パーパス・マネジメント

僕たちは何の為に存在しているのか?

13年前に人の必死で応援する会社を創るという企業理念をたてた。

今振り返ると、よくそんな理念を掲げることができたなと思う。

大学院で自分の人生を振り返り、価値観や体験に基づいて

今の自分へ多大な影響を受けているという事を学んだ。

 

僕自身は、その学びの中で様々な体験を通じながら

確かに本当にそれが、今につながっていると感じた。

例えば、小学生のときの親友との別れ。

高校入学で味わった大好きなサッカーに対する挫折と挑戦。

新卒で入った超ブラックな組織に対する仕事への反発。

まあ、振り返るだけでメンタルだいぶ殺られそうだけど

だから、今があるんだなって本当に思うし

だから、今やりたい事が、あるんだなって思ってる。

 

やりたい事については、別の機会に書こうと思うけど

こんな風に時間で自分について振り返りながら思うのは

社員や関わる人たち、それぞれにも価値観があるという事。

だからこそ、今は多様性が本当に尊重される時代になってると

言われる理由がすごくわかる。

そして、ひとつひとつ言語化することで理解も深まるし

言語化しなければ、どんどんぼけていく。

 

パーパスが一昔前から流行っているのは知っていたけど

僕たちは一体なんの為に存在しているのか?

誰に対して、どのような価値を提供することができているのか?

もしかしたら、事業を行うことで悪い影響を与えている事はないか?

 

本当に日々考える。

考えすぎて頭が沸騰する。

でもそれくらい考え尽くさないといけない

今が未来をつくるから。

今も未来も大切にしたいから。

 

そして、パーパス(存在意義)について思うのは

まず、会社としての存在意義をしっかり持つことの重要性を理解する事。

自分たちの存在意義によって、幸福感を持って仕事に取り組める。

一度、スタッフとともに、パーパスについて考える機会を持ちたいと思う。

 

そして、その次に重要な事が、社員が組織の存在意義を

自分のものとして共有しているかという事。

これは、社員一人ひとりにパーパスがあるという前提があり

さらに、その一人ひとりのパーパスが企業のパーパスと同調したとき

本当にやる気や働きがいが生まれ、幸福な仕事と思えるという概念。

実践できれば本当に素晴らしいと思うし、絶対実践したいと思った。

 

最後に、めっちゃ憧れるユニリーバの島田さんの言葉。

“会社として、ビジネスパーソンとして、

どうやって売上や利益を上げていくかを考えるのは当たり前の事です。

でも、何をするか(Doing)だけではなく、

どうあるのか(Being)にも、もっと目を向けるべきだと感じています。”

この言葉がめちゃくちゃ刺さった。

 

僕たちの存在意義をしっかり定義することで

何をするかだけでなく、どうあるべきかというところまで行ける。

経営者として、たくさんの方々に支えてもらいながら

僕は、そんなみんなの、どうあるべきかということにも

責任を持って経営できるリーダーになりたいと思う。

 

“一人ひとりが自分の可能性に気づく

きっかけをつくることがリーダーの大切な役割”

本当にそうだと思うし、前を歩いている人たちが書いている

やっぱり本からの学びは大きい。

 

5月頃に読んで、書きためていたブログ記事を読み返しながら

ちょうど今パーパスについてスタッフ共に議論している。

僕のパーパスとスタッフのパーパスがぴったりフィットするとは思わない。

だけど、それをいかに企業のパーパスへと導けるか。

偶然か必然か今ともに働いてくれているメンバーと

このタイミングで、過去を振返りながら未来を想像する。

 

今日から盆明けの仕事はじめ。

今年のテーマは組織文化を創る。

残された日数は約3ヶ月。

でも焦ってつくるものではない。

いまの組織文化をいかに言語化できるか。

何も間違ってはいないから

ただ、これから増えるであろう仲間のためにも

今を言葉に記しておきたいだけだから。

がんばろう。

 

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13期に入ります、てか入ってました。

すべてのスタッフや関係者の皆様へ

※5周年記念事業の時の集合写真(2016年)

 

気がつけば8月に入っていて

本当に落ち着く暇もなく時間が過ぎていた。

久しぶりに東京へ来ていろいろ刺激を受けながら

当時働いていたことを思い出したり

当時と大きく変わっている景色を見て

京都との違いを感じたり、

一方で変わらない部分を感じたりしている。

 

