既存事業を深めることと、新規事業を生み出すことについて

両利きの経営を取り入れる為の難所とは

”両利きの経営”

 

大学を卒業して東京にある店舗設計の会社に勤めはじめます。

飲食店、美容室、小売店などを手掛けさせてもらい経験を積みます。

そして、関西に戻り不動産を学んだ後にコトスタイルを起ち上げました。

お店づくりの不動産と建築という専門分野をつなぐ

そんなコンセプトが認めてもらえた事で少しずつ大きくなりました。

 

お店づくりの常識を変える。そう思った理由は東京で勤めていたときのこと

物件探しでは建築のアドバイスが足りずに、無理な契約をする人が居たりと

不動産と建築が別々という問題に毎日仕事で違和感を感じていました。

だから関西に戻って不動産を学んだときは、なるほどって思ったし

きっとお店をやりたい人に喜んでもらえると心から思って独立しました。

 

まあ、そんな話はいろんなところで書いているので今日は控えめに

では、僕達はこの次どうしていくのか?

既存事業を深めながら、新規事業を創り出そうと期初会議で話していたけど

まさに、それが両利きの経営であり、今後マストな経営課題であり

さらには、その両利きの経営についての難所の数々が書かれていた。

 

例えば、サクセストラップについて、今のビジネスへの危機感。

従業員は実際どこまでもっているのだろうか。

なんとなく毎日仕事をしていると、危機感どころか、平凡な日々としてさえ捉えてしまう。

でも実際はすごいスピードで環境の変化が巻き起こっている。

実際今、第四次産業革命を読んでいるけど、もうやばいことになってる。

今のビジネスが当たり前に存在するなんて思うと本当にやばいけど

そんな事を考えながらビジネスをしている人はどれくらいいるだろうか。

 

でも、これが考えていないからだめなのではなく

考えないということが当たり前であり、それこそがサクセストラップであり

イノベーションに対する阻害要因になるという話だった。

当社でも思い当たる節はたくさん浮かぶ。

ただ、これは決して従業員が悪いのではないということも書かれている。

両利きの経営を実践するためには。やはりリーダーの理解が必須。

 

既存の事業を深めるということすら大変な上に

新しい事業を創ろうとするということなんて馬鹿げている。

そんな時間はないし、そんな無駄なことに時間使えるのか。

既存の事業なら働いて帰ってくるものが経験上理解できるけど

新しいことなんて本当にやる意味とか意義とかすらも想像しにくい

ここに、両利きの経営の難しさがある。

 

では、リーダーに求められることとはなにか。

簡単にいうと、今のビジネスを深めることと、新しいビジネスをつくること

これは全く別物の仕事であるということ。

別物の仕事だから組織、必要な人材、人事等あらゆる事が変わる。

だけど、これを今のビジネスと同じようにやってしまうところに

両利きの経営の難所が眠っている。

 

これらを理解して、いかに今のビジネスと新しいビジネスを進められるか。

経営者としてリーダーの技量が試される。

今僕達も14期に入り、ワンストップサービスという創業時のビジネスから

テナント開発、リノファク、テンポカスタムといった新たなビジネスを進めている

もちろん、これだけで終わるつもりもないし

これだけで満足できるような企業にはなれないと思っている。

 

あと、事業を創出するときに忘れてはいけないこととして

CVP、利益モデル、経営資源、プロセスの整合性を大切にしなければいけないということ。

また、今の事業を進めながら新たな事業を創り出す時には

何を忘却し、何を借用し、何を学習するのかという点を丁寧に考えること。

ここは、いざというときに忘れないように抑えておかないといけない。

自分が忘却の阻害要因にならないよいう注意を払わないといけない。

 

ずっと、両利きの経営という書籍の事は知っていたけど

今回こんなタイミングで出会えた理由がいつもの大学院の授業。

今回はイノベーションによる事業構造変革(BTI)という授業だったけど

本当にいつももタイムリーに学びと出会えることに感謝しかない。

 

そして今日はファイナンスⅡのレポート提出日。

昨日も遅くまで勉強会してレポート仕上げて

入学したころに比べたら、だいぶスッキリした気がする。

正解のない不確実な人生だから、こういう学びが判断軸を支える。

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家元による新刊記念イベントに行ってきました

仕事しろ! 笑

こちらのブログでも度々記載している家元こと鹿毛康司先生。

大学院のカスタマージャーニーとブランディングという科目でお会いして

とんでもない3ヶ月だったけど、とんでもない学びを経て

今では、うちの会社でも教えにそって色々やろうとしている感じで

思いっきり背中を押してもらっていると勝手に思っている方です。

 

そんな家元(事情によりこう呼ばせてもらってます)の新刊が出て

大阪で出版記念の読書会をやってくれるという事で行ってきました。

久しぶりの家元節のトークにウルッとしながらワイワイ同期と飲んで食べて

あっという間に時間は過ぎちゃいましたが、その後も二次会へ!

