンバーと本科生最後の学びをやりきれたこと

自信にもつながるし、実務でも活かせると本気で思う。

もし思うところがある人がいたなら、ぜひ受講してほしい。

ただ、相当な負担は覚悟しないといけないけど。

でもそれだけの負担をかけないと得られないんだと思う。

 

授業は終わったけど、終わらせたらいけない。

ここから学びを本当に活かせないと意味がない。

なんのために時間を使って学びに費やしたか

今は自分のこころとしっかり向き合えてると思うし

モノの見方もずいぶんと変わったと思う。

 

あと、しんどいことに貪欲にならないといけないなあって久しぶりに思った。

大変なこと、辛いこと、苦しいこと、そんな苦悩することにこそ

自分を知るということができる。

そして、自分のこころを知らないと、人のこころなんて読めない。

人の大変なことや、辛いことや、苦しいことや、痛みを感じれない人は

きっと、何も生み出すことなんてできないし、何も獲得できないと思う。

人のこころがわかる人になって。

良い仕事を通じて社会とか人に良い影響を与えられる人になりたいと思う。

 

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リーダーシップとは何か?

目指すべき組織とリーダーとしての心構え。

 

2024年がはじまり、この本から読もうと手に取ったのが

この「サーバントリーダーシップ」だった。

2021年の4月から通い始めたグロービス経営大学院も

残すところあと3ヶ月で一旦修了する。(5ヶ月前に書いてます。)

 

様々な経営に関する学びを一通り学んだからこそ

リーダーシップとは何か?といった問いが生まれ

この本にたどり着いたと思っている。

 

リーダーにも様々な種類のリーダーがある。

俺について来いと先頭を走るタイプや

指示をしながら後ろで指揮をとるタイプ。

でもどちらも何か違うと感じていた。

 

そんな中で、サーバントリーダーシップといった

奉仕するリーダーについて書かれた本を読み

まだまだ理解しきれていないけれど、多くの共感を感じた一冊だった。

 

“他者への思いやりや、能力の高い者と低い者が奉仕し合うことこそ、

良い社会を築く確固とした礎である。”

 

“信念と批判との間にある健全な緊張感の必要性。

それは高い成果を上げる組織を作るための活力として必要なものである。

運営幹部とスタッフにはほとんどの場合、信じる事が必要とされる。”

 

“人は誰しも完璧ではない。すべてを任されるべき人はいないのだ。

完璧さというものは、対等なメンバーとして

関わる人々と能力を補い合うことによってのみ見いだされる。”

 

奉仕し合える関係を築くこと。

それを率先して実行するのがリーダーシップではないかと思う。

 

“仕事のために人間が存在し、また、人間のために仕事が存在する。

違う言い方をすれば、企業は製品やサービスを顧客に供給するために存在し、

また、意義のある仕事を人に与えるために存在するのだ。

つまり、企業は奉仕する組織になる。

サービスを提供する者と受ける者の双方に奉仕する組織になるのである。”

 

そして、仕事こそがリーダーシップとしての営みの象徴であり

人が生きていく上で大切にしなければいけないものが詰まっていると感じている。

仕事を通じて助け合いながら共に導き合えるような関係。

そのはじまりこそが、奉仕からはじまるように感じる。

 

“初めのうち、新しい企業倫理では、

社員と顧客への奉仕の割合が同等かもしれない。

だが、経済が発達して生産性が高まるにつれ、

消費者の意識も向上し、より少ないもので満足するようになる”

 

“すると、消費者よりも社員に対する奉仕が勝るようになり、

製品やサービスを生み出すこと以上に、

働く喜びこそが、仕事をする意義となるだろう。”

 

働くことこそが喜び。

まさに僕が思い描く働くが楽しいと感じる世界を広げるといった

僕自身の志に通じる。

 

“さまざまなスタイルを持つ有能な人材がのびのびと活躍できるためには、

多様な環境を生み出す必要があるからだ。

企業のリーダーと経営陣がこうした一連の動きの背景を提示すれば、

社員ひとりひとりが目的をはっきりと見据えることができる。

それによって、社員は必要なときに適切なサポートを得られ、

個性を失わずに、より大きな目的を果たすための一員として

自分も働いていることを実感する。”

 

この本書に書かれた一文こそが、僕が成し遂げたいことを言語化している。

そのために、まず僕自身が獲得すべきものとは?

