今年のテーマは「文化を創る」
2022年が終わると共に、ようやく後厄が終わった。
意外とそういうの、気にするタイプなんです。
大きな怪我や病気は免れたけど、最後の最後に家族全員でコロナになりました。
でも、それはそれで良かったのかもしれないと前向きに捉えている。
年末年始子どもたちと、どこにも行けないという事で
お互いの夢を語ったり、その為にやるべき事を考えてみたりと
おかげで、とても充実した時間を過ごす事ができました。
奥さんの千葉に、帰省する事は出来なかったけど、どこかで時間を作ろうと思う。
昨年は大学院へ入学し、コトスタイルでは学びを活かして中期経営計画を策定し
グッドランプではマーケティングから改めて枯らし熟成焼肉つついをリニューアルした。
学びを自社に持ち帰るという目標に対して成果は出せたと思う。
コロナ禍ではあったものの、業績も良くなっており、何よりスタッフの成長が著しかった。
創業から12期目に入り、創業時に比べてたくさんのスタッフが増えた中でも、
このような挑戦を続ける事ができている事は感謝でしかない。
さて、2023年が始動したが今年は「文化を創る」をテーマにしたいと思う。
日本もようやく、コロナが少し落ち着いて来ているように思う。
もちろん、まだまだ医療機関などで忙しくされておられる
エッセンシャルワーカーの皆さんには感謝しかないけれど
全国高校サッカー選手権も声出し応援が再び戻ってきたり
町中では、少しずつ外国人の方々がトランクケースを引いている姿も見るようになった。
だけど、コロナ前に戻ったかというと、そうではない。
もちろんコロナだけではなく、ウクライナ情勢や物価高の影響もあるが、
いよいよアフターコロナの景色が見えてきたという感じだと思っていて
ここで、変われる企業と、変われない企業と差が生じると考えている。
だからこそ、まずは変化に果敢に挑戦する企業になる事が絶対条件だと思う。
僕たちの仕事でも、個店へのアフターコロナの影響はとても感じている。
具体的には物価高の影響は消費者の消費意欲を下げる原因となっているが
一方で家賃は下がらず光熱費は上がるといった固定費は上がっている。
これは、あきらかに個人でお店を経営される方々にとっての厳しい状況でしかない。
そして、それは金融機関の融資姿勢にも現れている。
簡単に言えば、今までのような出店状況ではないということである。
このような影響は、新たな出店に対する意欲の低下にも繋がり
以前のように出店したいという人の数が減っているという数字にも現れている。
僕たちが描く個店で京都を盛り上げたいという想いに対しては厳しい現実が続く。
そんな中、僕たちに出来ることは何か、そんな事を考え続けているが
その問いの答えが、きっと新たな進化につながると考えている。
そして、この変化と進化に挑む事こそが、コトスタイルの文化になると考え
今年の目標を、「文化を創る」事とした。
戦略は策定したが、すごいスピードで外部環境は変わる。
そんな変化に当たり前のように、戦略も変化し続けなければいけない。
変化や進化といえば、とても聞こえの良い言葉だけれど、
現状を変え続けるという文化を根付かせるという事はとても難しい。
変化は誰かが起こすものではなく、すべてのスタッフが主体的に
且つ、本気で取り組まなければ、実現できない事だと考えるからである。
今までは、なんとなく出来ていた事が外部環境の変化でできなくなる。
受け入れがたい事実を受け入れる勇気や行動はものすごく負担になると思う。
しかし、変われるのは相手(環境)ではなく自分たちにしかできない事であり
いかに変わり続ける外部環境に合わせて変われるかという事に対して
挑戦する文化を創り、言語化し、浸透させる事を実践できるかが今年の目標となる。
働くという事が、とても幸せに感じられるようにする為に
自分たちが、目的を持って、自分たちが居心地のよい仕事を創り
仕事を通じて共に成長できる場を創り拡大し続けられるよう。