授業の日は必ず行ってたぼんくら家さんにも行けたし最高。

今でもこうして関わってくださる家元の凄みに感動っす。

 

そんな家元の書籍から印象的な言葉をピックアップ。

 

“「お客様が応援してくれたとき、仕事はかならずうまくいく」、

そして、「応援者の数が多いほどに、仕事そのものが大きくなっていく」“

これはなんとなく自分も仕事しながらめっちゃ感じるところ。

やっぱり根っこは人であり想いからくる行動なんだと思う。

 

“事実を確認し、環境を分析し、論理立てたビジネスプランに仕上げることも大切です。

しかし、どのような企画であっても絶対に欠かしてはいけない心臓部があります。

それは、「お客様のことを考える企画になっているか」です。”

当たり前のようだけど、ついつい当たり前にできなくなってしまう事。

本当にこの言葉は常に自分に問いかけないといけないし

意識的にやりながら無意識化できるレベルまで余裕で引き上げます。

 

“世の中には「どのような人」がいるのだろうとたくさん人を見渡し、

「喜ばせる人」を決める。その人に「何で喜んでもらうか」を考える。

この思考をしっかりと応用すれば、

面白いほどに市場にいるお客様が見えるようになります。“

喜ばせる人を決めるという言葉が結構刺さった。

誰にでもというわけにはいかない。

だから自分が使える残りの時間を誰に使うかは真剣に考えないといけない。

 

“心の底から。その人のことを幸せにしてあげたいと思うこと。

どうすれば喜んでもらえるかを真剣に考えること。それが最初の一歩です。”

これは愛する人にもできているか改めて問い直し。

身近な人にもできてないのなら、出直すしかない。

でも、まだまだ十分間に合うから、切り替えっす。

 

“私たちはもっともっと、お客様に愛情を持ち、

どんな人なのか、どんな価値観をもっているのか、どうすれば喜んでくれるのか。

その人から人生相談を受けられるくらい、理解する必要があるのだろうと思います。”

ついついセールスに走ってしまいそうになるかもしれない

お金にひっぱられそうになるかもしれない

でも、なんのために働いてるのかってところ

ここを真剣に考え抑えておけば、そんなかもしれないなんてことにはならない。

 

いや、まじで激アツっす。

これからの人生にまじ生きるっす!

ほんとに受けて良かった。

死にそうだったけど。笑

今だから笑える。

笑えるっていいなあ。

 

とまあ、間違えないでくださいね、この本は恋愛の本じゃないんです。

でもこんなにも愛について書かれているということが家元なんです。

本気で人のことを愛するように、仕事にも愛を注ぐ。

家元の愛をめちゃくちゃ注入してもらいながら

そんなふうにブランディングを教わったと感じています。

 

そして今、まさにコトスタイル株式会社で、ここすごく考え尽くしています。

仲間が本当に一生懸命一緒に考えてくれていて泣きそうになるくらい。

これは、本当に家元のおかげやと思っています。

 

コトスタイルも、7月からブランディングやるぞー!!

なんて、まずは定義抑えるところから基本に立ち返りつつも

定義がずれて、議論が混乱することもあったけど

まずは、心合わせができるとこまで進めた。4ヶ月かかったな。

若いメンバーを中心にやってもらったのが本当に熱かった。

みんなの心の声も聞かせてもらえたしよかった。

ここから、ブランディングは第二章に入る予定です。

家元の教えはまだまだ続く、、、

 

とまあ、無双の仕事術。決して誰だって無双になれるなんてわけはないと思います。

だけど、本当にそこまでやってるか?愛も仕事もってことなんだと思います。

きっと、そこまで夢中になっていたら、きっとそれが無双なんだと思います。

テクニックとかお作法とかじゃない、熱い想いを仕事にも人にも注入する。

ほんで、僕もこの想いを自分だけじゃなく人に伝えられるようにならないといけない。

 

そんな素敵な想いが詰まった本なんで。

よかったらポチってください。

無双の仕事術。

 

そして、懇親会のときに書いてもらったサイン。

まあ、そういうことっす。笑

頭はなんのために使うのかってわけなんです。笑笑

俺も無双でいく!

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人を中心としたデザインアプローチ

デザイン思考が世界を変える

7月に入り大学院の科目が変わった。

DTU デザイン思考と体験価値

BT Iイノベーションによる事業構造変革

どちらもずっと取りたかった科目。

ちょうど先週どちらもDAY1を終えてきたけど

めちゃくちゃ面白かった。(※すでに2つの科目は修了済)

 

とまあ、面白いで済ませてたらダメなんだけど

デザイン思考でもっと新しいビジネスに挑戦したいし

新しいビジネスを新規事業へと昇華させるための

難所や要所はしっかり学んでおきたいので

いつもながら、履修のタイミングはすごくいいと思う。

というか、どれとっても良い感じになるんだけど。

 