 

“聞くというのは姿勢、他人が話すことや伝えようとしていることに対する姿勢のことです。

まずは心から関心を寄せる。すると注意深く耳を傾けることになり、

それによって深い理解につながっていく。そうやって知識を得るのです。”

 

人の話を聞くと言うこと

 

“真のリーダーシップとは

極めて個人的なことでありながら

本質的には集団的なものなのだ。”

 

組織のなかで、仲間の声を傾聴しながら

いかに組織を導くかを考え尽くす。

 

そしてそんな考え尽くしたこと

それを実現する為に3年学んだことが活かされる。

結局最後は人だと卒業前に改めて思う。(5ヶ月前の書いていて卒業済みです)

 

改めて過去に書きためていたものを読み

自分が人とどのように関わるべきかということを改めて考える機会になった。

人は人としか成長できない。

そのために、奉仕の精神を持って関わる気概を持ち続けないといけない。

もっと、相手のことを知ろうとしなければいけないし

そのために、自分のことも知ろうとしなければいけない。

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起業家はどこで選択を誤るのか

誰とやるかと何をやろうとしているかが重要

 

MBAも残すところあと3ヶ月となった。

やっぱり応用展開科目は創造系をとろうと

ベンチャーマネジメントやベンチャー戦略プランニングといった

スタートアップのケースをじっくりと学ばせてもらった。

 

なぜ創造系なのかというと、今の事業の立ち上げと

いわゆるスタートアップの立ち上げの差について学びたかったから。

この差については本当に学びが多かった。

 

ベンチャーマネジメントでは自社がスタートアップではなく

スモールビジネスを展開しているという現状に気づき。

ベンチャー戦略プランニングでは、

スモールビジネスとスタートアップでは起業の考え方が

まるで違うことを知る事ができた。

 

そして、この本では、何を大切に起業という

ビジネスを立ち上げる上での難所に対する

判断軸をいかにもつかという点が示唆されていた。

 

その他の授業ともリンクしながら

僕自身が何を大切に会社経営を行なっているかに気づけたから

この本はめちゃくちゃ大切な気づきを得る本となった。

 

起業はひとりでやるべきか?それとも誰かとやるべきか?

そして事業規模が拡大するなかで、どのような人を雇うべきか?

また必要な資金に対しては、どのような資金調達を選ぶべきか。

その答えはひとつではなく、それぞれの想いに繋がっている。

 

だからこそ、なぜ起業するのかという本質が

いかに重要かという事が、今だからわかるし

今だから上記の問いにも答えられる。

 

ただ、今後の展開次第では、

判断軸や打手のオプションは変わる可能性もあると思う。

きっと、今後環境の変化で僕自身の価値観も変化する。

その時に今までの体験だけで判断するべきか。

または、これからの体験が変化を促すか。

どちらにしても、そこから全て繋げないといけない。

 

とまあ、3ヶ月前にこんな文章を書いていたんだけど

MBAも終わって、ゆっくりしようとは全く思わずに

学びを止めないためにも、継続して大学院には通うことを決意して

昨日も仕事から帰って授業というルーティン。

 

ちなみに、今この誰とやるかって話のところを読みながら

やっぱり、自社からもっともっと発信しないといけないということを感じてる。

コトスタイルでこんなことやろうと思ってる!そんな想いを打ち出さないと。

それを一緒にやりたいって人はなかなかキャッチアップできないし

そういう仲間が集まりにくくなっていたことも反省している。

 