そして、ふと13期に入っていた事に気づいた。

世間的にはコロナも5類となり、

店のパーティションがなくなっているのを見ると

今ではなんだったんだろうというくらいに

コロナ前に戻ってきているのかなと感じてしまうけど

全然そんなことはなくて、コロナによって

色々なものが変化した1年だったと感じている。

 

コロナ前のようなスピード感のある出店状況は

銀行さんの慎重な融資姿勢に伴い、時間をかけたものとなった。

また物価上昇や経営環境は個店へ厳しい影響をもたらしている。

このような中でも出店したい人たちはおられる。

しかし、一方で出店してもよいのかという感情がないとはいえない。

当社でも、その影響によって、時間をかけて計画した

お客様の気持ちが持たずに出店を断念されるケースを多々見てきた。

 

このような状況が決して悪いとは全く思っていなくて

むしろ良かったと僕自身は感じている。

コロナだから、物価上昇だから、景気が悪いからやめておこう

そういう感情では、正直この先の不確実な世の中で

経営を行うという事は、本当に難しいと思うからだ。

 

だけど、かといってそんな人たちにとって

僕たちは知らんふりをしていてもいけないと思っている。

時代が変わってから、環境が変わったから

だからこそ、当初の想いとして出店しやすい世界を

僕たちが考えて考えて考え尽くさなければいけない。

 

銀行さんの融資が厳しくなるのは当然だし

世界経済を見ると景気が悪化するのもよく分かる。

昔はよかったなんて、ほんの数年前の話をしている場合ではなく

もう、変わることを前提に頭を切り替えないといけない。

 

前置きが長くなってしまったけれど

このように、僕たちの業界は大手企業から中堅、小規模まで

軒並み業績が悪化しているというデータも確認している。

街が明るくなる為の場づくりの仕事が衰退するという意味は

ESGやSDGsといった社会的な影響に比べると

優先度は低いかもしれない。

だけど、本当によいのだろうか

みんな、何のために働いているのか、何のために生きているのか。

何のためにがんばっているのだろうか。

 

そして、そんな自分たちが笑える場所。

昔の仲間とアホな話がつきない飲食店だったり。

ちょっと気分を変えるためにいく美容室。

しんどい日々のご褒美として過ごす非日常の空間

僕たちはそんな場所をつくりながら

みんなが喜んでくれる、楽しんでくれる場作りを

毎日真剣に取り組んでいる。

 

そして、それには、スタッフや職人さん

他にも顧問の士業のみなさん、あらゆる関係企業。

その家族の皆さんに支えられてこそだと思う。

もちろんお客さんも。

ほんとうに、このような厳しい業況の中で

多くの人達のおかげで生かされていること

本当に毎期のように言っているけれど感謝しかない。

 

2年前、コロナの真っ最中から通い出した

グロービス経営大学院でも卒業年度となり

かなり経営についても充実した学びの機会を頂き

その学びを日々の経営へと持って帰る中で

いろいろな変化が生まれていると感じている。

 

2年前は基礎的なことを学びながら

切り取った学びを実践で使う難しさに直面して

1年前はようやく繋がりだした学びだけど

何か大きなバイアスがかかってうまくいかなかった。

だけど、今年は繋がりがより強いものになって

やるべき事の解像度がめちゃくちゃ高まっている。

 

実は、まだ今年の経営方針は決定していない。

今までは、僕がトップダウンでこうしようという話で終わっていたけれど

今年からは、みんながいかに納得できるかにこだわりたいから

みんな本当に忙しい時間の合間の時間をもらって

経営会議を重ねている。

 

昨年は具体的に人材マネジメントのところを個人的には設計したのと

全員で新しいホームページを一から作り直す事に挑戦した。

とても時間がかかったけれど、この大きなふたつをなぜ行ったのか

そんな意味を、感じてもらえると本当に嬉しいと思うけど

自分の技量では、まだまだだと思うし、ここからいかに

日々の仕事の中で、みんなと接するかが重要になると思う。

 

業界全体は厳しい業況感だけど

実は、僕たちも決して良いとはいえないけど

相対的にみれば、かなりポジティブな印象を持っているし

やっぱり素晴らしいスタッフ、そして職人さん

関係企業の皆さんと共にやってきたことは間違っていなかったと確信できる。

 

13期はおそらく少しずつ景気も良くなるだろう。

まあ、決してそこまで変わらなかったとしても

万が一、さらに悪化したとしても

僕たちがやっている仕事の方向性は変えずに

さらに想いの部分をサービスへと繋げられれば

きっと、みんな良い仕事の中で

自分がいつの間にか成長していることを感じながら

その成長をまた、人のために役立てたいという想いのサイクルによって

きっと、良い企業へと成長できると感じている。

 