そして今日はデザイン思考が世界を変えるという

IDEOの社長兼CEOのティム・ブラウンさんの著書。

デザイン思考の予習として読んだけど

この人を中心としたデザインという意味

さらにデザインという意味の範囲。

ここは本当にしっかりと抑えておかないとやばい。

 

「デザイン」が「デザイン思考」へと進化するにつれて、

デザイナーの活動は「製品の創造」から、「人と製品の関係の分析」、

さらには「人と人との関係の分析」へと進化をつ遂げてきた。

というこの文章に詰まっていると思う。

 

要するに、デザインという言葉の意味

目的を達成するための解決アプローチは

経営やビジネスモデルにも活かされなければいけないという事を

改めて今のビジネスでもじっくり考えカタチにしないといけないと

感じさせてくれる一冊になった。

 

ここからの3ヶ月でのデザイン思考と体験価値という科目の中で

さらに実践的に学びを獲得しながら、実務へと昇華させようと思う。

 

そして、今科目を経て感じることが2つ。

ひとつはデザイン的アプローチをもっと経営に取り入れるべきであるということ。

もうひとつはデザイン的アプローチを取り入れた経営を行うということ。

同じようなコトを言っているように見えるけど

前者は広義のデザイン経営を取り入れるという意味であり

後者はデザイン思考のアプローチを多様に取り入れるという意味。

そしてどちらにも重要なキーワードが人だというコト。

 

いずれにしても、デザインを学びビジネスの軸にしていることは間違いないし

目指すべき世界観の実現するうえで欠かせないキーワードだと思う。

今、TSTという科目でテクノロジーと経営戦略についても学び始めているけど

ここにも、きっと繋がる課題であり、重要な概念だと思って学んでる。

ここから、またコトスタイルもどんどん変化していければと思う。

軸になる部分は大切にしながら、時代と共に変化を楽しめれば最高だな。

がんばろ。^^

 

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これからの企業が大切にするべきこと

仕事の意味が深まる一冊

ここ最近の学びが凝縮されていて、個人的にはめっちゃ良書だった。

本書を読む前に偶然にもモチベーション3.0を読んでいたのも繋がりがあり

より、働くと言うことに対する理解を深めることができたと思う。

ハート・オブ・ビジネス。仕事で悩んでる人は、まじでおすすめです。

 

人はなぜ働くのかという問いに対して、人生を意味の探求としている。

お金儲けとか、豊かになりたいとか、よく聞くけど本当にそうなんだろうか。

モチベーション3.0でも遊びだったことに対価を得た瞬間遊びが仕事になり

極端に生産性が落ちてしまうという記載があったけど、ここに繋がる。

 

人生を意味の探求とした場合、仕事を通して意味のあることを成すために

他者への思いやりだったり、逆境を乗り越えながら感じる想いに触れることができる。

一人ひとりが、そんな人であるという事を改めて理解できたときに

企業は人が働くという行為に対して、何を提供すべきかという事を考えさせられた。

 

結論としては、仕事において大切なものは、お金より心だということ。

インセンティブで人を動かすという時代は終わった。

インセンティブは人を一瞬満たすことはできるかもしれないけど、永続的に満たすことはできない。

ここを間違ってしまうと、本当に仕事が仕事になってしまうんだと思う。

 

では、「こころ」とは何かということだけど、ここに企業の存在意義が何という事が重要になる。

企業活動を通してどんな世界を成し遂げたいのかという強い想い。

それと、一人ひとりの人が人生で、どんな事を成し得ようと考えているのか。

この人のこころにある想いの部分が会社の目指す世界と同調しているということが

今後事業を続ける中で働く人に提供し続けられることが本当に大切なんだと思う。

 

逆に言えば働く人は、企業が目指す世界と、いかに同調できているかが大切になる。

企業の目指すべき姿に同調しながら、自らの目指すべき姿の実現に向かい

人生の意味を探求できるようになることで、一人ひとりが生き生きと働けるようになる。

この生き生きと働くという状態こそが、自律性を持って働けるということであり

自律性を持って働くことでマスタリーへと向かい自らのこころに働きがいが醸成される。

 

この自律性を持った仕事という点もすごく重要で

誰と何をするかを自分でコントロールできることが

人を内側からやる気にさせる要素だという点もすごく共感が持てた。

一方で指示をされた仕事の満足感が低いということも理解できる。

人は指示されて働くよりも、自主的に働く方が満たされるんだと思うし

僕たちも、ずっとそこはこだわって会社を運営している。

 

まとめると、企業がパーパスを掲げるという意味がここにあり

企業のパーパスに同調したスタッフが増えることで

働きがいを持った社員が増えていき、自主的に仕事を行うような組織となり

結果良い仕事が行えることで売上や利益がついてきて成果があがるという感じ。

会社を起ちあげるときから思い描いていた状態にすごく近いし

こういう組織文化を作っていきたいなってずっと思ってる。

 

さいごに、そんな組織文化を創るためにリーダーにもとめられることとして

このふたつの文章がこころに残ったので書き留めておきたい。

 

