サッカーとビジネスのプロが明かす育成の本質。
昨日に続いて読書感想文第二弾。
実は、ビジネススクールの先生に僕コーチもやってるんですって言ったら
この本を紹介されたので、速攻でポチって読みました。
しかし、ビジネススクールの先生は本当に本を良く読んでる。
知識も豊富で引き出しも多彩でかっこいいっす。
独立する前は必死で独立しようと本を読みあさってたけど
独立してからは必死で走ってきので読書とかしてなかったけど
振り返ると、時間作ってなかっただけやったなーと、まあ後悔。
本ってめちゃくちゃ学ぶ事があるので
勉強と合わせて習慣にしたいと思います。
ほんで、この本は元サッカー日本代表の菊原さんという方と
楽天株式会社楽天大学学長の仲山さんの本。
楽天で、ヴィッセル行って、横浜Fマリノスで知り合うみたいな感じで
「サッカーの育成の大切な事がビジネスにも共通する!」
ざっくり言うとそんな感じの本。
しかしタイムリーな話題で、昨日は天皇杯で
横浜Fマリノス(J1)がホンダFC(JFA)に敗れたり。
FC東京が順天堂大学に敗れたりと。
まあ、何が起こるかわからんところの面白さも
ビジネスに似てるという感じなのかも。
本題に戻って育成とはってことだけど
やっぱり大切なのは、自分で考えるという一言な気がする。
今はシュート打つところやん!
今はパスやろ!という具体的指示ではなく
選手自らが考えてプレー出来る環境を作る。
それが、自ら考える選手を育てる本質。
これはビジネスも全く一緒でめちゃくちゃ大切。
最近読んだ「教えないスキル」もそんな感じだったな。
ちなみにこれ↓こっちは完全サッカーモードで読んだけど。(^^ゞ
どちらも、決してノーコーチングを薦めてるわけじゃなく
退屈でもなく、プレッシャーも大きすぎない
今できることに対して少しむずかしい事をやることで
夢中にさせてあげることができるという環境づくりの話。
夢中っていう言葉はなんかすごくささったな。
グループからチームになって行くという話も興味深かった。
空気を読みながら遠慮し合うのがグループ。
そこから、ちょっとずつ言いたいこと言い合える環境に入って
それを乗り越えたら共通の判断基準をえられてチームになる。
あと、やっぱり怪我とか試合に出れないときにマインドが変わる。
これは、自分も高校のときに味わってるので凄く共感。
仕事ないときって、仕事が当たり前のときとマインド違うし。
そういう意味ではコロナ禍のピークの時は逆にプラスだったのかも。
あと、失敗から学ぶ事の大切さと、失敗の仕方も共感。
失敗してもいいというと誤解があるけど、失敗しても怒られない環境。
心理的な安心感があると、伸び伸びプレーできるという意味で
結果的に自分で考えて最適なパフォーマンスに繋がる。
教えるというよりは、環境を作るってことが大事。
まあ、サッカーでも、仕事でも、共通して大切なこと。
最後に、サッカーってっどこでも誰とでもやれば
ワイワイと仲良くなれるスポーツで。
それが、大人になって仕事とかで活かせたら最高だなって思いました。
ちなみに昨年JFAのC級指導者ライセンスとって本格的に指導も勉強中。
今年はビジネススクール通いながらB級も挑戦します。
結果的にビジネスとして会社に持って帰れるものがある気がする。
いくつになっても、結局サッカーと仕事が好きなのがわかったし
好きなことを学ぶってことが、大事なんやねー。
楽しみながら40歳がんばろ。