やることはたくさんあるけれど

まったくやることが見えていなかった時に比べると

かなり良い状況だと自分でも想うし

今年は、自信をもって前に前に進んで行こうと思う。

 

そして創業年度からお世話になっている職人さんや士業の先生方

創業以降に僕たちの想いに共感してくださりジョインしてくださった皆さん

他にも多くの関係会社の皆さん

そして優秀なスタッフのみんな

この場をお借りして本当に感謝しております。

13期もいつも通り楽しくやって行きましょう。

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学習する組織

いかにして持続的成長が行える企業となるか

大学院の企業理念と社会的価値という科目を受け

システム思考という、何事も繋がりの中にあるという考えを学び

今まで、考えもしなかった、企業としての活動の先の

影響についても、もっと考えてみたいと思い読んでみたが

これからの、企業経営についてめちゃくちゃ刺激になる一冊になった。

 

まず、前提に学習する組織とは何かということだけど

本書では、目的に向けて効果的に行動するために、

集団としての意識と能力を継続的に高め、伸ばし続ける組織とある。

 

さらに、目的を達成するために、能力と意識を高めることで結果をだし、

またさらに高い目標を設定して能力と意識を高め続け、

社会が求めることに対して組織や個人の潜在能力を

最大限高めて応え続けようとする、終わりなきプロセスを

歩み続ける集団として、社会の公器としての企業価値を

創り続けると共に、その存在そのものを社員や地域コミュニティにとって

価値あるものにしようと努力し続ける組織とある。

 

これは、僕たちが掲げる人の成功を必死で応援する企業という

企業理念にめちゃくちゃ共感できる考えであるし

僕自身が、今現在掲げている志にも、とても影響を受ける内容だった。

 

いかに学習する組織を創り出すかという実例にともなって

入門編として記載されていたが、非常に難しく

何が難しいかという、理解も難しければ実践していく難しさを感じた。

ただ、学びの方としての方法論が懇切丁寧に記載されていたので

じっくりと復習しながら実践していきたいと思う。

 

最後に、永続する組織をつくるにあたっての経営陣の役割は

組織が自律分散型に移行することへ寛容であること

そして意思決定が分権化してもなお、

全体としての共通のアイデンティティを保持し

情熱を注ぐに値する経営理念を築くことという言葉は

自分が組織と共に成し遂げなければいけないと強く感じさせてもらった。

 

13期を目前とした時期に、この本を読みながら

今期を振り返ることも重要だけど、長期的に企業と向きあいながら、

全てのスタッフが共感する目的地と、

そこまでの到達できるという根拠を示す必要性を今強く感じながら

すでに13期に入った今も考え続けている。

 

この2〜3ヶ月、社内的にいろいろとあり

自分に向き合う時間が本当に深く重く長かった。

でも、今はその答えとしての企業のあるべき姿が

ようやく見えてきたように感じる。

 

そして、しばらく先のブログでも書こうと思うけど

学習する組織の本編も読み、さらに深く

人、企業、社会、世界というつながりを感じながら

今の仕事にもっと夢中に、経営にもっと情熱を注ごうと思っている。

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組織という言葉の変化

社員を大切にする会社を読んで

きっと、次に読もうと思って買ったけれど

次々と、新しく読みたい書籍を紹介してくださる中で

後回しになっていた本だったけど

ゴールデンウィークを利用して読むことができた。

 

なぜ、この本を購入したのか?

多分、従業員満足と顧客満足の関係性を学んだ事や。

企業にとって、やはり大切なのは人であるという事を

日々、学ぶだけでなく感じているからだと思う。

 

忙しい業務に対して、業界の特性上

本当は与えたい報酬とのギャップを感じながら

企業の存在価値とは?

働くという意味とは?

この最近、そんな事をずっと考えていた。

 

社員を大切にする会社というタイトルに

引き寄せられて、社員をいかに大切にされているか。

そして、それによって企業が復活を成し遂げたかという

実例から、何か掴みたいと思って読んだ。

 

そして、読みながら自分が思っていた事とは

考え方だったり、アプローチが異なっていた

とても納得できるし、自社においても

取り入れたい考えを知ることもできた。

 

働いた成果としての報酬には様々なものがあり

金銭的報酬から、働き方、働きがい、働くことで得るもの

例えば、権限から掴む成功体験や、失敗から学ぶ経験

仕事を通じないと体験できない事など様々なものがある。

 

この報酬について、今自社でもより透明性のあるものを

社員に提示してあげないといけないと、作り込んでいる

与えるという言葉を使っている時点で

まだまだ僕は、従来型の組織運営に執着してしまっている。

 

人の価値観はそれぞれであり、多様性を受け入れる時代。

もはや、従来のトップダウンで軍隊化された組織ではいけない。

多様性且つ自律的な組織をいかに活き活きさせられるか

それぞれが、らしさを発揮して高いパフォーマンスを発揮できるか

そんな組織を創るためには、根底から組織への考え方を変えることこそ

社員を大切にする会社のスタートだと理解した。

 

おそらく、自律的人材は現代に求められる人物像であることは間違いない

しかし、自律的な行動はどこまで許容されているか?

