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限界費用ゼロが変えるビジネスについて

限界費用ゼロ社会がもたらす未来の可能性

MBAを取得して経営に関する多くのことを学びましたが、まだまだ知らないことが次々と出てくる時代。学んだことはとても大切なインプットだと思っていますが、それ以上に学び続けるという大切さを学んだという気もしています。修了してからも、さらに知識を深めたいという気持ちは強く学びを続けています。前回のブログから始まったテクノロジーに関する学びのプチ連載。今回二冊目として課題図書として紹介された本は「限界費用ゼロ社会」です。限界費用ゼロ社会がもたらす未来の可能性について書き留めておきたいとおもいます。

限界費用ゼロがもたらす世界の一例:Googleのようなビジネスモデル

限界費用がゼロになるということはどういうことか?従来型のビジネスでは考えられなかったのですが、そのサービスにかける費用が低下するだけではなく、無料になるということなんです。これによって生産性は当然に指数関数的に伸びます、お金をかけずにサービスが提供できるようになる。まさにテクノロジーだからできるという話です。そして、それがまさに今さまざまな業界に変化を巻き起こしています。代表的な例は、Googleの検索エンジンでしょうか。私たちが日常的に無料で使っているこのサービスは、限界費用ゼロ社会の象徴であり、他の業界にも同じような変革が訪れるのは時間の問題だと言われています。

アセットライトで解決する価値に挑む

こうした未来の話は、一見するとわかりにくく思えるかもしれませんが、だからこそ本質を丁寧に紐解くことが大切です。そして、アセットライトな世界でいかに効率的かつ革新的に価値を提供するかを考えるのは思考はとても疲れますが、新しいことを考えるのが好きなわたしにとってはとてもワクワクする作業です。

コトスタイルが掲げる「オミセツクルカンパニー」としての価値も、この未来と深く結びつけられると感じます。私たちが提供する店舗という空間が、今後どのように進化し、さらなる価値を提供できるか。そのための準備を今からしっかり行い、行動に移していきたいと思います。

知識を楽しみ、ビジネスの未来を切り拓く

しばらくはこのようなテクノロジー関連の本を読み進めていく予定です。時には突拍子もない考えが浮かぶかもしれませんが、そうした発想こそが新たなビジネスの突破口になると信じています。これまでの学びをさらに深めながら、残りの課題図書を一冊一冊丁寧に読み進め、未来を見据えた具体的な行動へとつなげていく予定です。「第四次産業革命」に続き「限界費用ゼロ社会」。このテーマで書き進めるプチ連載。結構リアルに面白い読み物になると思いますし、みんなで面白い未来がつくれるといいなあなんて思いながら書いています。是非次回も楽しみにしてください。