“あなたの行動によって、周りがもっと夢を見て、もっと学び、もっと行動し、

もっと良い自分になりたいとかり立てられるなら、あなたはリーダーだ“

 

“はじめに、何があなたを動かしているのかを知ることです。

リーダーとしてあなたのパーパス、あなたの周りの人々のパーパス、

そしてこれら全てがどのように自社のパーパスと結びついているのかを明確にすべきです。“

僕自身の過去の体験から、何に動かされているかを知ることは大切。

 

小学生の頃に親友だと思っていた人が突然いなくなったこと。

高校時代のサッカー部で試合に出られなかった日々。

それまでの人生を否定し、自責ではなく、他責に考え続けてしまったこと。

毎日朝練に行った努力を認めてもらって試合に出させてもらった成功体験。

試合にでても自分でコントロールできなかったことによる挫折。

思い描いていたような仕事ができないことに苛立つ日々。

 

人に押し付けられる人生ではない、自分でコントロールできる人生を求めて

いつかは独立したいと必死で働いてきたんだと思う。

 

そして、今独立してからは、素晴らしい仲間と共に働けている中で

同じように、仲間にもそんな自律した生き方をリスクをとらずに

できるようにしたいと思って会社を運営している。

そこに同調してくれているかはわからないけど、このあたりを明確にすることが

みんなの矢印を揃えて働きがいの先にある景色を見に行くために

今、僕が取り組んでいかなければいけないことなんだと改めて感じる本だった。

 

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なんのために働くのか?

仕事に求めることは何か?

本って本当におもしろい

偶然かわからないけど

今欲しい話についつい出会える。

今回は経営者の先輩の勧めで購入したモチベーション3.0。

 

いかにやる気を持続させられるかについて

時代の変化とともに、その方法論も変わってきているという内容

ものすごく共感できる内容だった。

 

はじめにアメとムチが効かなくなった時代背景について

自分がサラリーマン、ド真ん中の時はまさにこれだった

まあムチだらけだったけど、ほんの小さなアメのために頑張れた。

 

だけど、今はそれじゃあ通用しない。

特に創造的な仕事をするには報酬による弊害を知らないといけない

好きなことでも、お金をもらってしまうと

遊びから仕事に変わりやる気を失ってしまうという人間心理。

 

だから報酬を目的化してしまうことには気をつけないといけない。

報酬は後からついてくるというふうに捉えておく方がよい。

では、人はなんのために働くのだろうか?

 

この問いをたてられるかどうかが重要なポイントで

人はなんのために生きているのだろうかくらい重要な問い。

今まで生きてきて感じている体験を紐解きながら

自分のこころと向き合って答えを見つける事が必要となる。

 

自由を手に入れたいか?

自らで決める人生を手に入れたいのか?

人のために何かしてあげたいのか?

楽しくいたい?

でも楽しいだけじゃなくて、何かを得たい?

人それぞれに心の根っこにあるものを見つけないといけない。

 

もし、その心の根っこにあるものが見つかったら

実現するための行動は変わるはずである。

その時に重要なことが、自律性、マスタリー、目的という三要素として作用する。

 

“自らの意思で行動を決める。

意義あることを目指して打ち込む。

さらなる高みへの追求を

大きな目的へと結びつける。“

 

自らの心の根っこにあるものを見つけ目的とし

その目的へ向かって自らの意思で行動へ移す。

人に指示されるわけではなく、自ら決めたことだから打ち込める

その状態こそマスタリーとなり豊かな体験となる。

 

“仕事とは関連性のない「遊び」だけを楽しめて、

人生で取り組む真剣な仕事を耐えがたい

重荷として耐えなくてはならない、と信じる理由はもはや存在しない。

仕事と遊びの境界が人為的なものだと気づけば、問題の本質を掌握し、

もっと生きがいのある人生の創造という難題に取りかかれる“

 

この言葉から仕事に何を求めて生きるかということを

いかに真剣に考えなければいけないということが理解できると思う。

何のために働くのか?仕事に何を求めるのか?

この問いの答えを考え尽くすことこそ人生そして仕事であると思う。

 

話は変わって、先日のコトスタイル株式会社と株式会社グッドランプの懇親会

相変わらず、楽しいメンバーで、仕事も遊びも楽しんでます。

仕事のやりがいを見つけながら、この場をよりよい場にしたいなって思う。

僕の想いにのっかってくれている子たちだからこそ、この時間を充実してほしいと思う。

そして、しらふのときには、逆に上で書いたような話のことも伝えられたらなって思う。

 

こっちは真面目な話かな?

 

奥の席は真剣だな。手前はノリノリ。

15人のメンバーでイタリアン1軒貸し切りで大満足の懇親会!