でも、なんだかんだで、理念やビジョンやビジネスモデルやビジネスの想いには

一人一人と話すと共感してくれているようだし、もっと対話の数を増やして

やっぱり今のメンバーに想いを伝えるということをしたいと思う。

もちろん一人ひとりの人生だから、ずっとここに居てほしいとも思わないし

ここに居たから次に挑戦できるような場所にもしたい。

でも一方でやっぱり、ここでも挑戦できる場を作るということも大切だと思ってる。

 

このところ急にいろんな事が動き出してきたので

しっかりとその波に飲まれるんじゃなくて、

どこに向かって進んでいるのか明確にしながら

そんな船に乗っかりたいなって思える仲間が増えるように

今の仲間ともっと高いところ目指していこうと改めて思う。

 

でも、やっぱり何をやるにしても人なんだと。

改めてそう思う。

 

参考図書:起業家はどこで選択を誤るのか

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リーンスタートアップ

起業・経営のプロセスに対する変化について

現在、MBAに通いながらベンチャー戦略マネジメントという科目を学んでいて

その推奨書籍という事でリーンスタートアップを購入した。

リーンスタートアップという起業プロセスはなんとなく知っていて

PIVOTを繰り返しながらプロセスを構築する事を言うのかと思っていたけど

もう少し深い内容であり、今の経営や、人生にも、つながる話だった。

 

いかにユーザー目線で変化させるか、もしくは我慢するか、

これは経営において、もっとも本質的な問いであり体系的な学びにもつながる

そして経営することは、いかに実践の中で経営を学ぶかという話にもつながる

 

いかに自らのビジョンを達成させるか

その為にファクトを分析しながらロジックで戦略をつくる

そして、その戦略に従って、仲間と共に行動する。

 

ただ、そんな簡単に成功への手がかりを掴むことはできないし

手がかりを掴んだとしても、そこからまだまだ試練は続く

そんな経営を進める道の中で最適解を見つける為の仮説を打ち立て

素早く検証作業をすすめるサイクルを回さなければいけない。

 

戦略、プロアダクト、サービス、マネジメント、マーケティング

経営はひとつを行うだけではなく、これらの一貫性を保ちながらも

経済の変化に対応し続ける事が求められる。

 

この全体の流れに対してリーンスタートアップを考えるという事こそ

この先の経営にとって重要な要素になるし。

この先の人生にとっても重要な事だとつながりをもって感じる一冊だった。

 

どのような問いながら、生きていくべきか。

そして、いかに答えを導きながら決断し進めるか。

失敗を恐れずサイクルを回すことを考えられるような

気持ちが大切だと教えてもらった気がする。

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デザインについて学び直さないといけない4

デザイン経営4冊目(パーパス「意義化する」経済とその先)

デザイン経営DAY2が終わった今回もデザインという仕事の価値について学んだ。

今デザイン経営という授業を受けながら、企業がデザインを重要に捉え始めている事。

一方で、古い体質の経営層の企業では、デザインが不要だった時代の

成功体験が阻害要因となり、デザインを受け入れることができないどころか

デザインが必要だと感じている社員がいるにもかかわらず

そんな声が経営層に届かないというリアルがあるという事を知った。

 

うちは幸いにしてデザイン学んできた子たちの集まりだから

そういう意味ではデザインに対する理解や価値は当然持っているし、

おそらくみんな、デザインをする為に集まっている組織だと思う。

ただ、デザインだけで経営はうまくいかないという視点が重要で

あくまでもビジネスでり経営だという事を十分に理解しなければいけない。

だから、僕はこうしてMBA(経営学修士)を学んでいるんだと感じた。

 

約2年半学び続けてビジネスという経営学を体系的に学べ

得られたものの大きさは、本当に来てよかったというよりも、来ないとやばかったと

思うくらいに衝撃的で人生に対するインパクトは大きい。

 

