14期期初会議からの懇親会

14期のはじまり

 

6月末日をもって13期が終わり、7月より14期がはじまりました。

13年前、ここまで続けられるだろうかと不安でしかたなかった事を思い出します。

でもこうして、一年を振り返り、未来を考えるということを続けて

今日があるんだと思うし、未来もそうあってほしいと思います。

何より毎年思うのは、13年前に挑戦して本当に良かったなという事です。

 

13期も色々とありました、良いことばかりではなく、辛いこともいっぱい。

数名のスタッフが退職もしましたし、代わりに新たなスタッフも加わりました。

当たり前のことだけれど、こういう事の一つひとつに意味があるし

人が辞めるのは本当に辛いです。でも個人的には、こんな時代だから、

ずっと同じ会社にいることが不安で、良い判断なのか迷うこともよくわかります。

 

だからこそ、それぞれのキャリアビジョンと照らしている意味を見出してもらえるように

会社として、しっかりと明確なビジョンを描き伝える事が何よりも重要だと思っています。

個人の夢や志が、会社の目指すべき姿に同調している事が何よりも働く上で大切です。

もちろん給与や報酬なども大切だとは思うけれど、この想いが異なってしまったら

結局どんなにたくさんのお金をもらったとしても満たされることはないと思うんです。

だから、想像するのが本当に難しい未来を想像して伝えることに毎年相当の時間をかけます。

 

今年も、14期のはじまりとして伝えたいメッセージは伝えられたと思います。

あとは、その想いに賛同できるか、心から信じて一緒に走れるかだと思います。

もちろん、仲間の顔をよく見ながら、足りないものを仲間と共に補いながら

今日よりもさらに、素晴らしいチームとして、僕たちの目指すべき姿を成し遂げるために

みんなと前に進んでいきたいと思ってます。

 

そして、そんな想いを伝える期初会議を終えて、場所をとあるビルの屋上へ移します。

そこには、コトスタイルのアルバイトスタッフやグッドランプのスタッフにアルバイトスタッフがいて

今年は、コトスタイルとグッドランプ合同で懇親会を開催しました。

梅雨時だったので、屋根のあるビアガーデン。

まずははじめての人もいるので自己紹介から。

 

今年はスタッフからアルバイトまで、そして協力会社さんとも

さらなるコミュニケーションを充実させたいと思っています。

という事で、お絵描き伝言ゲームを開催しました。

社員チームよりアルバイトチームの方が伝言できていたな。笑

でも、ものすごいテンションでコミュニケーションできたしバッチリ!!

 

しかし本当に癖の強い素晴らしいメンバーです。

この個性がぶつかりあうことで、ひとつになる事ができたら

相当やばいことになると思いますし、僕に託されたミッションですね。

心合わせの入口には立てたので、早速アクション起こしていきます。

今年も楽しみすぎる!

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ブランディングが9割

ブランディングとは

2024年3月6日

いま、カスタマージャーニーとブランディングという科目を受けて

マーケティングを学んでいます。

 

そんな中で読んだブランディングが9割という本。

学びに限りなく近かったけど

実際に学びの方が深いので、学びについてアウトプットしますが

多分1ヶ月後今日書いたことはすべて変わっていそう。

それを楽しみに書きます。

 

従来のマーケティングはずいぶんと変わり

ブランディングとは企業とお客様が共に共感するものとなった。

 

そして、ブランドは創業者としての目指すべき姿を世の中に宣言することからはじまる。

ブランドステートメントという言葉で語られるけど

そのブランドステートメントの一貫性こそが重要で

あらゆるタッチポイントで表現されなければいけない。

 

そうすることでお客様の頭の中にブランドを構築していく。

そして共感・共鳴・共振を生み出すことができるという

ものすごいことを学んでいる。

 

とにかく、今は学びに集中して、4月からアウトプットしたいと思う。

1ヶ月は学びに集中しようと思う。

きっと、コトスタイルもグッドランプも強くなれる。

そんな風に今思ってるから、また後日談として。

 

そして7月1日…

今読み返したけど、そんなに間違ってなかった

ただ、このころよりもかなり深い感じになってる。

そしてコトスタイル株式会社は14期と株式会社グッドランプは7期が

今日からはじまります。

 

今年はまじで、これをやろうと思ってます。

株式会社グッドランプのブランドステートメントは5月に

そしてコトスタイル株式会社は明日発表します。

 