なんでもやってみていいよとはいえ、見えないラインが引かれており

その線を模索しながら、自律性を求められる社員は

きっと、本来難しくない事を、すごく難しく捉えてしまう可能性もある。

 

僕たちみたいな小さな組織だけど

人の成功を必死で応援する会社という高い企業理念を掲げ

京都の町並みを創り続け、

京都の個店文化を守ろうという気持ち。

それを、実現する為に、何をやるべきかを常に考え

一般的な業務以外にも、イノベーションやソリューションを

実現したいと取り組んでいる組織だからこそ。

 

そこには、より働きがいといったものを提供できる仕組みづくりを

僕たち経営層が真剣に考える事を、今こそやらなければいけない。

 

その結果として、社員はより充実した仕事を行う事ができるようになる。

そして、大きな働きがいと、充実した仕事によって

今まで以上に、お客様へのサービスの質が自発的に向上することで

また、そのときの喜びや感動が自らに帰ってくる事によって

グッドサイクルな職場を形成できるはず。

 

グッドサイクルな職場が、ここでいう社員を大切にする会社

というタイトルに込められていると思うし、

僕自身もそのような企業文化を実現したいと強く感じる一冊だった。

 

GWに読んで、今も想いは変わらないし

より、一層強くなっていた。

そして、変わらなければいけない組織と組織の仕組み

目の前には課題がたくさんある。

だからこそ経営は難しい。

だけど、この仕事がめちゃくちゃ好きだから

みんなが安心して働けるように

もっと僕自身がやるべきことをやらなければいけない。

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組織と人の関係

続・影響力の法則を読んで

仕事を進めるという事には必ず人と人との関わりがある。

モノを売るという時代から、コトを売る時代に変わり

さらに、最近では仕事の形は益々複雑になっている。

組織も環境の変化に対応する為に、人に力をいれている。

 

このように、複雑化する組織や仕事の中で

多様な人と人は、いかに目的を成し遂げる事ができるか

そんな事が、人事評価にも反映される時代。

コミュニケーションが得意だけで、乗り越えられるほど

簡単な時代ではなくなってしまったと思う。

 

一昔前であれば、上司が部下に命令すれば完結できた仕事も

今では、権力で人を動かすということすら難しく。

上司や部下ではなく、価値観の違う人と人がいかに工夫して

仕事の上で成し遂げなければいけない成果を達成するかを

真剣に考え、行動し、実現させなければいけない。

 

そんな人への、影響力について書かれた書籍が影響力の法則であり

その続編があるという事で、読ませてもらったが

改めて、人は複雑で簡単なものではないと感じる一冊だった。

 

影響力の法則において重要なことは

レシプロシティの原則とカレンシーの交換。

レシプロシティの原則とは返報性と呼ばれる社会通念のことで

もらったものは返さないといけないという気持ち。

カレンシーの交換とは、動いてもらうための対価や価値の事で

これは人それぞれの仕事に対する価値観だと捉えている。

 

もらったものは返すというギブアンドテイクの精神は

人と人が何かを共に成し遂げるためにはとても重要であり

きっと多くの人が理解しやすい概念だと思う。

一方でカレンシー(価値)は人それぞれ違うため少し難しい。

 

協力してほしい人に対して、お願いするのではなく

カレンシーを与えたいと考えようとする。

しかし、相手が欲するカレンシーは容易にわかるものでなく

そこにコミュニケーションの難しさが存在する。

 

では、どうすればよいか。日々の生活の中で、

いかに人と接する中でカレンシーに気づけるかが重要になる。

何かを成し遂げたいことを達成する為には

人との協働が必須であり、カレンシーへの理解が成功のカギとなる。

 

要は、相手の事を深く知り、相手の気持ちになって行動すること

まずは自らが相手の為に動こうとすることが、重要であるということであり

これは、小さな頃からよく両親や先生に言われたような事で

大人になるにつれて、立場や、経験によって希薄化しているものな気がする。

 