そして、今回デザインの価値について改めて学び、

いかにビジネスに取り入れるかということについて考える機会をいただくことができた。

そして学びながら感じたのは、多くの企業でビジネス人材が多い中で

デザインを取り入れることに対する難しさを感じている企業が本当に多いという事。

そして、逆に僕はデザイン人材が多い自企業で

ビジネスを取り入れることの難しさを感じているということがわかった。

 

ビジネスだけでも駄目で、デザインだけなんて考えられない。

そんなビジネスとデザインの関係について学んだうえで

わかったことが、ビジネスとデザインをつなぐビジネスデザインという領域だった。

経営者として組織のリーダーとして経営をデザインする。

これこそが、僕自身がきっと終生成し遂げるべきことなようにも感じる。

 

前置きが長くなったけどビジネスとデザインを繋ぐという難しさ

こんな素晴らしい授業の講師は以前も書いたけどTakramというデザインファームの

田川さんと佐々木さん、前回は田川さんのイノベーションスキルセットを読み

続けて佐々木さんのパーパス「意義化」する経済とその先も読ませてもらった。

 

パーパスについては少し前に数冊読みながら自社のパーパスを策定したので

しばらくは別のジャンルの本を読もうと思っていたにもかかわらず

こうして、偶然化、またパーパスに出会ったりするから

やっぱり、今年はパーパスが自分にとって重要なんだと捉え直している。

 

パーパスについては以前書いてきたことの復習も多く

やはり企業はもはや営利な組織だけでは生き残れないと強く感じた。

 

“これまでは「ユーザーに喜ばれるだろうか」

「ユーザーの真の課題に寄り添っているだろうか?」という、

ユーザー視点を徹底することで広く支援を獲得できたが、

もはやそれだけでは不十分だ。

今後は「我々のビジネスや取り組みは地球にとってよいものだろうか」という

「地球中心」の視点を加え、さらにそれをユーザー中心思考より

優先させる必要があるだろう。”(文中より抜粋)

 

これはパーパス関連の書籍のほとんどに記載されており

システム思考に近い概念であり、著書の佐々木さんも同様に重視されていた。

 

また、少しリアルな考察も記載されていた。

“気候変動についてはいくつかのショッキングなデータがある。

2020年春のIPSOSという調査会社の国際比較調査で

「人間の活動が気候変動につながっている」と考える人の比率は、

日本がダントツの最下位であった。”(文中より)

生まれたときから日本に生まれたことに対して誇をもっていたけど

本当に日本は置き去りになってしまっている事にショックを受けると共に

まじで、こういうのやっていかないとやばいと感じてる。

 

“メーカーが「新しくモノを生産する主体」であり、

消費者が「消して費やす主体」であるという、

20世紀型のありようは姿を消しつつある。

作ること、そしてそれを単に消費することは、

これからの経済活動において主役の座を徐々に失っていくはずだ。”(文中より)

 

“これまでのビジネスが「作って、売って、終わり」という単線型だったとしたら、

消費者と心理的につながり、消費者と企業の間でモノがループし続ける時代においては、

その円環の中で複数の課金ポイントを構築していくような

ビジネスモデルがたちあがっていくだろう。”(文中より)

ここでもやはり”こころを知る”という事の重要性を改めて感じる。

 

このような考えを今の事業の先に見据える事ができているだろうか。

正直全然だめだし、本気でやれていない。

本当に、長期的な目線で仕事に取り組まなければいけないし

未来のこどもたちに見せられるようなものでもない。

 

“一時的な目的や偽りの目的はすぐに消費者に見破られます。

マーケティングに偏りすぎた目的も、消費者の心には響かない。

消費者が望むのは、彼らが関わるブランドとの真の意味でのつながりです。”(文中より)

 

“これまで企業にとっては高機能の製品を作ることを(What)、

それをよりよい顧客体験やメッセージを通じて届けていくこと(How)が重要だったが、

これからはパートナーとして信頼に足る人物(Who)か、

自分と同じ価値観(Why)を持っているかがとても重要になっていく。”(文中より)