とりあえず学んだことはやってみる。

やってみて、どんどん自分たちなりに変化もさせる。

だから、今が完璧ではないと思うけど

どんどん良くなる感じを楽しみながらいこうと思います。

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お客様の本音

聞いてはいけないけど、聞かないといけない

 

大学院生活も残りわずか(の2月頃に書いてます)

最後の授業に選んだカスタマージャーニ―とブランディング

なかなか大変だとは聞いていたけど

今までで一番たいへんな渦中にいます。

 

カスタマージャーニーはブランドを強くする。

ブランドとは世の中に企業が送るラブレター。

一緒に愛を育んでいくもの。

 

このあたりの感覚が少しずつ掴めそうでつかめない。

今、実はものすごく苦しんでいます。

そして、これから実際に課題の研究テーマに対して

インタビューを行います。

 

僕たちが選んだブランドの目指すべき姿

そして、実際に僕たちがそのブランドで行動したジャーニーをもって

インタビューに望んで見えてくるものから

カスタマージャーニーマップを作り

ブランドとしての課題に対する施策を考える。

 

そんなインタビューにフォーカスした書籍

マーケティング・インタビューを読みました。

人はそう簡単に真実を語ってくれないとう話。

だから簡単に聞こうとしてはいけない。

だけで、聞かないとわからない。

このあたりを獲得できるとブランドをかなり理解できると思う。

しばらく、これに集中しようと思ってます。

また成果は後日談として。

 

そして、そんな授業が終わり無事卒業して3ヶ月。

今自社のブランド宣言つくってます。

あの時は本当に出口が見えずに本当に苦しかった。

でも、出たらわかる、あの時の意味が。

なんでも、苦しい方を選んだ方が後から得した気分になるもんだ。

 

今は期末で14期の計画づくりで追われているけど

こんなに、経営のこと考えるのが楽しくなるなんて

知れば知るほどに旨味を増してくるという感じだろうか。

もっと早くに出会ってればよかったと思うけど

このタイミングだからいいんだろうな。

人生は本当に不思議に良いタイミングで何かが起こるように思う。

 

ずっと挑戦できる男でいたい。

そんな挑戦する姿で、人に良い影響を与えられる人になりたいと思う。

まだまだやるべきことは山積み。

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人のことを理解する上で重要なこと

そんなふうに見てるんだ

 

“「こころ」というものなどない、という考え方もある。

そういう考え方があってもいいとは思うけれど、

「こころ」というものはある、としておかないと、

なんにも見えなくなってしまうんだよ。

だって、ほとんどの人間が「こころ」で動いているからさ。

「こころってものが、あるんだ」と、

まずそこだけは共通の理解にしたい。”

 

とある授業で教えてもらったんだけど

今までそんなこと、考えたこともなかった。

でもこの「こころ」について研究することの意味はすごく理解させてもらった。

そんな授業があって、この本を読んだせいかもしれないけれど

どんな感情の変化が起きているか

どんな「こころ」の動きが起きているか

最近はそんなこころの動きを知ることに苦悩しがちだけど。

それこそがたいせつなことだと、いまは思う。

 

ほぼ日刊イトイ新聞で有名なのか、糸井さんが有名でほぼ日刊イトイ新聞が有名なのか

それは、正直どっちでもいいけど、そんな糸井さんを尊敬している

講師から教えてもらった心の大切さとイトイさんのこと。

どうしても読みたくなって、読んでみて思った。

なんていうか、見方とか見え方とかいくらでもあるから

だから、ただ見てるだけじゃおもろくないんやなって。

ちゃんと、しっかり、ていねいに、自分なりに見ないといけない。

 

またおもろいもんに出会えた、人生を味わう大きな変化になると思う。

いや変化を味わおう。

 

まだまだだけど、こんなふうに人生楽しめるのって

めちゃくちゃ素晴らしいし、おもろい。

 

人生は人それぞれだから、これが正解とかはないからこそ

自分のなかを覗くということが大切なんだと思う。

それが人を知るはじめの一歩になる。

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マーケティング、ブランディング学び直しの3ヶ月(続編)

カスタマージャーニーとブランディング


年末に注文していた本が届いた ※年始に書いたブログです。

前回のブログでも書いたカスタマージャーとブランディングを教わっている講師

鹿毛講師の書籍「心が分かるとモノが売れる

インパクトのある講義内容に加え頭から離れない予習。

そんな状況の中で届いたもんだから、速攻で読み切った。

 