そして、ここまでは動いてほしい相手に対する考え方だったけど

実は、自分のことを知ることもさらに重要と記載されていた。

 

何を成し遂げいのか?目標をしっかりと持つこと。

守るべき価値をしっかりと理解しているか。これは譲れることも同様で

自分に対する価値観や倫理観、感情面の限界を知り

目指すべき目標と、耐えられる限界を自覚しておくことが

コミュニケーションが複雑で巧みになっていくことに対して重要となる。

 

多様化する人間社会の中で、何かを成し遂げるための技術。

何か技術という言葉で終わらせたくないけれども

今までより、もっと深く関わるという意識がより重要なんだと思う。

 

そしてさいごに気をつけなければいけないこと

それは、このような技術こそ、よりよい目的の為に利用しなければいけないということ。

カレンシーや、レシプロシティを絶対に悪い方向に利用してはいけない。

 

コミュニケーションは難しく、高度な技術に進化している。

そんな中でコミュニケーション能力を磨くと共に

譲れない自らの価値観や倫理観をしっかりと持つことが今後重要になる。

人と人が想像する社会に対して僕たちはまだまだ学ばないといけない。

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あすか会議2023

一年の成長と新たな課題に気づけた週末

(写真:GLOBIS経営大学院より)

 

一年前想像を絶する知のシャワーを浴びたあすか会議。

そんなあすか会議からあっという間に一年が経ち。

あっという間に今年のあすか会議も終わってしまった。

 

前回は圧倒的に違いを見せつけられた感じだったけど

今回は、前回に比べると少し違う感覚だった気がするけど

まずは、記憶が新鮮なうちに、振り返りから行おうと思う。

 

初日は歴史から学ぶリーダーの在り方

歴史から学ぶという出口さんのあすか会議の動画が

自分のGLOBIS経営大学院への入学のきっかけだったので

とても興味深い内容からスタートした。

 

リーダーとは小欲に囚われてはいけない

小さな欲求による己の損得感ではなく、

大きな事を成し遂げようとする大いなる欲求が大切であり、

自己犠牲ではなく、自分を満たしつつ大欲を果たすという話は印象的だった。

 

目先の損得で物事を判断するのではなく

本当に成すべき事に目を向けて判断できることがリーダーには必要。

一方で、大欲に小欲は含まれているため、決して自己犠牲ではなく

自分を満たしながら成長していけばよいという話は腑に落ちた。

 

リーダーとして、まだまだ未熟ではあるけれど

いかにして、リーダーとなるべきかというヒントになったと思う。

 

次に印象的だったことは、できない事を考えるのではなく

どうすればできるかを考え尽くすことが大切であるという話だった

 

普段から、そのように考えようとしているけれども

大欲という観点でそのような思考を維持できているか?

自分が役にたつ為には、何をするべきか?

改めて、そんな問いに対して考え尽くす事が本当に大切だと感じた。

 

そして、環境や仕事が人を作り上げると言われる中で

自分が伸して行く為には成果を出し続ける必要があり

本気で成果を出し続ける為には自らで考えた事を

如何なる立場でもどのような境遇でも必要な人へ伝え続けるという事、

勇気を持って自分が未来に対して攻め続けるという事、

改めて、環境のせいにするのではなく、自分と向き合う事の大切さを感じた。

 

大欲について、志について、企業の目指す方向を考えながら

ムーンショット的思考を生みだす経営者の発想力という分科会へ

ムーンショットとは何か?漠然としている中で感じたこと。

それは、ムーンショットは教えてもらうものではなく、自ら考えるものであり

いかに、それを実現するかという事を考える方が重要だという事。

 

ムーンショットは実現しないと意味がない

その為にプロジェクトマネジメントが大切。

どう実現するかを考え尽くす。

how muchではなくhow wonderfulに 魅力的な市場を目極め

目線を上げてワクワクする事を発想する。

想いを強く持ち続ければ、いずれ出来る時代が来る。

 

アポロ13号が月へ到達したように

まずは、言葉として言い切ること。

だから技術や世界が言葉に追いついてくる。

ここでも、自分の志が軸となる。

 

また、ここでも今の当たり前を常識と捉えている事がもうヤバいことや

硬直的な思考の癖を取り除く為に様々な工夫が必要であることや

めちゃくちゃ俯瞰的に自分や組織や仕事を見たり。

とにかくいろんな人に会って知見を広げることの重要性を学んだ。

 

次に、また異なる文化会としてAI時代のブランディングはどう変わるか?

