この春、賑やかな四条烏丸界隈からすこし路地に入った場所に、喫茶店がオープンされました。
キーワードは、『昭和・ベトナム・ポルトガル』。「カフェ」ではなく、どこか懐かしい「喫茶店」をイメージし、オーナー様が旅先で美味しい!と思ったものを気軽に食べて頂きたいというコンセプトのもと、ベトナムのコーヒー、ポルトガルのお菓子やワインなどなど、こだわりのメニューが並びます。また、お酒好きな方は必見、お昼でもベトナム料理やポルトガル料理に合ったお酒が用意されているそうですよ。
店内は、カウンター6席、テーブル席が2席。工事は年明け1月末にスタート、飲食店の居抜き物件だったこともあり、カウンターの立上り部分や厨房の棚など活かせる箇所はできるだけ残し、お店のカラーを出していきました。カウンター天板は集成材を使用。濃いブラウン塗装で集成材のいろんな木の表情を引き出し、いい感じの古っぽさが出ています。
また、壁はベトナムの路地をイメージしたグレー、奥の扉はお施主様のご提案でベトナムとポルトガルに共通して咲くブーゲンビリアというお花の色を意識し、内装のアクセントになっています。
椅子や食器、雑貨も、女性オーナーが世界各地で集めた可愛らしいものばかり。隠れ家的な居場所をお探しの方はぜひお立ち寄りください。
内容:テナント仲介、店舗デザイン設計施工、テンポカスタム
業種:喫茶店
広さ:約17.2㎡(5.2坪)
所在地:京都市下京区忠庵町307-1 シャトープティ1F(Google Map)