講義で話されていたエピソードももちろん随所で登場するけど

マーケティングがいかに変化してきたからこそ

このような講義スタイルをとられているかという事がわかった気がする。

 

人間について知るという事が一番大事なんだと

なんども、なんども、伝えられながら

今までの自分の生き方や考え方について猛省するとともに

これからすぐに切り替えて生きて行こうと決意した。

 

昔のように情報や物の種類も少ないときには

いわゆるマーケティング論としてのSTP4Pといったフレームワークも通用する。

もちろんマーケティングで抑えるべき点はMECEになっているので

決して利用するべきではないという記載もあったが

では、何がかわったか、その解としてSTPの限界について触れられている。

 

“既存の体系化されたマーケティング理論が得意とするのは、

あくまでも本人が気づいている「感情」や「意識」です。

人間の行動の95%は無意識によって支配されているというのが定説ですが、

自分でも気づかない心は、本人にも説明できません。

マーケティングのフレームワークは常に、この潜在的な心の課題を突きつけられています。”

 

この一文からもわかるように、人がものを購入する時のことについて

ほとんど無意識で購入するという事が記載されている。

昨日のお昼ご飯や、先週に買った服などの理由を覚えているか。

でも、この無意識に購入している部分を知るということが

人を知るという事であり、マーケティングで最も大切な事だと理解した。

 

しかし、この根っこの心の部分を知るというのが本当に難しい。

“人は驚くほど、論理的な行動をとっていません。

人間の思考や行動は5%の顕在意識と95%の潜在意識で成り立ってます。

そのため、お客様本人も気づいていない心のツボ=インサイトを探り当て、

クリエイティブを通じてアプローチすると、すさまじい効果を発揮することがあります。”

まあ、簡単なことであれば、世の中はヒット商品だらけになっているし

おっしゃっていることは凄く腑に落ちることばかりだった。

 

さらに本書でも講義でも続く

“自分のインサイトもわからないのに、他者のインサイトを理解するというのはとうてい無理な話。”

結局自分の行動に対しても、もっと知るという事が重要であり

自分の本当の根っこの部分の、なんでそれ買ったのかみたいなところの

無意識の意味を探るようなことをトレーニングしないといけない。

そう考えると今まで本当にしょうもない買い物をしてきた気がする。

まあ、これから切り替えれば全然いいし、やるしかない。

 

最後に響いた言葉

‘心のツボを掘り当てるには、一人の客としての自分の行動や感情、意識に目を向け、

克明に再現すること、これらを生み出す自分の心理を深く理解することが欠かせない。

一流のマーケターになる前に必要なのは、一流の消費者になること。”

本当にそうだと思う。

 

3ヶ月後どうなっているだろうか。

本気でワクワクするし、ドキドキもする。

この歳でこの感情を取り戻せたことにすら

すごさを感じて仕方がない。

 

※ここからは今日書いてます。

とまあ、あれから半年ほどが過ぎようとしていることに唖然とするけど

未だ良い消費者には到底なれていないし、なんなら少し意識も薄らいでいる気がする。

本当にこれで終わってよいのか?

なんのためにあんな努力したのか?

今一度、あの頃のことを脳みそに焼き付けないといけない。

 

頭フルに使い倒すために糖分を補給するために

ガンガン頭に汗かいて

31アイスクリームを毎日食べないといけない。

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マーケティングとブランディングを学ぶ

カスタマージャーニーとブランディング

一応本科生としてラストの授業がはじまった。

※下記内容は2024年1月に書いています。

 

最後は色々考えてマーケティングを学ぼうと思い

CJB(カスタマージャーニーとブランディング)という科目を受講することに

もの凄く人気な講師の先生の科目を取ることができて

DAY1を受けたけど、本当にやばかった。

 

思いを馳せることを書き出すと長くなるからやめておくけど

ブランドに対する考え方、企業のブランディングへの取り組み

3ヶ月やり切れたらガラッと変わっている事は間違いないと思う。

3ヶ月やり切れたら、、、

それくらい、タフな授業だってことはわかってたしやるしかない。

 

そんな講師が紹介してくれた本がこれ

嵐に学ぶマーケティング

とりあえず、全部に目を通すという気概で速攻ポチった。

 

DAY1では定義について学び、まずはまさかの暗記。

カスタマージャーニーを学ぶ目的とは?