途中今回はお絵描きしりとりで大盛りあがり。

途中からは席はぐっちゃぐちゃでみんないっぱい喋ってた。

本当に、うれしい時間でした。

 

いろんなメンバーだから面白いコトが生まれるって想いは少しずつカタチになったかな。

まあ、仕事の話もプライベートの話もたくさんできて良かった。

 

仕事という難しいことに挑戦し、乗り越えてほしい。

お客様の想いを真剣に聞き取り、自分たちの力を存分に活かしてほしい。

そして、仲間と共に人として成長ができる場所として

会社がそんな場所として成長できればって思う。

そんな場所をつくることが、自分がやりたいし継続したいことなんだと最近は思う。

次はもっと面白い場所で面白いコトをしよう。

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コーゼーションとエフェクチュエーション

二種類の事業の進め方について

エフェクチュエーション-優れた起業家が実践する「5つの原則」-

なんてタイトル読まないわけにはいかないという内容だけど

実は、グロービス経営大学院のVTSという授業で学んだ復習に購入しました。

 

目的に対して最適な手段を追求するのがコーゼーション

顧客のニーズや競合の状況を分析して自社が何を行うべきか

成功確率を予測して最適な計画や戦略を実行するという感じ。

 

一方でエフェクチュエーションは存在しない市場や不確実性が高いビジネスで

成功を予測するのが困難な場合に成功者はどのように意思決定を行なってきたか

実際に成功者を研究しながら紐解いた思考プロセス。

 

コーゼーションは普段から学び実践しているけど

実は意外とこの思考プロセスも踏んでいるんじゃないかなと思ったので

どのようなステップで事業をしているのかは理解しておいた方が良いと思い

改めて復習の意味もこめて購入してみました。

 

エフェクチュエーションは5つの原則と本書のタイトルにもあるように

5つの考え方が連なって成果を生んでいるという内容なので

その考え毎に自社の現在までのプロセスを振り返ってみようと思います。

 

まず、「手中の鳥」といった手持ちの手段について

そもそも今のコトスタイルでやっているワンストップサービスについて

何もない段階で計画してきたわけではなく

漠然と独立したいという思いの中、店舗デザインの仕事に出会って

転職して不動産を学び、宅建士を取得し、一級建築士を取得したという経緯から

少しずつ自分のリソースが拡大していた。

 

そして、「許容可能な損失」についても結構甘い事業計画ではあったものの

身の回りの資金をなんとかかき集めながら、創業融資に挑戦していることからも

決して無謀すぎないなかでトライしてきたと言えそう。

 

ただし、融資に至るなかで、自分の資金不足があることから

その機会で創業セミナーという存在をしり、創業について学ぶ必要性を再認識し

その創業セミナーによって、事業計画作成という経験を経て

その後創業セミナーを自社で開催するという経緯は「レモネード」と言われる

予期せぬ事態を機会と捉えられてきたのではと思う。

 

そして、融資を実行してくれた金融機関や支援してもらった

行政や中小企業診断士の先生や税理士さんなどが「クレイジーキルト」となり

現在のビジネスにおいても切り離せないパートナーとなっていること

そして、このように少しずつ事業を拡大できているのも

「飛行機のパイロット」の原則の中でやれているという気もする。

 

グロービス経営大学院に入りたての頃に、出来ていないことばかり目につき

このままじゃ本当にまずいと思って学びを続けてくる中で

度々口にしていたのが、先にここに入学していたら多分起業していなかったという話。

実はコーゼーション的な発想では躊躇してしまうであろう起業プロセスだけど

エフェクチュエーション的に進めたことによって今があるという発見だった。

 

これについてはどちらが良いとか悪いとかではないけど

今もし足踏みしている人がいるなら二つの考え方について

改めて俯瞰して考えてみるのも良いのかもしれないですよ。

そして身の回りの手中の鳥から動いてみてもよいのかもしれない。

何かを成し得るには、ひとつではない、いろいろな方法があるということを

知っておくだけでも、少し前に進みやすくなるのかもしれない。

なんてことを最近感じていて

楽しみながらインプットとアウトプットをやっていこうと思ってます。

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古典から学ぶということ

知ることは行うことの始まりであり行うことは知ることの完成

昨日は3年通った大学院の卒業式だったけど(5月頃にかいた記事です。)

どうしても次男のサッカーの大会を観に行きたくて悩み抜いて欠席。

大阪の南の方まで2日間行って来ましたが天気も良かったしゴールも見れたし。

グラウンドの横ではグルメフェスまでやっていて美味しいものも食べれたし

卒業式は残念だけど、どちらも今だけのことだからじっくり考え

自分の本当に大切にしたいことを改めて考えながら過ごした週末でした。

海鮮丼、まぐろがドーンっておいてありました。

解体ショーは見れなかったけど、捌きたての新鮮なやつでペロリ。

 

サンドイッチ。中身はミートにトリュフが入ってます。

 

ハンバーガー。ガッツリ和牛のバーガー。

全部仕事なんですけどね、(^_-)-☆

 

そんな大学院は卒業したけど学びは継続というか全く足りていないので

今は経営道場という本を読み仲間と感じ合うという学びを行なってます。

そんな課題図書だから出会えただろう本が「陽明学-生き方の極意-」

なかなか古典なんて手に取ることもないので良い機会になりました。

 