 

時代の変化とともに企業の在り方、目的、立ち位置、消費者との関わり

すべてが大きく変わっていることは、この言葉からも明白だと思うし

先日学んだカスタマージャーニーとブランディングでの学びにも繋がる。

ブランドとお客様が共感・共鳴・共振して絆が生まれるほどの事を成しているか。

 

“「社会の探索」では、自組織の周辺で起こっている社会の変化を捉え、要素を抽出する。

ここで大切なのは、現在起こっていることだけでなく、

将来大きなインパクトになりそうな「兆し」を捉えることだ。

気候変動、格差や分断など人類がかつてない地球規模の課題に直面している今、

組織はより大きな視点で社会の変化を把握し、

社会からの期待を捉えることが求められている。

そのためにも、自組織の枠の外に目を向ける「枠外発想」が重要となる。”(文中より)

 

パーパスを定めるときに重要な事として

自組織の探索と社会の探索があると記載されていた

そこにパーパスがあると学んだ。

 

僕たちは「オモシロイ世界を広げる」というパーパスを掲げようとしていたけど

こんな一方向で本当に良いのだろうかと今は思う。

自組織においては、お店創りを追求しながらオモシロイ場所を広げる

社会的には空き家問題や環境問題に対するリノベーションの意義を用いた解決を目指す。

そのように考えると使い切れていない土地や建物をオモシロイ世界へと

変えていくというパーパスを作らないといけない。

社員が納得して自ら行動できるくらい明白に言語化しないといけない。

 

さいごに、本書でのメッセージ

“未来を構想するためには、入念に磨き上げられた意義の力が必要になる。

何のためにその組織は存在するのか、という深い問いから構想される未来には、

資金や人といった事業リソースを集める力がある。

ビジネスモデルだけでなく「意義」が、

持続的な競争力の源泉となる時代が訪れようとしっている。”(文中より)

 

この様な視座で経営を行う企業が増えなければ

数世代先の未来はどうなっているだろうか。

僕たちも小さな組織ではあるけれど社会の中の一組織として

このような知見を十分に理解して事業を営まなければいけない。

 

そして、デザインの話しに戻って、このような事を実現する為に重要なこと

それこそが、ビジネスとデザインとテクノロジーなんだと思う。

ここを追求して、将来のコトスタイルやグッドランプの姿を描き仲間に伝え

仲間と共に実現させえることこそが、僕のこの先やるべき仕事になる。

もっともっと考え尽くさなければいけない。

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デザインについて学び直さないといけない3

デザイン経営3冊目

デザイン経営の授業がはじまった。

デザインを学んでいたことを改めて幸運だと感じた。

デザイン思考やデザイン経営という言葉に出会い

自分がデザインにもビジネスにも関わっていたにもかかわらず

知らないことが本当に多すぎて悔しいけれど

今、改めてデザインこそ、最も学ぶべき科目だと感じている。

 

というわけでデザイン経営の講師Takramという会社の田川さんの本

イノベーション・スキルセットを10月頃に読ませてもらって

書きとどめていたものを今日久しぶりにブログにアップしようと思う。

 

これからのビジネスの考え方について

今までといかに変わっていく必要があるかについて書かれていたし

授業で受けたことについても多く触れられていた。

ものすごく衝撃を受けたんだけど、、、

その後の半年間も凄い衝撃が続いたので、また書いている事への

考え方なんかもだいぶ変わっていたので、結局まあまあ書き直してアップします。

 

まず、デザインという言葉は抽象度がかなり高い言葉だったので

しっかりと伝わるようなブログにしたいから定義から入ります。

 

僕たちはというより、うちの会社ではデザインのことを

目的の設定、計画の策定、仕様表現といったプロセスを通じて

人や社会に価値を提供する事と定義しています。

自社の評価指標にも取り入れているくらいに重要なスキルです。

 

