JR山科の駅前エリア、三条通りに面したビルの1Fにてオープンされたスペインバル「Sobremesa」様のオープンのお手伝いをさせていただきました。
“Sobremesa”とはスペイン語で、食事が終わった後テーブルでお酒を楽しみながら会話を楽しむような時間を指す言葉。そんな店名の由来のとおりカウンターは奥行きが約80センチとかなりゆったりとしており、大きなテーブルを囲んで座っているような感覚になります。この大きなカウンターは厨房との距離感も程よく、まさにSobremesaを楽しむのにピッタリな雰囲気となっています。
厨房の壁は塗装で仕上げています。アンティークな雰囲気をもった深い緑色は、色の見本帳だけでは再現するのが難しいような微妙なニュアンスを再現するため塗料を調整して施工しており、このお店だけのオリジナルです。
女性用のトイレの壁にはピンク、男性用のトイレの壁にはグリーンと、差し色で色を使いつつも決して派手ではなくどこかスペインの異国っぽさを感じられる空間となっています。
外観もスペインの街角のような雰囲気をめざしており、ドアはご支給品を取り付けていますがこちらは実際に外国で使われていたアンティークのもの。横幅がとても大きく存在感があります。
三条通りに面した角の外壁は、レンガ調石貼りに見えるような仕上げをしています。実際にタイルやレンガを貼り付けた訳ではなく、ローラーでスタンプのように石積みの柄を付けた左官仕上げをしています。この外壁に大きくロゴを手書きの描き文字でいれているので、お店を探す際は目印にしてみてください。
お酒をのんでゆっくり過ごすのにピッタリなバルで、近くに大きな商業施設があるため買い物ついでのランチ使いにもピッタリなお店です。近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
Instagram▶@sobremesa20217
内容:店舗デザイン設計施工・ストアツール
業種:飲食店
広さ:約66.72㎡(20.2坪)
住所:京都府京都市山科区竹鼻竹ノ街道町11-4 石田ビル1F(Google Map)