しかし、古典とはいえ、今でもつながる考え方が素晴らしい考え方で

今も昔も人間の本質的なところは変わらないのかなと感じました。

少し備忘録に深ぼって書いてみようと思います。

 

“人間は誰でも「良知」という立派な素質を天から授かっているのだそうです。

それに磨きをかけていれば、おのずから心の拠り所も得られて、

しっかりと自分を確立することができるはずです。”

 

まずは外に求めてはいけない、自分の中に全ての答えがあると考える。

これは人に対する関わりを持つ時にとても重要な考え方。

 

“苦労は、誰のためでもありません。自分のためなのです。

なるべくなら苦労に負けないで、

むしろ、苦労をバネにして自分を磨いていくことが望まれるのです。“

 

自分に答えがあると考えるならば自分に対して厳しくしなければいけない。

だから苦労をみずからの体験と考えて自ら果敢に取り組めるかが重要。

 

“良知というのは、実はこの世の中の生きとし生ける者すべてを

一体のものとみなす仁の心だというのです。

わかりやすく言いますと他人の苦しみを自分の苦しみとして

感じる心だと言ってよいかもしれません。“

 

自らに矢印を向けながら心で感じることができなければ

人のこころについて理解することは到底できない。

このあたりはこころについて深く考えたことを改めて思い出すけど

自分への意識や体験が浅いと人のことまでわからないというのはすごく理解できるし

本当に今後の自分への課題だと感じている。

 

“人は誰でも天から授かったすばらしい素質「良知」をもっている。

ただし、せっかくの良知でも、ほうっておくと欲望によって曇らされてしまう。

だから、社会有用の人間をめざすためには、

常に良知の発現をはかって修養につとめなければならない。“

 

そして苦労と共にこころを養うということによって

自らの懐を広げるということに努めないといけない。

 

“良知の発現においては、知ることと行うことは一体のものでなければならない。

また、自分を磨くうえでも、実践や仕事を通して磨くことが重視されなければならない。“

 

では、どのように自らと向き合い心を養うか。

それは何事においても実践の中でしか得ることはできない。

だから色々なことに取り組まなければいけない。

仕事以外にも人と関わりをもつあらゆることの中で自らに矢印を向け

様々な感情を理解し解釈し続けることで磨き続けなければいけない。

 

“良知はまた万物を一体のものとみなす仁の心であって、

それがあるかぎり他人の不幸を見過ごすことはできない。

だから良知の発現は、自分だけの修養にとどまらず、

ただちに社会問題の解決に奔走する激しい熱気のようなものを帯びることになる。“

 

そして自らの心の痛みと共に成長した暁には

人のこころの痛みがわかる人になっているだろうという考え。

そして、人のこころの痛みをほっとけないという気持ち。

この人間理解については本当に共感しかない。

 

“知ることは行うことの始めであり、行うことは知ることの完成である。

ほんとうに物事を会得したときには、

知ることのなかにすでに行うことが含まれているのであり、

行うことのなかにすでに知ることが含まれている。“

 

そして知行同一と言われる所以。

学ぶことにどのような意味があるか?

学ぶだけではなぜいけないのか?

ここに答えがあると思う。

 

“人生における最大の病気は、傲の一字、すなわち傲慢であることだ。

謙虚はあらゆる善の基であり、傲慢はもろもろの悪の始まりである。“

 

このように自らを常に厳しく捉えるように心持ちを保つことが

今人生の中で成長するために様々な経験を体験している意味だと

本当に日々の出来事を無駄にしないようにと思う考えでした。

この王陽明という壮絶な人生を成し遂げる上で築かれた考え方は

本当に今の現代でも通用する力強いものだと思います。

 

(ここからは5月に書いた文章を読み、今日書いています。)

MBAでは経営のこととしてマーケティングとか戦略を学ぶものだと思っていました

だけど、実はこうして、人について深く学ぶ機会もあるんです。

だから、経営がおもしろくなるし、学び続けるようになるんだと思います。

また別の古典にもトライしたいと思っています。日々勉強ですね。

 

しかし今期は結構激しい科目を3科目学ぶ予定なので、

3ヶ月は激動の学びに明け暮れさせてもらい、年明けくらいに少しじっくり

自分を見つめるような時間をとうかなと思います。

この陽明学、改めて良い機会に振り返ることができて良かったです。

学んだことを、すぐに行動に移す。

まずは、それをしっかりと継続するところ。

大切ですね。頑張りましょう。

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第一回読書会を経て

社内で読書会を開催

最近は本当に本を読むことが増えた。知らないことが正直怖いし。

本当に責任のある仕事をしていると思うからこそ

関わる人に対して良い影響を与えられるようになるために

様々ことを知ることに対して貪欲にならないといけないと感じている。

 