といった生成AIによるブランディングの変化について学ぶ分科会へ

憧れる経営者の方々はみんなAIに超前向きだったのが印象的だった

むしろ、AIによって文章やテキストの価値は高まったということ。

 

一方で人による信頼や共感といったものがより重要になっているということ。

そして、個人のパーパスや働き方が、より重要になっていく事によって

企業の関わり方など人に対する考えがさらに深くなっていくという

結論はめちゃくちゃ共感出来る内容だった。

 

そして、次の分科会では、そのような時代でいかに企業を強くするか。

リーダーとして、いかに人にアプローチするかという分科会へ

会社を捉え直すというよりは過去を受け入れ会社をもっと良くするという想い。

その想いを実現するための戦略を描くことが重要であるということ。

 

その為に時間軸でファクトを抑える。

過去を受け入れ、目的としてToBeを描き

目指すべき絵を解像度高く共有する。

 

そして実行フェーズでは人々の立ち位置による違い価値観の違い

といった違いから学ぶ事で信頼を繋き

共に自然に行動できる組織へと強い想いで突き進むことの大切さを学んだ。

 

また、市場を選ぶ時には本当に自分がワクワクしてやりたいという

市場を選べているかということも重要である。

市場の成長性も大切だけど、経営者の誰もが経験するハードシングス。

そんな、折れる状況に立たされたとしても

やり切る上で重要な要素がワクワク感だという話は本当にそうだと思った。

 

聞きながら、本当に経営者って何なんだろうかと思うことも多々あったけど

まわりがとれないリスクをとって、大きな責任を背負う事で人生がより豊かになる。

そんな言葉が、今の自分にとっては本当に救いの言葉となり。

今の自分を俯瞰しながら、これからの事を考えながら、今年のあすかが終わった。

 

そして、一年ぶりのあすか会議が終わり、

自身の目標を成し遂げた人達の言葉を聞いていて今感じている事は

一年間学んできた事の振り返りの集大成であるという事で

ここに来なければ知る事ができなかった経営学という学びの重みだった。

 

おそらく、一年間学んできた事を知っている人は

学びをガンガン使いながら自分のものにしているし、言葉として発している。

これこそが、めちゃくちゃ大切なことなんだと今は思っている。

学びを実務に活かそうと、色々必死でやっているけれど

それも、トライアンドエラーで経験値をどんどん高める事が大切で

そんな経験に対する逆境に折れずに進む先に

未来が描けるようになっているんじゃないかと思う。

 

そしてもう一つは、テクノロジーの変化がすごいスピードで

トレンドはAIだったにも関わらず、どの分科会でも人へと立ち返る話が中心だったという事

AIを受け入れる事で、より人への大切なものが明確になっていく

本当に経営は人なんだと改めて思った。

 

コトスタイル株式会社も気づけば13期で株式会社グッドランプは6期

まだまだスケールできているわけではないけれど

ここまでよく続けてこれている理由、根っこの部分をしっかりと言葉にして

このタイミングでこんな復習のシャワーを浴びれた事を

いかに自信につなげて、前進できるかが、卒業年度だと思うし

この自信をしっかり伝えないといけない人たちに伝えていきたいと思う。

 

そして、人が人と関わることで生まれるビジネス。

サービスかプロダクトか、これから僕がどんなコトを生み出すか

まだ、自分のなかでも明確に描けているわけではないけど

もっともっと仕事を通じてワクワクしたいと心から思ってる。

そして、ワクワクみんなで共有できる組織を拡大させよう。

ほんとうに、良い大学院に入ることができた

感謝しかない、あとはやるだけ。

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ベンチャーマインドとは

イーロン・マスクのメッセージから感じたコト

なんの為に働いているのか?

当社では、昇格のたびに、この問いについて書いてもらいます。

今まで何枚も読ませてもらいながら思うことは

本当に答えは人それぞれで、価値観の多様性を感じることです。

そして、僕自身も振り返りながら答えが変化している事に気づきます。

 

でも、なんの為に生きているのかくらい重要で

仕事をしている人たちは、本当に考え続けないといけない

本当に大切な問いだと改めて思ったので

備忘録として、ブログに記載しておきます。

 

会社とは?仕事とは?善い行いなのでしょうか?