STPの限界とは?

ブランディングとは?

ケラーの図とは?

ブランドが目指す姿を何で評価するか?

タッチポイントとは?

ブランドターゲットとは?

戦略的ターゲットとは?

一言一句、全員が言えるように。

この歳で暗記はきつかった。

 

そして、なぜここに学びにきたのかという

自分の本当に本当の表面じゃないダークサイドの意味を考えることについて

いかに人を知るということが大切か

一から十を知るということが大切か

そのために自分を知ることが大切か

考えながらこっからの3ヶ月は本当に必死で食らいついて行こうと思った。

 

そして、この本を読んで感じたこと

嵐は凄かった。

上に定義されている事の全てを未だ理解しているわけではないけれど

ほぼ、これを体現したグループだった。

国民的なアイドルでありながら、マーケターとしての力があるのは魅力的。

マーケティングとブランディングをまじで獲得したいと思った。

 

ただ、これだけ読んでも多分あかんとも思う。

まずは上に書いた定義について覚えるところからはじめる。

3ヶ月後まじで楽しみでもあり、不安でもある。

やるしかない。

 

※ここから今日書いてます。

 

そんな3ヶ月の学びは長いようで短いものだったけど

本気でやりきれたと本当に思う。

メンバーにも恵まれていたのは感謝しかない。

でも時には大人気ないことも言ってしまってた。

 

そんなメンバーと本科生最後の学びをやりきれたこと

自信にもつながるし、実務でも活かせると本気で思う。

もし思うところがある人がいたなら、ぜひ受講してほしい。

ただ、相当な負担は覚悟しないといけないけど。

でもそれだけの負担をかけないと得られないんだと思う。

 

授業は終わったけど、終わらせたらいけない。

ここから学びを本当に活かせないと意味がない。

なんのために時間を使って学びに費やしたか

今は自分のこころとしっかり向き合えてると思うし

モノの見方もずいぶんと変わったと思う。

 

あと、しんどいことに貪欲にならないといけないなあって久しぶりに思った。

大変なこと、辛いこと、苦しいこと、そんな苦悩することにこそ

自分を知るということができる。

そして、自分のこころを知らないと、人のこころなんて読めない。

人の大変なことや、辛いことや、苦しいことや、痛みを感じれない人は

きっと、何も生み出すことなんてできないし、何も獲得できないと思う。

人のこころがわかる人になって。

良い仕事を通じて社会とか人に良い影響を与えられる人になりたいと思う。

 

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リーダーシップとは何か?

目指すべき組織とリーダーとしての心構え。

 

2024年がはじまり、この本から読もうと手に取ったのが

この「サーバントリーダーシップ」だった。

2021年の4月から通い始めたグロービス経営大学院も

残すところあと3ヶ月で一旦修了する。(5ヶ月前に書いてます。)

 

様々な経営に関する学びを一通り学んだからこそ

リーダーシップとは何か?といった問いが生まれ

この本にたどり着いたと思っている。

 

リーダーにも様々な種類のリーダーがある。

俺について来いと先頭を走るタイプや

指示をしながら後ろで指揮をとるタイプ。

でもどちらも何か違うと感じていた。

 

そんな中で、サーバントリーダーシップといった

奉仕するリーダーについて書かれた本を読み

まだまだ理解しきれていないけれど、多くの共感を感じた一冊だった。

 

“他者への思いやりや、能力の高い者と低い者が奉仕し合うことこそ、

良い社会を築く確固とした礎である。”

 

“信念と批判との間にある健全な緊張感の必要性。

それは高い成果を上げる組織を作るための活力として必要なものである。

運営幹部とスタッフにはほとんどの場合、信じる事が必要とされる。”

 

“人は誰しも完璧ではない。すべてを任されるべき人はいないのだ。

完璧さというものは、対等なメンバーとして

関わる人々と能力を補い合うことによってのみ見いだされる。”

 

奉仕し合える関係を築くこと。

それを率先して実行するのがリーダーシップではないかと思う。

 

“仕事のために人間が存在し、また、人間のために仕事が存在する。

違う言い方をすれば、企業は製品やサービスを顧客に供給するために存在し、

また、意義のある仕事を人に与えるために存在するのだ。

つまり、企業は奉仕する組織になる。

サービスを提供する者と受ける者の双方に奉仕する組織になるのである。”