具体的には、お店をつくるという本業においても

お客様がなぜお店を出そうとされているかという本質を知ることからはじまり

本質から共通の目的意識を設定し、計画へと進める

このようなプロセスを経て、仕様表現に落とし込み

お客様がお店づくりを通じて成そうとされている価値を社会に提供する。

 

また、コトスタイル株式会社として取り組んでいる経営についても

なぜ仕事をするのかという本質を考えて、目的を言語化しながら共有し、

その目的を達成する為の計画を経営計画として

実際にみんなが目的に対して行動できるよう仕様表現に落とし込む。

そうすることで、みんなでコトスタイルの価値を社会に提供する。

 

このように前者が狭義のデザインであり、後者が広義のデザインであるものの

やっているプロセスは全く同じであり、デザインという手法が

いかに大切だと考えるかという事もわかってもらえる良い例ではないかと思うし

これ以外の仕事においても同様のプロセスを踏んでいると考えています。

 

経営にデザインを取り入れるという言い方よりも

デザインされた経営を行っているという方がしっくりくるかな。

そんな経営を目指して日々頭をぐるぐるさせてます。

 

そんなデザイン経営を目指すうえで

この本から学んだことのひとつに、学習の4つのAというものがあり

10月頃に書いていたのを振り返ろうと思います。

 

4つのAとは

Awareness「気づき」

Awkwardness「違和感」

Achievement「達成」

Assimilation「一体化・無意識化」

 

これは、少し前に読んだ学習する組織がベースとなっており

組織は組織と人と共に学習を継続するという事が軸になっている。

Takramさんではコアバリューとして最上位に設定されておられるらしく

こういった大切な事を言語化するという考えについて

とても共感しているというか、今自社でも直面しています。

 

その上でこの学習の4つのAがいかなるものかを参考として考えたとき、

Awareness「気づき」とは何かやらないといけないことに気づくこと。

Awkwardness「違和感」とはやらないといけないことをやってみたときに感じる無力さ。

Achievement「達成」とはそんな難しいことを乗り越えること。

Assimilation「一体化・無意識化」そして意識的にできるから、無意識に昇華させる。

このようなループを大切にしている企業を創り出そうとしている事が理解できます。

 

このような言葉がなければ

日々の仕事での判断や実行に対して迷いが生じるし

このような言葉があることで

自信を持って判断や実行ができるようになれると思います。

このようにデザイン経営を構築していくことで

それぞれ裁量のある仕事を行いやすい環境を作り出しながらも

組織として力強い矢印が生まれるんだと理解しています。

 

決して、この言葉だけでデザイン経営を語ろうなんて思ってないし

この言葉の下にもかなりデザインされているということは

ここでは書ききれないので、ご容赦ください。

ただ、すごい内容だし、これはやりたいと素直に思ったのが本音です。

やりたいのは4つのAではなく、僕たちらしい言葉を作るという意味です。

 

いきなりだけど、今の仕事が5年後10年後に存在しているか?

もし存在していたとしても、このままだと思うか?

絶対に変わっているし、なくなっている可能性も決してないとはいえない。

これは、もうずっとどの業界でも言われている問題で。

昭和のように、なんでもうまくいく時代はとっくに終わっている事に

本当に向き合わないといけないし、向き合ってきた人たちが

こんな方法論を生み出しているという事を、まずは知らないといけないし

知ったからには実行しないと、まじでやばいと思う。

 

だから、こういった事を学び実践するということこそが

僕に与えられたミッションなんです。

なぞればできるものでもないし、フルに頭使ってもできるかどうか

そんくらい、しんどいものなんだというところまでは理解できました。

 

そして、今の仲間と共に、学習する組織をつくる。

学習する組織をデザインする。

より良い企業を創り、社会に価値を提供できることに本気で挑もうとするから

これは、絶対に成し遂げないといけないことなんだと書きながら

改めて再確認したという感じ。

まあ、焦らずに、夏ころには言語化できるように頑張ろうと思います。

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デザインについて学び直さないといけない

デザイン経営・続

前回デザイン経営という書籍から

自身のデザインという言葉に対する浅さを感じたと書いた。

そして、先日デザイン経営という科目のDAY1を終えた。(結構前です、、、)