例えば、自動車という便利な乗り物を作っている会社は

環境問題に対して悪影響を与える側面がある。

僕たちも、お店を作るという仕事をしている一方で

もしかしたら、厳しい労働環境を生み出しているかもしれない。

気づかないところで、何かしらの悪い影響を与えているかもしれない。

 

ただ、悪い側面だけの影響では決してなく

自動車がなければ、物流は止まり社会は停滞する。

移動手段がなくなり、おばあちゃんに会いにいけない。

お店がなければ、街に賑わいがなくなってしまう。

といった、良い影響を信じて仕事をしてえいる人がほとんどだと思います。

 

一方で、少し前に話題になっていたTwitterの買収に対する記事を見ながら

イーロン・マスクという人について、ベンチャーについて

正直凄いけど、ゲーム感覚というか、怖い印象すら感じていました。

テクノロジーを駆使して新しい価値は生み出しているけど

マネーゲームを楽しんでいるような、、、

 

でも、実は本気でピュアな気持ちで

テクノロジーによって、社会的課題を解決しようと考えていると知りました。

テスラという会社で、持続可能なエネルギーを生みだす事に対する

インタビューを拝見させてもらったので、是非共有したいので貼り付けておきます。

言葉と共にイーロン・マスクの表情や目を見ていると

野心なんかではなく、心から実現したいという希望が勝っていると感じます。

これこそ、ベンチャーマインドやなあと刺さりました。

 

自分はまだまだ、可能性を信じ切るほどの壮大な思いを描けていない

尊敬の念と共に、悔しさを感じました。

 

今の社会に対して、問題だと感じている事があれば

それに向かって本気で解決する為に動けばいい。

失敗を恐れたり、今の環境を守ろうとする時間なんてない

それくらい、俺がやらないと誰がやるんだってくらいに

気概を持って進む事がベンチャーマインドなんだと気付かされました。

 

コトスタイルもはじめは、お店づくりに対する違和感から

もっとお店づくりを良くしたいと考えて生まれた企業です。

そんな、ベンチャーマインドが今あるのか。

まだまだ、僕自身が根っこにある思いをしっかりと言葉にしなければいけない。

そして、ともに働く仲間へと伝え続けなければいけない。

企業として、なんのために働いているのかを、、、

 

今週末は1年ぶりに大学院の大きなイベントがあります。

大学院に入学するきっかけとなった「あすか会議」

昨年の熱い2日から、もう1年も経ったと思うと気持ちは焦る。

今年は、さらに成長して参加できる事を楽しみたい。

そして、さらに今の想いをさらに刺激させる2日にしたいと思う。

 

たくさんの学友とも会えるのも楽しみだし。

壮大な何かを掴めることは確信しているので

よりしっかりした言葉だけでなくロジックとして

持って帰ってきたいと思う。

そして、改めてベンチャーとして跳ねたいと思う。

 

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信念に生きる ―ネルソン・マンデラの行動哲学―

偉人から学ぶ DAY2

今回は南アフリカ共和国でアパルトヘイト言われる

人種隔離政策と戦い続け、大統領となり、一大改革を成し遂げた

ネルソン・マンデラさんの自伝を読ませてもらった。

 

27年もの間、収監され、その中で自身を磨き続け

人生の多くの時間を差別問題に向き合われたからこそ

今の世界があると言っても過言ではない。

そんな、偉大なことを成し遂げた人から何を学ぶか。

 

経営大学院では、経営戦略やマーケティング、財務等以外にも

このような、自分の生き方を問う授業があり

3ヶ月自分と徹底的に向き合うという事に、今挑戦している。

 

このネルソン・マンデラさんから学んだことは

方向性を決め、急がずに長い時間をかけて成し遂げる為に

方向性はじっくりと考える。そして急いで決断しないということだった。

一言で書くと浅くなってしまうし、自分の受け止め方は

まだまだ、理解が低いと思う。

 

だけど、27年もの間収監され続け

機会を伺い。その機会を成功させるという事は

人生において、自分のありたい姿や

自分が世の中に対していかに影響を与えることができるかについて

深く考えさせてもらえる機会となった。

 

そして、その中でもいかに人を考察できるか。

考察というと、なにかいやらしく感じるかもしれないけど

本気で人を理解しようとすることの大切さを学んだ。

まだまだ、本気でスタッフのことを理解しようとしているか?

家族のことを理解しようとしているか?