 

そして、仕事こそがリーダーシップとしての営みの象徴であり

人が生きていく上で大切にしなければいけないものが詰まっていると感じている。

仕事を通じて助け合いながら共に導き合えるような関係。

そのはじまりこそが、奉仕からはじまるように感じる。

 

“初めのうち、新しい企業倫理では、

社員と顧客への奉仕の割合が同等かもしれない。

だが、経済が発達して生産性が高まるにつれ、

消費者の意識も向上し、より少ないもので満足するようになる”

 

“すると、消費者よりも社員に対する奉仕が勝るようになり、

製品やサービスを生み出すこと以上に、

働く喜びこそが、仕事をする意義となるだろう。”

 

働くことこそが喜び。

まさに僕が思い描く働くが楽しいと感じる世界を広げるといった

僕自身の志に通じる。

 

“さまざまなスタイルを持つ有能な人材がのびのびと活躍できるためには、

多様な環境を生み出す必要があるからだ。

企業のリーダーと経営陣がこうした一連の動きの背景を提示すれば、

社員ひとりひとりが目的をはっきりと見据えることができる。

それによって、社員は必要なときに適切なサポートを得られ、

個性を失わずに、より大きな目的を果たすための一員として

自分も働いていることを実感する。”

 

この本書に書かれた一文こそが、僕が成し遂げたいことを言語化している。

そのために、まず僕自身が獲得すべきものとは?

 

“聞くというのは姿勢、他人が話すことや伝えようとしていることに対する姿勢のことです。

まずは心から関心を寄せる。すると注意深く耳を傾けることになり、

それによって深い理解につながっていく。そうやって知識を得るのです。”

 

人の話を聞くと言うこと

 

“真のリーダーシップとは

極めて個人的なことでありながら

本質的には集団的なものなのだ。”

 

組織のなかで、仲間の声を傾聴しながら

いかに組織を導くかを考え尽くす。

 

そしてそんな考え尽くしたこと

それを実現する為に3年学んだことが活かされる。

結局最後は人だと卒業前に改めて思う。(5ヶ月前の書いていて卒業済みです)

 

改めて過去に書きためていたものを読み

自分が人とどのように関わるべきかということを改めて考える機会になった。

人は人としか成長できない。

そのために、奉仕の精神を持って関わる気概を持ち続けないといけない。

もっと、相手のことを知ろうとしなければいけないし

そのために、自分のことも知ろうとしなければいけない。

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マーケティングカンファレンスに参加して感じた気づき。

クリエイティブ・ジャンプとは

アジェンダノートを手掛けられている株式会社ナノベーションさんの

マーケティングカンファレンス ネプラス・ユー京都2024に参加してきました。

アジェンダノートは尊敬する大学院の講師の方が時々出られているのがきっかけで

マーケティングはどんどん変化するのでトレンドを知るために見てます。

 

そんなアジェンダノートを見ていたせいかわからないけれどSNSで

マーケティングカンファレンスを京都でやられるということを知って

これは、行かない理由ないな、あるとしたら時間との兼ね合いだけだから

まあ、時間をなんとかすれば行けると信じて申し込んで行ってきました。

 

今回のテーマはクリエイティブ・ジャンプということで

マーケティングの施策が決まった上で、どうクリエイターとクリエイティブするか

みたいな話が聞けるのかなと思っていたのですが、全然そんな話じゃなく。

改めてマーケティングは全ての業務に繋がっていて

マーケティングをクリエイティブ・ジャンプすることを考えるという二日だったように感じます。

 

はじめにコクヨの黒田社長がスピーカーで話されていて

組織づくりと仕組みづくりの話をされていたので

正直勝手な思い込みがあったので、なかなか内容が入ってこなかったのですが

その後の他のスピーカーの方々があらゆる角度でクリエイティブ・ジャンプという

キーワードについて自分なりの見解を話されていることから理解がはじまりました。

 

とにかく今の時代、みんな勝ちパターンなんてない中で

違う感覚を企業に取り入れようと色々な取り組みをされていました。

例えば、社長とか役職で呼ばずにニックネームで呼び合う文化だったり

プロトタイプはガンガン作っていいよっていう文化だったり

その業種や業界だからできる羽目の外し方を色々考えながら

羽目を外せる組織づくりと仕組みづくりをしないといけないという危機感を感じました。

 

