アフターコロナで、物件がすごく動いていますね。
そこで、今日は久しぶりに物件探しについて書こうと思います。
アフターコロナで不動産業界はどう変化したのか?良い物件はいかに探すべきか?
その前に、良い物件の定義については、こちらのブログを是非御覧くださいね。
ちなみに、昨今気になるのは物件価格の上昇です。
資材の高騰、インフレ、職人さんの不足など色々な背景はありますが
不動産仲間と話していても、下がる気配はないです。残念ですが、、、
では、この不動産価格が下がらないという事がどう影響するか?
実は、収益還元法という不動産価格を決める方法があるのですが
これは家賃によって価格が決まるというものでして
要は高い家賃を稼げる建物が高く売れるという収益不動産の考えに基づきます。
要は、不動産価格が下げない為に、家賃を下げられない物件が多いという事なんです。
このように、不動産価格が下がらない(家賃が下がらない)中で
物件を探し、個店を経営するのは、本当に難しい時代に差し掛かっています。
しかし、そんな物件ばかりではないからこそ、
不動産探しが、まずは個店経営の第一歩になると考えても過言ではないでしょう。
事業はPIVOTできますが、物件を変えることはできません。
だからこそ、良い物件を見つける為の方法を解説しますね。
おすすめを紹介する前に、少しだけ不動産について
元付けと客付けという言葉を聞いたことはありますでしょうか。
元付けとは家主さんから物件を預かって紹介する不動産屋さん。
客付けとは物件を探している人の物件を探す不動産屋さん。
この元付けと客付けが情報を交換し合いながら物件を紹介するのが
今の、不動産業界の仕組みなんです。
では、客付けである不動産屋さんに物件を探してもらうのかと考えますが
実は、不動産屋さんは元付けも客付けもどちらもやるので
あまり、そこは難しく考えないようにしてくださいね。
ただ、物件を探すにあたり、なぜこのような事が重要かですが
実は、物件を借りたい人(需要)と物件を貸したい人(供給)では
圧倒的に需要が勝っているんです。
要は、貸したい物件が少なく、借りたい人は多いという背景です。
これが、何を意味するのかというと
不動産屋さんがどのように行動するかという話に繋がります。
結論から言うと、元付けの不動産屋さんは
自分たちで元付けと客付けのどちらもやろうと考えます。
なぜか、それはそれぞれから報酬を貰えるためなんです。
そう考えると当然ですよね。
では、良い物件の定義については前段で説明しましたが
この良い物件を探す方法については、正直これが正解という方法はなく
いかに、たくさんの物件に出会えるかという点を考えるのが重要です。
では、いかにたくさんの物件に出会えるかという方法の答えとは何か
それは、元付けの不動産屋さんを探すということなんですね。
おいおい、さっき不動産は元付けも客付けもどっちもやるって言ったやん。
そうですよね、たしかに言いました。
だから、物件探しが難しいとうことなんです。
ただし、元付けを探すヒントはあります。
それは、元付けさんが物件を公開したがらないという行動に対して
いかに物件を探すかという事だと考えています。
そんな背景から、いかに元付けさんと出会えるか
良い物件に出会えるかといういくつかのアプローチをご紹介しますね。
1.ポータルサイト
圧倒的な物件数が掲載されているのがポータルサイトです。
いろいろなポータルサイトがありますが、おすすめはat homeでしょうか。
でも、他のポータルサイトもあたってくださいね。
不動産屋さんが、お金を払って掲載するサイトなので
見ている人もきっと多いと思いますが、その分消えるのも早い。
まずは、ポータルサイトを抑えてください。
2.街の中を足で探す
同じ理屈ですが、色々な場所にテナント募集中といった
看板を見られた方もたくさんおられると思います。
あの看板に書いてある電話番号はどこにつながるか?
元付けの不動産屋さんですよね。
こう考えると、不動産屋さんがどう行動するかを考えるかが
物件探しにおいて、極めて重要だと言えそうですね。
3.不動産屋さんに飛び込む
意外とやられない方が多いのですが、もしエリアが決まっていたら
その付近の不動産会社さんに訪問することをおすすめします。
不動産屋さんは、元付けになるために家主さんに営業されます。
家主さんの営業は近くの家主さんになることが多いので
意外と実はさっき預からせてもらったばかりなんですよって物件があるかもしれません。
ポータルサイトは費用もかかるし、テナント看板は手間がかかるので
行動に移すまでの時間に良い物件と出会える可能性はすごく高いですよ。
4.その他企業サイト
その他の企業のサイトも是非たくさん見てくださいね。
企業サイトにしか掲載していない物件も多数あります。
僕たちは、基本的には囲い込みといって、他社に隠すようなことはしませんが
意外と自社だけでしぶとく募集される不動産屋さんもあるので
とにかく、たくさん足を運んでください。
4つの方法をご提案しましたが、他にも同業からの紹介や
出入り業者である、酒屋さんなども、よく情報をもっていますので
とにかくアンテナを貼る事が重要です。
はじめにもお伝えしましたが、物件は変えることができないので
本当に慎重に決断するようにしてくださいね。
もちろん、他社さんの物件の内覧にも施工会社として
一緒に内見させてもらい、アドバイスをさせて頂くこともできますので
もし、そのようなご要望があればお気軽にご相談ください。
今日は物件の探し方について書かせて頂きました。
皆さんが良い物件に出会われることを心から願っております。