大学院の学びや読書を通じて大量のインプットを行なっている中で

マーケティングだったりアカウンティングといった事だけではなく

人としてどうあるべきか?という問いについても考えることが多く

そんな考えを社内でも読書会という形で深められたらいいなと思い開催してみた。

 

はじめは、忙しいから誰も参加してくれないかなと思っていたけど

最終5人ものスタッフが参加してくれて本当に充実した1時間になった。

 

仕事について話すことって実務的な解決を急ぎがちだったけど

こうして本を通じて人として理解することを様々な立場や経験で話すことで

スタッフの考えを知ることになるきっかけができたと思う。

 

そして、手応えもあったので第二回読書会の本を探していて

会社のメンバーに進めてもらって

この「チーズはどこへ消えた?」を手に取った。

とても短い話で1日で読み切れるような内容だったけど

人としての本質がわかりやすく書かれていた。

 

一言でいうと変化に対応できない人は衰退するということ。

変化するということを前提に考えて生きれるかどうかで本当に人生は変わる

ただ以外と自分は出来てると思っているけど出来ていない人が多い理由も書かれていて

最近の色々な身の回りでの出来事を思い出し本当にそうだなと感じる一冊だった。

 

そして、自分も日々変わることを大切にとは言っているものの

本当に変われているか少し考え直す機会にもなった。

以外と自分では思っていても出来ていないという点が大切なポイントで

自分の根っこの大切にしているものをしっかりと認知して

強烈にそれに向かうことが大切ななのかなと感じた。

 

最近だと志として、自分らしく生きる世界を広げるみたいな事を

自分ごととしてのミッションにしようかと思っていたけど

その自分らしさを手にいれる前提に様々なことが変化していることを改め理解して

うまくいっていても、それが本当に継続するのか?

当たり前のように変化しても、

その思いを実現するために最短で変化を受け入れ行動できるか?

そんなことをふと考えさせてもらった気がする。

 

読書会の本にするかどうかはもうしばらく検討するとして

みんなで本を読み人同士の理解を深める上で

それぞれが深く人への理解に貪欲になれば

さらに良い仕事に繋がるんだろうなって思ったりしている。

そんな変化が今の楽しみなのかもしれない。

もし、このブログを読んでくださって、読書会おもしろそう!って

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大人になってからも成長できる

発達理論に基づいた人との関わりの中で成長できる理由

 

なぜ部下とうまくいかないのか

 

企業が大きくなっていくと、少なかった時には簡単だったことが

急に難しくなったりすることがある。

コトスタイルでも3人くらいの時から10人くらいになることで

いくつも想像していなかった難しさに直面することがしばしばある。

 

穴澤さんって人付き合いうまいねとか結構言ってもらえるんだけど

全然そんなことはないし、本当はものすごく苦手意識も強い。

MBAでもヒト系科目が一番難しいと感じていたし、

こう見えて、だいたい振り返ると人のことで悩んでいる。

まあ、経営は人につきるし、結局は人で悩むのも当然な気はするけど。

 

そういうわけでもっとスタッフのみんなとコミュニケーションをうまくとりたいと思って

なぜ部下とうまくいかないのかという書籍を読んでみたけど

発達理論に基づいて人が成長するフェーズについて小説風に書かれていて

すごくわかりやすかったし、理屈がわかると見方も変わることもあった。

うまくいかない原因がわかれば、アプローチを変えればよいという感じだろうか。

 

発達理論については、僕自身もまだまだ復習しないといけないと思うけど

このブログを読んでくださっている人にも是非知っておいてもらえると

何か良い影響があるかもしれないので、備忘録に記載しようと思う。

 

発達段階1 具体的思考段階

この段階は書籍では触れられなかったけど、成人期前のことであり

簡単に書くと具体的な物事しか思い浮かべて行動できない段階で

抽象的に考えることができないという子供の時期のことをさしていて

今思えば、何かを実現するためのアプローチとか今は考えられるような

先を読んで行動するということは確かにできていなかった気がする。

 

発達段階2 道具主義的段階(利己的段階)

極めて自己中心的で自分の欲求を満たしたいと思っている時期であり

他者の感情や思考を理解するのはおろか、他社を道具のようにみなしている段階。

おそらく独立したいとずっと思っていた30歳前くらいの頃の自分だと思う。

あの頃は本当に自分の事しか考えられていなかった気がする。

 

発達段階3 他者依存段階

組織や集団に従属し、他者に依存する形で意思決定する段階。

誰かが言ったことを鵜呑みにして物事を決定するという感じ。

そう思うと、ここは意外と早くに脱しているようにも感じる。

とにかく依存したくなかったし、何事も自分で決めたかったので

そう考えると、発達段階2が30歳ではなかったのかもしれない。

 

発達段階4 自己主導段階

自分なりの価値観や意思決定基準を設けることができる段階。

自ら行動基準を定めて主体的に行動する。

独立しようと行動に移しているということは、このフェーズに入っていると思う。

というより、独立できたから、このフェーズに入れたという言い方が正しいのかもしれない。

いずれにしても、自己主導段階を目指していたのは間違いない。

ただ、ここに利他的な精神があったかというと正直怪しい。

だけど、今は企業を経営する責任の範囲を広げてもらったことで

自分だけから、家族や仲間といった責任の範囲は広がっている。

 