羽目を外すようなぶっ飛んだ遊びごころのある組織を作って

面白いことが柔軟にスタッフから続々とアイデアがでるような仕組みを作って

とにかくイノベーションの種をつくる組織文化を作ろうとしているような

そんな風に自分なりに二日間を味わってみました。

これがマーケティングについて感じた気づき。

 

あと、それ以外に感じたのはネットワーキングについて

本当に20代の若いビジネスマンが参加していて一生懸命名刺交換して

必死で色々な人に関わりあって話をしている姿にやられました。

こんなにもビジネスに熱狂しているんだ凄いなって。

また20代の方が200人ほどの前でプレゼンテーションを30分されている姿にも

自分の20代の時に比べて悔しいけど環境が違いすぎると少し悔しくも感じたり。

まあ、すごく栄養をいただける時間を過ごせたと思います。

 

 

個人的に好きな企業さんの社長さんのお話が聞けたし

やっぱりぶっ飛んでるし、ぶっ飛ばないといけないんだなって

経営者としてマーケターの目線を絶対に持ち続けることで

もっとビジネスに熱狂したいと背中を押してもらったような感じの二日でした。

いつも言ってるけれど、ほんまもっと頑張らなあきまへん。

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オッサンは劣化するのか?43歳の僕がやるべき事はあるのか?

日本における社会構造の問題について

MBAでは授業以外にも読書会やろうよなんて感じでお誘いが来る。

そんなノリで今度読書会やるからどうって感じで紹介してもらった本。

 

劣化するオッサン社会の処方箋

 

その時は確か一年目で宿題にアップアップだったので

とにかく購入したはいいけど、本が溜まりまくって全然読めず

通称積読(ツンドク)と言われる状態になっていた本。

 

処方箋という言葉から、勝手に医療系の本かなと思っていたけど

色々読み終わったタイミングでふとこれが目についたので手に取ってみたら

山口周さんの本だったので興味が沸いて3日で読破。

読書会の時も馬力出しておけばよかったと後悔。

 

内容としては、今の日本社会に対する苦言であり

簡単に説明すると日本が良かった時代では

企業を作ったリーダーと言われる人たちが活躍する機会がたくさんあったけど

その次の世代は、そんなリーダーの元で学びの機会を得られたとはいえ

リーダー達を超えるような経験をする機会を得る事はできなかった。

 

そして今、さらにその次の世代の人たちはそんなオッサンたちの元で

まさかリーダーのような経験の機会に巡り合う事はできず

当然のように、今の日本社会が衰退しているというロジック。

 

だから今の日本はあかんねん!という事が前半に書かれていて

では、この先そんなオッサン達はどうするべきかという事が後半に書かれている。

具体的には人生100年時代と言われているからこそ

学び続ける事が、いかに重要かという事だったので

まあ、これからも挑戦を繰り返し、学び、成長し続けるスタンスは変わらず行こうと思った。

 

これがオッサンに対して、めちゃくちゃはしょって説明した内容。

ただ、それよりも、読みながら感じたのは今のオッサンよりも

これからオッサンとなる世代について考えたりしていた。

 

学びという概念について量よりも質を高めなければいけない。

学びには教養と経験に大きくわけられる事ができるけれど

とくにこの経験からの学びの影響は大きい。

 

例えられていたのは、20年同じ仕事をやっているとしたならば

最初の1年は学びだけど、残り19年は学んだことを継続しているに過ぎない

といったまあまあ厳しい論考。

 

でも、より具体的な事例として山中教授がIPS細胞について

はじめから研究をはじめたわけではなく別の研究を行うなかで

ひとつの専門的な研究を続けるべきかについて相談し

そうではなく、他にも多くの研究をするべきと助言された例が印象的だった。

 

僕自身も店舗デザイン設計施工という業務を学び独立を考えたけど

親父の反対もあって、それなら他の事も学ぼうと不動産を学んだ経験があるし

昔のような一社に勤めるリスクについては

今の人達も、独立するかしないかではなく、自らのキャリアを真剣に考えた上で

今どのような学びが必要かということを考え続ける事が重要だと思った。

 

また新しいことに挑戦するということについても書かれていた

新しいことに挑戦したいという人はたくさんいるけど

新しいことをするために、今のことを辞める方が難しい。

僕の場合は、なぜかタイミングとか、環境がうまいこといって

新しいことに挑戦しやすかったのかもしれないけど

この点も人生において日々考え続けるべき問いなんだと思う。

 

