2023年9月、祇園にオープンした「Wine Bar Verite」。
前回は、ワインバーをオープンしたいきさつや、物件探しについてお聞きしました。
今回は、リノベーションの様子について詳しくお伺いします。
最もこだわったのはワインセラー。
想像以上の出来に満足しています!
——リノベーションで最もこだわったのは、やはりワインセラーですよね。実はお店に入った瞬間から、ワインがズラリと並んでいる光景に圧倒されていました。
林田さん:
ヴィンテージワインが1000本入れられるワインセラーは、物件選びの条件でもありました。ガラス張りでカウンターからもワインを見ることができ、お客様自身が中に入って手に取ることができるウォークインセラーにしたかったんです。
ワインリストも用意していますが、お気に入りのワインを見つけるなら、実際に見てもらうほうが楽しんでもらえますからね。
ボトルを置く棚の角度や、庫内の温度・湿度などは、私の知識をお伝えしながら一緒に考えました。最近の主流であるステンレス製のモダンなものではなく、ヴィンテージの雰囲気を壊さない木材を使うことにもこだわりました。
庫内は湿度を80%に保つ必要があるので簡単なことではないのですが、想像以上に良いものに仕上げていただき満足しています。
——林田さんがこれまで培ってきたワインのノウハウが、このワインセラーに生かされているのですね!ほかにもこだわった点があれば教えていただけますか。
林田さん:
ヴィンテージワインを扱う空間にふさわしい、クラシカルで上質さを感じられる内装にしてほしいとお願いしました。レイアウトや全体のデザインはコトスタイルさんからご提案いただき、カウンターに使う木材の色味や質感などはサンプルを見ながら決めていきました。
どの位置にどの木材を使うか、早いスパンで決めていきたかったので、あまり迷うことはありませんでした。イスやスピーカーも、内装の雰囲気に合わせて選んでいます。
店内はほぼ全て新設しましたが、厨房の一部やトイレやエントランスの鉄扉など、以前のものがそのまま使えそうなところはなるべく活かして、なんとか予算内に収めてもらいました。
——リノベーションで苦労したことや、印象に残っていることはあるでしょうか。
林田さん:
照明は試行錯誤しました。例えば、壁にディスプレイしているワインボトルに光がしっかり当たっていなければ、お店の雰囲気がガラリと変わってしまいます。ワインバーは店内を暗くするので、光をどこにどのように当てるのかがとても重要なんです。
ディプレイを照らすようにスポットライトを追加し、照明の明るさや角度を変えるなどして、理想に近づけていきましたね。ウォークインセラーとの対比をどのように表現するかも、時間をかけて考え抜きました。
——お店をオープンされて、お客様の反応や手ごたえはいかがですか。
林田さん:
おかげ様で、お客様の反応は上々です。ワインに詳しい人ほど、ガラス張りのウォークインセラーに興味を持ってくださいますね。グラスよりもボトルを空けていただく方が多いのは嬉しいです。
生まれ年のワインを選びに来られる方も多いですよ。
——コトスタイルに依頼して良かったと思う点を教えてください。
林田さん:
前回もお伝えしたとおり、コトスタイルの担当者と最初にお話しをしたときに「この会社なら、私のビジネスの成功をしっかりサポートしてくれる」と確信しました。
それは間違っていなかったと改めて思います。私が求めていることを理解して、期待以上に応えていただきました。対応の細やかさ、丁寧さも申し分なかったです。お願いして本当によかったです。
——最後に、今後の目標や、やりたいことをお聞かせください。
林田さん:
まずは、今のお店をしっかり軌道に乗せることですね。世界には素晴らしいワインが数多く存在します。ブドウの品種や育った環境、歴史もさまざまで面白い。奥深い魅力を当店で知ってもらえたらと思います。
いずれは私がそうしてもらったように、ワインを学びたいと志す方を受け入れる環境をつくりたいです。次の世代が育ってきたら、よりキャパシティが大きいところへ移転リニューアルすることも視野に入れています。
その時が来たら、ぜひまたコトスタイルさんにお願いしたいです。今回の経験をもとに、さらにレベルアップしたワインセラーが完成することを期待しています(笑)。
——期待値が大きくなっていきますね(笑)。
林田さん、今回は貴重なお話をありがとうございました!
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