発達段階5 自己変容・相互発達段階

自分の価値観や意見にとらわれることなく、

多様な価値観・意見などを汲みとりながら的確に意思決定できる段階。

的確にという言葉は怪しいけど、多様な価値観・意見を汲み取るという点は

正直3年間の大学院生活の中で養っていただいたように感じる。

一方で企業理念である人の成功を必死で応援する会社という考えとして

この段階の特徴である他者が成長することによって、自らも成長するという認識は

以前から全く持ち合わせていなかったわけではなく

その方法論に悩んでいたのかなと振り返って思う。

 

 

このように振り返ると発達段階5ですと自分で言ってるみたいで

なんか気持ち悪いけれど、仕事を通じて成長させてもらってきたんやなって思う。

まあまあきっつい仕事を成長のためやと請け負ってきたことや

資格取得や大学院に通うなど、貪欲に自己投資して学んできたことや。

無理してでも夢だった会社を作ったという人生の中で少しずつ成長してるんやと思う。

あと、そんな会社に多くのスタッフが入ってくれたことが今の自分を作ってくれたんだと

改めて思うし、本当に感謝の気持ちでいっぱいになる。

 

そして、今は関わってくれている特にスタッフのみんなにも

仕事を通じてこういった成長段階を駆け上がったほしいと切に願っている。

発達段階4とか5は目指してほしいなって。

そのためにあえて難しく接するときもあったりしたけど

確かに、一人ひとりの今の状態ということをしっかり見てあげるということも大事だった

一方的なレンズで強引に引き上げようとしても難しさがある。

一人ひとりの成長段階を丁寧に感じながら接することができるように

自分自身がもっと成長しないといけないなと思う。

ここんところは、しっかり内省をして、できるように変化していこう。

 

だけど実際に、これから仲間をどんどん増やしていこうと思っているから

厳しい言い方をすると、今の状態で満足していたら、結構やばいと思ってる。

めちゃくちゃ激しく変化する世の中だから、これは誰しも感じていないといけない

今やっている事は絶対にすべてじゃないし、出来ることだけをやる時代じゃない

人として成長し続けるということこそが能力化している気もする。

 

だからこそ、仕事というのは何かを成し遂げるだけじゃなく

成し遂げていく営みのなかで自らにも影響があるということを感じながら

自分と仕事と向き合って、自分なりに納得のいく道を選択してほしいと思う。

 

そんなことを書いていると

やっぱり、仕事を通じて人が成長する場所を創りたかった。

改めて、そうだったよなって思った一冊でした。

そこはぶれずにやっていこうと思います。

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エン・ジャパンの経営から学んだコト

CSA経営を読んで

エン・ジャパンの飛躍を支えたCSA経営-

 

今年から久しぶりにYEG活動(京都商工会議所青年部)をすることに。

創業の時に、父に会社起こすならここに入るようにと言われて入った会。

本当に多くの人に出会い、たくさんの事を教えてもらった会。

 

46歳で卒業なので、あまり時間はとれないけど

残りの3年は少しでも恩を返せるように活動できればと思う。

今回はそんな活動として6月例会の担当班として

DXHUB株式会社の澤田社長をお招きして講演いただくことに。

こういった機会は、やっぱりこういう会じゃないと難しいなと改めて実感。

 

そして、キックオフミーティングを兼ねて

澤田社長と事前ミーティング。

今は成功されているけど、その過程は順風満帆ではなく

本当に苦労されてきたから今があるんだなと実感。

 

そして、そんな澤田社長からお薦めいただいたのが

エン・ジャパン創業者の越智さんの書かれて書籍。

エン・ジャパンの飛躍を支えたCSA経営。

 

内容は人材系の会社だけど、そこには全く触れておられず

何よりも人を一番に考え。考え抜かれた経営哲学が記載されていた。

正直、このあたりの考え方はものすごく共感させてもらえたし

やっぱり働くという事が人生の中で大きな成長を遂げると改めて確信できた。

 

具体的には、スタッフに対してどこでも活躍できる人材をつくるという

熱い想いをまずは示されており、その想いをどのように仕組化してこられたか

そして、その仕組みの中でどのような成果が生まれたかという内容だった。

 

まずは創業者がどんな風になりたいという思いを発信する。

だけど、それは決して一人で成し得ることではない。

だから共感を生み、共感のもとに集まってくれた人たちと協力して成すことが

経営にとってものすごく重要であるということを伝えられているのかなと僕は思った。

 

まもなく13期も終わり14期に向けて考える時期に入っているし

3年かけて学んだ経営学を形にしなければいけないフェーズだと感じてる。

そんな中で、とても参考にさせていただける書籍だった。

良い企業風土をつくるという目標が実現までやり抜くのみ。

 

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