まあ、オッサンが若い人に向けて発信してもあまり響かないと思うので

あまりこの点を言及するのはこれくらいにしようと思う。

そしてオッサン、いや自分に向けて結局いくつになっても

良い学びをし続ける環境を作り学びつづける姿勢が大切だと感じている。

 

“最もシンプルかつ重要な処方箋は、私たちの一人ひとりが、

謙虚な気持ちで新しいモノゴトを積極的に学び続けるということになると思います。”

 

この最後の一言が本当に大切なんだと思う。

成り行きで得た立場にあぐらをかくんじゃなくて

いつまでも、心は若々しく、学びに貪欲で、知識も豊富となり

人生を楽しめるような生き方をしたいと思う。

 

そして、自社でも学びの機会を作ろうということで

今月読書会を開催することにしました。

さて、何人のスタッフが集まってくれるだろうか。

オッサンの挑戦は続く。

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起業家はどこで選択を誤るのか

誰とやるかと何をやろうとしているかが重要

 

MBAも残すところあと3ヶ月となった。

やっぱり応用展開科目は創造系をとろうと

ベンチャーマネジメントやベンチャー戦略プランニングといった

スタートアップのケースをじっくりと学ばせてもらった。

 

なぜ創造系なのかというと、今の事業の立ち上げと

いわゆるスタートアップの立ち上げの差について学びたかったから。

この差については本当に学びが多かった。

 

ベンチャーマネジメントでは自社がスタートアップではなく

スモールビジネスを展開しているという現状に気づき。

ベンチャー戦略プランニングでは、

スモールビジネスとスタートアップでは起業の考え方が

まるで違うことを知る事ができた。

 

そして、この本では、何を大切に起業という

ビジネスを立ち上げる上での難所に対する

判断軸をいかにもつかという点が示唆されていた。

 

その他の授業ともリンクしながら

僕自身が何を大切に会社経営を行なっているかに気づけたから

この本はめちゃくちゃ大切な気づきを得る本となった。

 

起業はひとりでやるべきか?それとも誰かとやるべきか?

そして事業規模が拡大するなかで、どのような人を雇うべきか?

また必要な資金に対しては、どのような資金調達を選ぶべきか。

その答えはひとつではなく、それぞれの想いに繋がっている。

 

だからこそ、なぜ起業するのかという本質が

いかに重要かという事が、今だからわかるし

今だから上記の問いにも答えられる。

 

ただ、今後の展開次第では、

判断軸や打手のオプションは変わる可能性もあると思う。

きっと、今後環境の変化で僕自身の価値観も変化する。

その時に今までの体験だけで判断するべきか。

または、これからの体験が変化を促すか。

どちらにしても、そこから全て繋げないといけない。

 

とまあ、3ヶ月前にこんな文章を書いていたんだけど

MBAも終わって、ゆっくりしようとは全く思わずに

学びを止めないためにも、継続して大学院には通うことを決意して

昨日も仕事から帰って授業というルーティン。

 

ちなみに、今この誰とやるかって話のところを読みながら

やっぱり、自社からもっともっと発信しないといけないということを感じてる。

コトスタイルでこんなことやろうと思ってる!そんな想いを打ち出さないと。

それを一緒にやりたいって人はなかなかキャッチアップできないし

そういう仲間が集まりにくくなっていたことも反省している。

 

でも、なんだかんだで、理念やビジョンやビジネスモデルやビジネスの想いには

一人一人と話すと共感してくれているようだし、もっと対話の数を増やして

やっぱり今のメンバーに想いを伝えるということをしたいと思う。

もちろん一人ひとりの人生だから、ずっとここに居てほしいとも思わないし

ここに居たから次に挑戦できるような場所にもしたい。

でも一方でやっぱり、ここでも挑戦できる場を作るということも大切だと思ってる。

 

このところ急にいろんな事が動き出してきたので

しっかりとその波に飲まれるんじゃなくて、

どこに向かって進んでいるのか明確にしながら

そんな船に乗っかりたいなって思える仲間が増えるように

今の仲間ともっと高いところ目指していこうと改めて思う。

 

でも、やっぱり何をやるにしても人なんだと。

改めてそう思う。

 

参考図書:起業家はどこで選択を誤るのか

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