来月、1周年を迎えられる喫茶店。
東山区・馬町の交差点からスグの「市川屋珈琲」の人気は、
もうご存知でしょうか。
築200年以上の町家をリノベーションされたお店。
「こじんまりした町家カフェのイメージで行くと
ちょっと驚くかも」
と聞いて興味を持ちました。
喫茶店では見慣れない
あるスイーツメニューにも驚き&ほっこり^^
堂々たる町家の風情ある外観。
とくに、京都らしさを求める観光の方にとっては
魅力的な佇まいに違いありません。
さあ、店内へ。
外観の印象よりも、広い空間が!
古い和のつくりの中に、洗練されたモダンな要素がアクセント。
吹き抜けのスペースもあります。
梁など、昔ながらの構造にココロ魅かれて
高い天井を見上げました。
歴史を感じながら、ゆっくりとコーヒーを楽しめます。
そばには珍しい焙煎機も。
見どころ満載です。
店内は、ゆるやかにくぎられ、
席によって、少しずつ異なる雰囲気を満喫できます。
カウンター席からは、お庭がよく見えます。
こちらの建物は、元は窯元だったそう。
コーヒーカップは
オーナーさんのお兄さんがつくられた
清水焼だと伺いました。
季節によって内容が変わる
フルーツサンドが人気とのこと。
今回は、柿でした。
まさに旬!ですよね。
シャキシャキ食感の柿と
熟した甘みある柿、両方いっぺんに味わえるという
ありそうでなかった贅沢なアイデア。
そして、コーヒーカップやフルーツサンドのとなりに
写っているものは…
そう、大福なんです。
喫茶店のスイーツに大福!?
ユニークな発想ですよね。
ほっとします。
ゆったり脱力していいお店なんだなあと
自然に笑みがこぼれます。
オミセツクルストーリーに出てくる
るい子さんのお店も
「カフェで巻きずし」
というトライをしていましたが、
そんなメニューの工夫や遊びゴコロも
お客さんには楽しく伝わるのではないでしょうか。
町家を活かした構造、
モダンなカウンターまわり、
メニューの工夫など
たくさんのアイデアがつまった喫茶店。
「駅チカじゃなくても繁盛する秘訣」などを
肌で感じられるように思えます。
お店づくりを考えていらっしゃる方、
すてきな喫茶店なので、ぜひ一緒に行きましょう^^
次の季節のフルーツサンドは何かなあ。
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