店舗というお客様が消費者へ提供するために

とても重要な店舗デザインに携わらせてもらっているが

まだまだデザインについて理解できていないし

もっと、やらなければいけない事があると感じる学びだった。

 

多数のデザイナーが勤めてくれる組織ではあるものの

モノづくりに対するアプローチは変化している。

遡れば第一次産業革命から、今は第四次産業革命と言われており

従来のモノづくりの概念でビジネスを行うのは

変化に対応できないですと宣言しているようなものだと思った。

(今ブランディングの授業でさらに痛感してるけど、、、)

 

デザイン思考という言葉は正直聞いたことがあるくらいで

ユーザー理解から創造するアプローチくらいに考えていたけど

このユーザー理解がいかに重要化ということ。

そして、デザインという手法が今いかに必要か少しずつわかってきた。

(いや、ユーザーの心の理解が最も重要と今は捉えてます。)

 

僕たちは、運良くデザインという仕事をさせてもらっているけど

正直このくらいのレベルでやっているのかという衝撃。

ただ、多くの企業も同様であり、ここが日本の弱さでもあると学んだ。

 

さて、デザイン経営については、正直入口に経ったばかりで

まだまだ、理解には至っていないけど

経営とデザインを結びつける重要性について理解はできたと思う。

 

この本書では、具体的なデザイン組織の作り方が描かれており

ざっくりいうと、どのようにデザイナーが組織に関わるかというポイント

また、デザイナーという、一風変わった人材に対して(良い意味です。)

どのように経営的に関わりをもっていくかという事が書かれており

もう少しデザイン思考やデザイン経営を理解してからの方が良かった気もした。

 

ただ、世の中は大きく変化している事を感じているかどうか

そして、その変化のスピードに危機感をもっているかどうか

そして、そんな危機に対する試作を講じる準備があるかどうか

運良くデザインを大学で学び、今経営を学んでいる自分は

何をするべきか、少しずつ見えてくるものがあるけど

具体的なところは、今から3か月後に明らかになっているんじゃないかと思う。

 

しばらくデザインについて

デザイン思考、デザイン経営について

改めて学ぼうと思う。

 

あっ、これこの本を読んで思ったことです。

>>>デザイン組織のつくりかた

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デザイン経営の実践に向けて

デザイン経営

企業がブランディング行うにあたって

デザインという概念を取り入れなければいけない。

読み終えるまで、正直デザイン経営に対するイメージだった。

 

ちょうど13期に入り、デザイン経営を取り入れようと

社内のフォーマットの統一だったり

推奨フォントの指定、ロゴの使用ルールの策定などを行いはじめた。

 

ただただ自分がデザイン経営について理解のない

古き経営者の一人だったという事に気づいた。

 

今週からデザイン経営についてGLOBIS経営大学院で学ぶ予定で、

その教科書として、事前配布されたデザイン経営を読んだ。

 

 

時代の変化に伴うモノやコト、情報など消費者との企業が関わるカタチの変化

デザインに対する考え方の違いとして意匠をはじめとした狭義のデザイン

ユーザー体験までを含んだ広義のデザイン、ビジネスモデルまでつなげる経営のデザイン。

 

このようにいかに時代が変わる中で

いかにデザインを捉えるかによって

デザインの影響は大きく変わる。

 

美術系大学を卒業し、デザイン業界に勤め、デザインを生業としているにも関わらず

経営にまでデザインという概念を繋げられていない事に反省する一方で

少なからず、デザインにも経営にも携わってきたからこそ

この3ヶ月で学ぶ意味は、必ず役立つ事になると感じている。

 

