2024年 忘年会を開催しました

景色を変えるということ

今年も恒例の忘年会を開催しました。協力会社の皆様をお招きし、

スタッフ全員で準備を進めたおかげで、今年はクイズ大会などの企画もあり、

本当に楽しい時間を過ごすことができました。

 

また、今回の忘年会の様子をまとめたムービーを作成しました。

笑顔溢れる参加者の皆さんや、スタッフの工夫が詰まった

企画の数々を感じていただける内容になっています。ぜひご覧ください!

 

 

冒頭の挨拶では、私たちの仕事について

「景色を変える」という言葉を使ってお話しました。

これは、お客様が自身のお店を持つという「お客様の景色を変えるお手伝い」と、

それによって街が想いで溢れる場所となり、「京都の景色を変える」

という二つの意味を込めたものです。

そして、来年も皆さんと一緒に、この「景色を変える仕事」

を続けていきたいとお伝えしました。

 

宴が始まると、楽しい時間はあっという間でした。

こうした集まりは年に二回ほど開催していますが、

年々参加者が増え、その楽しさもどんどん広がっています。

素敵な方々とご一緒に仕事ができることに、

心から感謝の気持ちでいっぱいです。

 

今年も残りわずかとなりましたが、今回の忘年会で得た活力を糧に、

年末まで全力で走り切りたいと思います。

そして、この勢いをそのままに、来年も挑戦を続ける企業でありたいと考えています。

 

現在、コトスタイル株式会社では協力会社様を募集しております。

私たちと一緒に、京都の町の景色を変えるお手伝いをしてくださる方をお待ちしております。

また、スタッフやアルバイトも同時に募集しています。

このような会社に興味を持っていただける方は、ぜひお気軽にご連絡ください!

 

協力会社様のお申し込みはこちら。

スタッフのお申し込みはこちら。

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デザイン思考について

楽しみながら人と共に創るというのが好き

7月から学んでいたデザイン思考と体験価値という授業が先日終わった。

そして、同時にこちらの書籍(クリエイティブ・マインドセット)も読み終えた。

デザイン思考については、何度か学びの機会があったんだけど

今回のように実践的に学ぶ機会はなかったので、めちゃくちゃ良かった。

 

デザイン思考というのは人間中心の思考方法で

Appleとかが取り入れてる思考方法。

デザインというとプロダクトの容姿について想像する人も多いと思うけど

そうではなくて、問題解決に対するアプローチ方法のこと。

 

この著者のIDEOというデザインファームさんがそれの典型で

Appleのマウスとかつくった人のデザインのプロセスについて書かれている。

モノ中心だと、スペックがどうとか、サイズがどうとかなんだけど

人間中心というのは、人がどんなことを考えているかというインサイトを見つけて

そこから、そのインサイトを解決するまでのプロセス。

 

このブログの文章だだけじゃ伝わりにくいと思うけど

解決したい体験についてインタビューをしながら、インサイトを伺い

そのインサイトに共感するというプロセスを経て問題定義を行う。

そしてそこから発想をはじめ、試作を検証することで

プロダクトやサービスといった問題定義に対するソリューションを生み出すというもの。

 

今回僕はお店を探すという体験を考えたいというテーマを提案し

それに賛同してくれたチームメンバーとSNSでアンケートを行いながら

気になる人にお願いしてZoomでインタビューを繰り返しながら

様々なお店探しの体験についてお話を聞かせてもらってインサイトを探り

各々が探ってきたインサイトを語り合いながら課題を絞って

そこからアイデアを創り出して、そのアイデアをまたインタビューした人に

どう思うか意見を聞かせていただきながらサービスの案をつくるところまでを

3ヶ月の授業の中でやらせてもらった。

 

何より、その3ヶ月でペルソナ設定やカスタマージャーニーの作成以外に

顧客観察、ルールブレイクなど様々な思考のヒントを教えてもらいながら

発想をカタチにしていくプロセスをエキサイティングに学ばせてもらった。

そんなデザイン思考の祖ともいえるのが、このトム・ケリーさんとデイヴィッド・ケリーさん

方法もおもしろいんだけど、正直今まで考えるという事に少し苦手要素を持っていて

白紙の紙に書いていくというのがすごく怖く感じていたから

この様々な考えるということについて、とにかく手を動かすという事に

やってみてめちゃくちゃ感激したというか、もうめっちゃ会社の文化にしたいと思ってる。

それくらい自分の中でも思考方法としてガツーンとくるものがあった。

 

学びについていっぱい書いたけど、ちょっと書籍についても触れておこうと思う。

“普段の日常生活となると、私たちは周囲のものの目もくれず、

自動運転で過ごしていることがあまりにも多い。

問題点に気づくには、そして物事のやり方を改善する機会に気づくには、

新しい視点で世界を眺めるのが効果的なのだ。”

そう、この新しい視点を持ちたい気持ちは山々だけど、それが難しい

だけど、そんな新しい視点を持つ方法はたくさんあることに気づけた。

しかも超効果的な方法。

 

“共感とは、自分の先入観を疑い、自分が正しいと思うことを

一旦脇にのけ、本当に正しいことを学ぶことなのだ。”

これは最近もよくやってしまっているから、大きな内省として捉えている。

以前このブログでも傾聴の大切さを書いたと思うけど

やっぱりもう自分の中だけで物事を突き動かすというのはなかなかむずかしんだと思う。

人と人が交わり合って生み出されるという方向に進まないといけない。

 

“時には、ちょっとした視点の変化で、新しい洞察が生まれることもある。

あなたの、知識を脇にのければ、物事を新しい視点で眺められるようになる。

そして、答えよりも疑問が見つかるようになる。

しかし、本当の洞察とは、世界に飛び出し、あなたが生活を改善したいと思っている

相手に共感してこそ得られるものなのだ。”

正直ここは本当にインタビューで大事だと思ったし、数やらないとって感じた。

昨年学んだカスタマージャーニーとブランディングでも教えてもらったけど

ここでも結構意識してインタビューしたけど、本当に学び深い経験になった。

 

“人生を単なる義務から真の情熱へと変えたいなら、

まずは現状が唯一の選択肢ではないと認めることだ。

生き方や働き方は変えられる。失敗を新しい物事に挑戦するためのコストととらえよう。

挑戦して失敗するのを恐れてはいけない。最悪なのは安全策を取ること、

慣れ親しんだ現状にしがみつき、何にも挑戦しないことなのだ。”

これは、本当に日々経営をしながらスタッフにも伝えていること。

子どもたちにも伝えてるけど、もっと伝えないといけないな。

本当に時間が経つのは早いし、失敗なんて早くにやったほうが絶対良い。

もっと、勢いのある組織文化、家族の雰囲気を創ろう。

 

個人的にアンダーラインを引いたのはそんなところだけど

つまるところ、失敗を恐れててはなにも起きない、失敗をしてこそ何かが生まれる。

そして、失敗を前提にするわけではないけど、新しいものを生み出すために

わざと自分の凝り固まったものを捨てることが必要になる。

ちょっと前に、これからの経営は羽目を外さないといけないと言ってた人がいるんだけど

個人的にその言葉がめちゃくちゃハマってると言うか、めっちゃ大切だと思ってる。

デザイン思考で、コトスタイルの経営、組織文化、いろいろ、もっと面白くしていこうと思う。

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