 

自分は、信念を持って人を考察し

信念を持って行動できているか。

何か大きな事をしたいとかではなく

自分の志にたいして本気で向き合う覚悟があるか。

そんな事を感じた一冊になった。

 

 

このブログは2ヶ月前に書いたものだったけど

考えるということについて、甘かったと反省するものになった。

信念とは、考え尽くした先にみつかるものであり

考え尽くしたと言えるくらいに考え尽くしたか

未だに、考え尽くしたとはいえないし、きっとずっと言えないと思う。

自分の人生に対して考え続ける人生を送りたいと思う。

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枯らし熟成焼肉つつい新人歓迎会

焼肉屋ですが新歓はバーベキューという

先週は久しぶりに枯らし熟成焼肉つついの集まりでした。

今回のチョイスもなぜかバーベキュー。

僕、本当に焼くのが大好きみたいで、、、笑

今回は持ち込みOKだったんですが、手間もかかるので

お店さんに、全てお任せさせてもらいました。

 

コロナも5類になったので、全力で楽しみます!

とはいえ、年の差もかなりあるので緊張します。

でも、せっかく一緒に働いてくれる仲間。

大切な学生期間に選んでくれてありがたいです。

 

本当に、アルバイト募集はインスタだけなんですが

たくさん応募してくださります。

しかも、京大、府立医大、同志社といった皆さん。

当然僕なんかよりも、賢いのは言うまでもありませんが

それでも社会経験は多少なりとも多いので

働くことの楽しさだったりを伝えた上で

みんなが本来すすむ進路へと送り出せるようにしたいと思います。

 

歳は違えど、意外と盛り上がりました。

みんなの趣味を聞いたり、今勉強してる事を聞いたり

そして、高齢のカラーバリューカードゲーム。

前回やったときのが、見つからないけど、絶対変わってる。笑

徳、正義、リスク、自己への気づき、目的とこれは完全に

大学院の学びの影響が出まくってます。

やっぱ、経営者として倫理的なことを大切に道理にかなって正しい行いを行う。

そんな営みの上にみんなに企業の目的をしっかりと示す。

そして、その目的には、正しいリスクと向き合う勇気が必要!

それが僕の今の価値観かなって感じです。

とはいえ、まだまだ自分を知らなければいけないのが本音。

これを成し遂げるために自己に対して向き合うときだと。

こんな感じで、みんなの大切な価値観とかも共有できました。

 

楽しい時間はあっという間に終わったので

次は夏の納涼か、忘年会かな。

定期的にこんな風な感じでバイトメンバーとも交流してます。

また店でも顔も合わせるのが楽しみです。

でも、大切なことは、焼肉店というサービスを通じて

お客様に喜んで頂いたことによって

仕事の楽しを気づかせてあげられるかどうか。

ここは、幹部メンバーでしっかり考えていこうと思います。

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キャリアについて想うこと

スタッフの退職とキャリアについて

今日、ひとりのスタッフが退職した。

3年間勤めてくれて、本当にありがとうと言いたい。

たくさんある会社の中で、僕たちを見つけてくれた事。

そして、選んでくれた事にまずは感謝したい。

 

僕は、決して同じ企業に長くいなければいけないと思っていない。

企業で働けば能力も高まるし、その能力以上の事を求めると

当然、転職であったり、学び直す為の時間をつくるべきだと思う。

でも、一方で、一緒に働いているとやっぱり長く働いてほしいと想う。

矛盾していることはわかっているけど、これが素直な気持ち。

 

ただ、ひとつ退職するにあたって、大切にしていることがある。

それは、繋がりを大切にしてほしいと思うこと。

この会社で学んだ能力を次の会社で活かしてほしいと思うし

この会社で関わった人たちとも繋がりを途絶えさせないでほしい。

 

本当は、もっともっと良い会社を経営できる力が僕にあれば

ここで、成し遂げたいことに挑戦させてあげられたかもしれない。

なにより、今の会社は僕の能力で決まってしまうわけで

仲間がより高い目標を求めて退職という選択を行い、巣立っていくことに

もっと、経営者としての能力を高めないといけないといつも思う。

 

これは、僕自身の過去の体験からきているのかもしれない。

小学校の時に親友が急に転校したときに感じた寂しさや

そこから夢中になってやってきたサッカーで挫折しかけたけど

それを助けてくれた仲間がいて、努力の可能性を知れたことや

自分自身が転職を通じて、自分の能力開発を行い続けて独立できたことなど

 

だけど、本当に今の実力では、今いる仲間に対しても失礼で

長くいたいと思えるだけじゃない。

長くいることに、意味がある会社にしなければいけない。

働きがいの可能性に溢れていて、働くことが楽しくて仕方ない

そんな会社を創ることに、夢中にならなければいけない。

 

また、ひとりの退職する人から大きな事を学ばせてもらった。

本当にありがたいと思うし、僕もそんな気持ちを繋がないといけない。

最後に、話してくれた目標に向かってがんばって!

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