リアルな数値としてIT企業ではエンジニア等が足りないとされている一方で

DXを導入するユーザー側では、技術と市場を繋ぐ橋渡しができる

ビジネスデザイナーが足りていないといった相反するデータが存ずる。

 

また政府をはじめ国はデジタル人材の育成に力をいれているが

ここでも、本当に必要なのは、これらのIT技術を

ビジネスに置き換える能力であるといったミスマッチが起こっている。

 

もう少し僕たちの仕事にブレイクダウンすると

今後、このテクノロジーと仕事の架け橋が重要になるということについて

今まで個店の経営に関する情報や技術を提供してきた上で

僕たちがやるべきことのヒントがあるように読みとった。

 

とはいえ、まずは3ヶ月でデザイン経営をしっかりと学び

自社に取り入れるところまで解釈できるように学びを深め

実際に自企業でデザイン経営を、目的をもって取り入れるところまでを目指したい。

 

その上で自企業で取り組んだデザイン経営を

今後サービスとして提供させていただく個店経営者の皆様にも

同様に提供できる仕組みを構築できれば

より、働くが楽しい世界を広げられるような気がする。

 

ーーーー

そして、あれから3ヶ月が経ち学びが終わった。

大きな枠組みについては理解できているが

これをいかに今後導入するかが経営者としてやるべき仕事だと思う。

 

広義の意味においてMVVから戦略、そしてマーケティングへと落とし込む中での

一貫性を持たせ、僕たち全員が共通した理解の上で活動する為の絵を描く。

 

そこには、やっぱり人というものをいかに知るかということが重要となっている。

まさか、この学びすらも今学びはじめたマーケティングへと繋がるとは

過去に書き溜めた記事を読みながら、そんなことを想像している。

今どんだけやれるかで、未来が決まる。子供達に言ってる言葉が跳ね返る。

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孫子の兵法

戦略とは

楽しみにしていた戦略コミュケーションという授業

土日、午前中3時間午後3時間と合計12時間かけて

戦略を実現するためのコミュニケーションについて学びました。

濃い時間だった。

 

そんな課題図書として提示されていたのがまさかの孫子

そういえば、一番はじめの授業のときに戦略とは何か?

といった質問でディスカッションがはじまり

戦略とは戦いを略すこと、戦わずして勝つということと教えてもらい

キングダムを全冊購入してドハマリしたのが懐かしい。

 

中華統一と、また時代背景も戦略の目的も異なるものの

共通することについて、読みながら感じものは熱く。

成し遂げるということに対する共通の想いは深まります。

 

企業としても、事を成すには人の力に頼らなければいけない。

そして、ただむやみに仕事をこなすのではなく

マクロやミクロの環境について理解しながら事を進めなければいけない。

さらにリーダーとして、その状況を伝えることはもちろん

その言葉を信じてもらえるような人に成長しなければいけない。

 

そして、事を成すための目標に対して何を行うのか

十分に考え尽くすだけでなく、実行しなければいけない。

そのためには、いかに共感してもらえるかといったところまで考え尽くすこと

そして、やろうと思ってもらえる仕組みをしっかり構築すること

そこまでやって事が成せると改めて感じる一冊でした。

 

後半は、キングダムで読んでいるような

結構リアルな戦い方について書かれていたので

本当は3章までで良いんだけど、全部楽しく読んでしまった。

でも、こういうことを考えた孫子の凄さ。

時代は変わっても、何もないところから考えることの重要さ

そして考えたことを、こうして実現する凄さも改めて学びになった。

 

そして、戦略コミュニケーションの授業では

戦略コミュニケーションという概論を学んだ。

戦略ではなく、戦略コミュニケーションであること。

 

厳しい言い方ではあるが、一人で何かをするということはとても難しい

しかし、多くの人とともに成すこともとても難しい

結局、企業という組織が何のために存在するのか

それをどこまで伝えることができているか

そこに、コミュニケーションの可能性があるんだと今は感じている。

 

>>>孫子ワイド版 岩波文庫

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