

令和7年3月に、弊社コトスタイルで開催された「神戸先生の創業セミナー」に参加しました。
私は普段、店舗デザインに携わる立場として仕事をしていますが、今回のセミナーでは“創業者の視点”をあらためて深く理解するきっかけとなりました。
いくつかセミナーで印象に残った言葉を特別に🤫お教えします!
「準備に時間をかけられる人が、失敗しない」✏️
神戸先生の最初の一言が、とても印象的でした。
「1年準備しても、2年かかってもいいんです。『今だ!』と感じるまでは、踏み出さなくていい」
これは、焦りがちな現代の空気とは逆行しているようでいて、だからこそ深く刺さる言葉でした。
創業というのは、始めることがゴールではなく、始めてから続けることが何より大切。開業はゴールではなくスタート。だからこそ、どれだけ入念に“スタートライン”を整えられるかが、その後の継続性や成功率を左右する。
私自身、普段は設計段階からオープンまでのスケジュールに追われることが多いのですが、この言葉を聞いて「もっと立ち止まって、事業者さんと一緒に考える時間を大切にすべきだな」と感じました。
「場所が9割」――立地の選び方で決まる未来🏪
今回のセミナーで何度も強調されていたのが「場所の選定」の重要性でした。
単に家賃や立地条件を比較するのではなく、“その人の事業と人生に合った場所”をどう見極めるか。
その判断軸には、売上見込みだけでなく「暮らしとのバランス」「継続できるストレスのなさ」など、すぐには数字に現れない要素も含まれていました。
実は、設計に入る前段階で「この立地で本当にやっていけるのか?」という問いに向き合う時間は、つい軽視されがちです。でも神戸先生は、
「物件を決めた瞬間に9割決まる。設計はあとからでも変えられる」
と断言されていて、私たち設計者にとっても大きなヒントになりました。
「開業する人が知らない“お金の仕組み”💰️」
資金調達についても、非常に具体的な話が多くありました。
たとえば日本政策金融公庫の仕組みや、信用金庫との関係性、創業計画書にどんな視点が求められるのか、といった話は、開業希望者にとって本当に役立つ内容でしたし、私たちデザイナーも「こういう部分まで寄り添えると、信頼されるな」と思いました。
「融資担当者は人を見ている。どんな思いで、どんな準備をしてきたかを、言葉と数字で説明できるかがカギです」
という神戸先生の言葉には、“書類を整える”だけではない“覚悟と準備”の重要性が込められていました。
「うまくいった人より、うまくいかなかった人の話から学ぼう」
特に印象に残ったのは、数々の“失敗事例”のシェアです。
成功者の話はどうしてもキラキラして見えますが、その裏で「何が足りなかったのか」「なぜうまくいかなかったのか」を知ることは、何よりも学びになります。
・物件選びを焦った結果、家賃負担に悩まされた例
・内装にこだわりすぎて資金が枯渇した例
・オープン後に生活バランスを崩した例
いずれもリアルで、だからこそ他人事ではない重みがありました。
デザインの仕事が、もっとできること
今回のセミナーに参加して、私は改めて「設計という仕事は、物理的な空間をつくるだけではない」と感じました。
✅️立地の選定段階で、未来のイメージを共有すること
✅️事業計画の中で、空間がどう影響するかを伝えること
✅️運営まで見据えた“無理のないデザイン”を提案すること
こうした関わり方ができるようになれば、私たちデザイナーの存在価値はもっと高まるのではないか――そんなことを考える時間にもなりました。
次回のセミナーにも、ぜひ!!
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